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マルカラピッド

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
マルカラピッド
欧字表記 Maruka Rapid[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 牝[1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2020年2月28日（4歳）[1]
父 マインドユアビスケッツ[1]
母 ヴェルメンティーノ[1]
母の父 ダイワメジャー[1]
生国 日本の旗 日本（北海道千歳市）[1]
生産者 社台ファーム[1]
馬主 日下部猛[1]
調教師 今野貞一（栗東）[1]
競走成績
生涯成績 11戦2勝[1]
中央：7戦1勝
地方：4戦1勝
獲得賞金 3460万円[1]
中央：800万円
地方：2660万円
（2024年6月23日現在）
勝ち鞍
JpnIII エーデルワイス賞 2022年
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マルカラピッド（欧字名:Maruka Rapid、2020年2月28日 - ）は、日本の競走馬[1]。2022年のエーデルワイス賞の勝ち馬である。

馬名の意味は、冠名＋快速[2]。

戦績

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2021年のセレクトセールにて、日下部猛に3000万円（税別）で落札された[3]。

2022年8月20日、小倉競馬場5レースの2歳新馬戦（芝1200m）でデビューしたが、最下位14着惨敗に終わる。この結果を受け、陣営はダート路線への転換を決断。この判断が功を奏し、転向初戦・通算2戦目の2歳未勝利戦（中京競馬場・ダート1200m）で初勝利を収めた。3戦目は初の重賞挑戦で10月のエーデルワイス賞に出走。道中は好位を追走し、直線で上り最速の末脚を繰り出して先行各馬をまとめて交わし、ダート転向2戦目で重賞初優勝を果たした。本馬を管理する今野貞一調教師、鞍上の小沢大仁騎手も、これが重賞初制覇である[4]。重賞連勝を狙った11月の兵庫ジュニアグランプリは直線で伸びきれず、オマツリオトコの4着。JpnI初出走となった年末の全日本2歳優駿は好スタートを決めハナに立ったが、粘り切れずデルマソトガケの5着に敗れた。

2023年年明け初戦の昇竜ステークス、2戦目の兵庫チャンピオンシップとも7着敗退。秋は3勝クラスでのレースとなるが、入着が精一杯でこの年は勝利を挙げられなかった。

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[5]およびnetkeiba.com[6]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 格 距離（馬場） 頭
数		 枠
番		 馬
番		 オッズ
（人気）		 着順 タイム
（上がり3F）		 着差 騎手 斤量
[kg]		 1着馬（2着馬） 馬体重
[kg]
2022.08.20 小倉 2歳新馬 芝1200m（良） 14 1 1 009.30（4人） 14着 R1:10.4（34.6） -1.9 0小沢大仁 52 シルフィードレーヴ 464
0000.09.19 中京 2歳未勝利 ダ1200m（稍） 10 8 10 011.50（4人） 01着 R1:12.1（37.1） -0.3 0小沢大仁 53 （ジュンウィンダム） 464
0000.10.20 門別 エーデルワイス賞 JpnIII ダ1200m（良） 16 3 5 009.40（4人） 01着 R1:13.7（37.6） -0.5 0小沢大仁 54 （エコロアイ） 464
0000.11.24 園田 兵庫ジュニアGP JpnII ダ1400m（重） 12 6 7 007.90（3人） 04着 R1:30.3（38.7） -1.3 0小沢大仁 54 オマツリオトコ 463
0000.12.14 川崎 全日本2歳優駿 JpnI ダ1600m（稍） 14 8 14 042.60（8人） 05着 R1:44.5（42.2） -1.2 0小沢大仁 54 デルマソトガケ 461
2023.03.12 中京 昇竜S OP ダ1400m（良） 16 6 12 014.40（6人） 07着 R1:25.0（37.9） -1.0 0小沢大仁 55 グレートサンドシー 464
0000.05.03 園田 兵庫CS JpnII ダ1870m（良） 12 4 4 025.70（5人） 07着 R2:04.6（41.7） -3.9 0松若風馬 55 ミトノオー 463
0000.08.20 小倉 薩摩S 3勝 ダ1700m（良） 16 6 11 015.50（8人） 14着 R1:46.3（40.6） -3.1 0松若風馬 53 フルヴォート 472
0000.12.02 阪神 妙見山S 3勝 ダ1200m（良） 16 5 9 035.50（9人） 04着 R1:12.1（36.8） -0.7 0B.ムルザバエフ 55 タイセイブレイズ 488
2024.01.13 中山 初春S 3勝 ダ1200m（良） 15 2 4 022.30（6人） 07着 R1:11.2（36.0） -0.4 0R.ピーヒュレク 56 ワールズコライド 484
0000.06.23 京都 サイレンススズカC 3勝 ダ1400m（不） 15 5 8 067.0（13人） 09着 R1:24.2（35.9） -0.9 0和田竜二 56 ライツフォル 482
  • 競走成績は2024年6月23日現在

血統表

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マルカラピッドの血統 （血統表の出典）[§ 1]
父系 デピュティミニスター系
 [§ 2]
父

*マインドユアビスケッツ
Mind Your Biscuits
2013 栗毛
父の父
Posse
2000 鹿毛 		Silver Deputy Deputy Minister
Silver Valley
Raska Rahy
Borishka
父の母
Jazzmane
2006 鹿毛 		Toccet Awesome Again
Cozzene's Angel
Alljazz Stop the Music
Bounteous
母

ヴェルメンティーノ
2011 栗毛 		ダイワメジャー
2001 栗毛 		*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
スカーレットブーケ *ノーザンテースト
*スカーレットインク
母の母
*ドメーヌ
Domaine
2001 鹿毛 		Hussonet Mr. Prospector
Sacahuista
Walkabout Worldwatch
North Beach
母系(F-No.) (FN:2-s) [§ 3]
5代内の近親交配 Mr. Prospector 5 × 4 = 9.38%、Hail to Reason 5 × 5 = 6.25%、Deputy Minister 4 ･ 5（父内） = 9.38% [§ 4]
出典
  1. ^ [7]
  2. ^ [8]
  3. ^ [7][8]
  4. ^ [7][8]
  • 祖母ドメーヌはチリのG1アルトゥロリオンペニャ賞勝ち馬で2004年のチリ最優秀2歳牝馬。

脚注

[編集]

注釈

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出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o “マルカラピッド”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ “競走馬情報マルカラピッドMaruka Rapid（JPN）”. 日本中央競馬会. 2023年5月3日閲覧。
  3. ^ “セレクトセール2021　セール結果”. 日本競走馬協会. 2022年1月9日閲覧。
  4. ^ 「【エーデルワイス賞】マルカラピッドが豪快に差し切る！断然人気のスティールグレイスは無念の競走中止」『サンケイスポーツ』2022年10月20日。2022年1月9日閲覧。
  5. ^ “マルカラピッド 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2024年7月21日閲覧。
  6. ^ “マルカラピッドの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2024年7月21日閲覧。
  7. ^ a b c “マルカラピッド 血統情報：5代血統表”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年10月21日閲覧。
  8. ^ a b c “マルカラピッドの血統表”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2022年10月21日閲覧。

外部リンク

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