キャント・スタンド・ルージング・ユー
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「キャント・スタンド・ルージング・ユー」 | ||||||||
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ポリス の シングル | ||||||||
初出アルバム『アウトランドス・ダムール』 | ||||||||
B面 | デッド・エンド・ジョブ | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチシングル | |||||||
録音 |
サリー・サウンド・スタジオ 1978年 | |||||||
ジャンル | ニュー・ウェイヴ | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | A&M | |||||||
作詞・作曲 | スティング | |||||||
プロデュース |
スチュワート・コープランド スティング アンディー・サマーズ | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ポリス シングル 年表 | ||||||||
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「キャント・スタンド・ルージング・ユー」 (Can't Stand Losing You) は、ポリスによる曲である。1978年にシングルとして発売され、アルバム『アウトランドス・ダムール』に収録された。自殺についてをテーマにした曲である。オリジナルのシングルは自殺を助長しかねないと言うことでBBCが放送禁止とした。カバーに問題があり、アイスキューブの上に立つ人(スチュワート・コープランド)が溶けるのを待つというものだったのである。(一部の地域では別カバーによって発売された。)スティングは2000年の"Revolver"によるインタビューでこう述べている。
「 | 僕らはBBCがどのようにしてロクサーヌを禁止したかについて、ポスターによる宣伝キャンペーンをしていたんだ。彼らが「キャント・スタンド・ルージング・ユー」に問題があると認識した理由はシングルのカバー写真がスチュワートが首に縄をかけた状態で氷の上に立って、氷が溶けるのを待っていたからさ。 | 」 |
インストゥルメンタル曲である「白いレガッタ」は「キャント・スタンド・ルージング・ユー」のライヴ演奏中にあったジャムの中から生まれた。このインストゥルメンタル曲は1981年にグラミー賞最優秀ロックインストゥルメンタル演奏の座に輝いた。
ポリスは2007年7月7日にジャイアンツ・スタジアムにてLive Earthの一環としてこの曲を演奏している。
ライヴ版が「ポリス・ライヴ」のディスク1(1979年11月、ボストン録音)とディスク2(1983年11月、アトランタ録音)の両方に収録されている。
ミュージックビデオ
[編集]2つのミュージックビデオが存在する。一つめはグループがステージ上でこの曲を演奏しているものである。ショーのサウンドチェックのようであり、スティングが大きな眼鏡をかけている。2つめはグループが赤い背景の前で演奏しているものである。これはロクサーヌの赤い背景のバージョンと同じ日に録音された。
収録曲
[編集]7インチ A&M / AMS 7381(UK)
[編集]- キャント・スタンド・ルージング・ユー - 2:58
- デッド・エンド・ジョブ - 3:35
クレジット
[編集]- スティング - ベースギター、フレットレスベース、アップライトベース、リード・ボーカル、バッキング・ボーカル
- アンディー・サマーズ - リードギター、バッキング・ボーカル
- スチュワート・コープランド - ドラムス、パーカッション、バッキング・ボーカル
参考書籍
[編集]- クリス・ウェルチ『ザ・ポリス/スティング全曲解説』丸山京子訳、シンコーミュージック、1996年、39ページ