ウクライナ国際航空
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設立 | 1992年10月1日 | |||
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ハブ空港 | ボリースピリ国際空港 | |||
親会社 | Capital Investment Project LLC(74%) | |||
保有機材数 | 35機 | |||
就航地 | 88都市 | |||
本拠地 | ウクライナ・キーウ | |||
代表者 | Evgeny Dykhne[1] | |||
外部リンク | https://www.flyuia.com/ua/en/home |
ウクライナ国際航空(ウクライナこくさいこうくう、ウクライナ語:Міжнародні Авіалінії України)は、ウクライナのキーウを本拠地とする航空会社。ウクライナのフラッグ・キャリアともなっており、同国最大の航空会社である。
概要
[編集]ウクライナが独立した翌年の1992年10月1日に設立、1992年11月25日に運航を開始した。ウクライナで初めて外資の参入が認められた会社のうちの1つで、設立当初は、ウクライナ民間航空協会とアイルランドの航空機リース会社であるギネス・ピート・アビエーション(GPA・en:Guinness Peat Aviation)が出資した。その後、1996年にはオーストリア航空とスイス航空が900万ドルの出資を行なった。さらに2001年には欧州復興開発銀行(EBRD)から540万ドルの出資を受けた。結果、オーストリア航空(22.5%)、欧州復興開発銀行(9.9%)が主な大株主となっている。2002年にウクライナ航空の倒産後は、ウクライナのフラッグキャリアとしての地位を継ぎ、アエロスヴィート航空と並ぶ国内有数の航空会社となった。
独立国家共同体(CIS)諸国の中では最初にボーイング737を導入した航空会社でもある。当初は東ヨーロッパ・北アメリカへの路線展開を含めた事業拡大を計画していたが、同じウクライナの航空会社であるアエロスヴィート航空が急速に事業を拡大したため変更を余儀なくされ、西ヨーロッパへの路線運航に専念せざるを得なくなった。
2013年にはウクライナ有数の航空会社であったアエロスヴィート航空が倒産したことで路線網を移管。北米やアジア路線も運航開始し、ウクライナのフラッグ・キャリアとしてウクライナ最大の航空会社となっている。
2022年、ロシアのウクライナ侵攻による空域閉鎖により、定期便の運航を停止している[2]。
主な就航地
[編集]2017年3月現在。
国内線
[編集]国際線
[編集]- 欧州以外
- 旧ソ連
- 欧州
- ベルリン(ドイツ)
- デュッセルドルフ(ドイツ)
- フランクフルト(ドイツ)
- ミュンヘン(ドイツ)
- バルセロナ(スペイン)
- マドリード(スペイン)
- アリカンテ(スペイン)
- バレンシア(スペイン)
- ローマ(イタリア)
- ミラノ(イタリア)
- ボローニャ(イタリア)
- ヴェネツィア(イタリア)
- ジュネーブ(スイス)
- チューリッヒ(スイス)
- グダンスク(ポーランド)
- ワルシャワ(ポーランド)
- ロンドン(イギリス)
- ストックホルム(スウェーデン)
- アムステルダム(オランダ)
- アテネ(ギリシャ)
- ヘルシンキ(フィンランド)
- パリ(フランス)
- プラハ(チェコ)
- ラルナカ(キプロス)
- ブリュッセル(ベルギー)
- ウィーン(オーストリア)
保有機材
[編集]- ボーイング777-200ER : 3機
- ボーイング767-300ER : 2機
- ボーイング737-800 : 19機
- ボーイング737-900 : 4機
- エンブラエル E190 : 5機
- エンブラエル E195 : 2機
2020年1月現在[3]
事故・事件
[編集]- 2020年1月8日、イランのエマーム・ホメイニー国際空港からボルィースピリ国際空港へ向かっていたPS752便 (ボーイング737-800) が、離陸直後に地対空ミサイルにより撃墜された。このミサイルはイスラム革命防衛隊が発射したもので、752便を「敵対的な標的」と誤認し撃墜した。この事故で、搭乗者176人全員が死亡した[4]。
脚注
[編集]- ^ Power structure "МАУ". Retrieved June 30, 2023.
- ^ “ウクライナ国際航空、チャーターや人道支援に対応 国外駐機の機材活用”. flyteam.jp. 2022年3月22日閲覧。
- ^ UIA Fleet - Ukraine International Airlines
- ^ ウクライナ国際航空のボーイング機、イランで離陸直後墜落 乗客170人 - 2020年1月8日 ロイター通信
外部リンク
[編集]- 公式サイト(英語、ロシア語、ウクライナ語等)