TNT (バンド)

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TNT
ティー・エヌ・ティー
TNT Veritasparken 20120619-07.JPG
ノルウェー・オスロ公演 (2012年6月)
基本情報
出身地  ノルウェー
ソール・トロンデラーグ県トロンハイム
ジャンル ハードロック
北欧メタル
ヘヴィメタル
グラム・メタル
活動期間 1982年 - 1992年
1996年 - 現在
レーベル ポリグラム
アトランティック・レコード
Norske Gram
MTM
Bonnier Amigo
TNT Records
Frontiers Records
公式サイト tnttheband.com
メンバー バオール・バルドー・バルサラ (ボーカル)
ロニー・ル・テクロ (ギター)
オヴェ・ヒューズモーエン (ベース)
ディーゼル・ダール (ドラム)
旧メンバー ダグ・インゲブリクトセン (ボーカル)
トニー・ハーネル (ボーカル)
トニー・ミルズ (ボーカル)
ほか 以下を参照

TNT(ティー・エヌ・ティー)は、ノルウェー出身のハードロックバンド

ヨーロッパ」や「ストラトヴァリウス」らと並び、北欧メタル最初期を代表するグループ。3枚目のアルバムが本国チャートで1位を獲得し、日本では特に4枚目のアルバム『インテュイション』が高い評価を得ている[1]

歴史[編集]

結成から1stアルバムTNT』までの彼らの音楽は、ボーカルのダグ・インゲブリクトセンの個性もあって、その後のそれとは大きく違うものであった。また、このアルバムはノルウェー語で製作された。

アメリカ人ボーカルのトニー・ハーネルがこのバンドに参加したのは、2ndアルバムである『Knights of The New Thunder』のレコーディング直前である。

TNTが日本での知名度を上げたのは3rdアルバム『Tell No Tales』(1987年発表)と、続く4thアルバム『Intuition』(1989年発表)の頃である。3rd、4thの二作はプロダクション面でもさらに洗練された内容となったにもかかわらずレコード会社の十分なサポートが得られずライブもままならなかったという。結果としてアメリカ市場ではヨーロッパスコーピオンズといった他の欧州出身のバンドのような大きな商業的成功を収めることは出来ず、3rdの『テル・ノー・テイルズ』は全米100位、4thの『インテュイション』は全米115位と満足のいく結果とはならなかった。

1988年にはバンド最初期からドラムを担当してきたディーゼル・ダールが脱退し、後任としてモーティ・ブラック(ベース)の旧友であったケネス・オディインが加入した。1989年の来日公演も成功させたが、オディインが自身の都合からツアー後にまもなく脱退する。さらにはそれまで所属していたポリグラム・レコードとの契約も失うが、その一週間後にはアトランティック・レコードとの契約を成立させ、新たなアメリカ人ドラマー、ジョニー・マック(ジョン・マカルーソ)を加入させる。

レコード会社の移籍と5thアルバム『Realized Fantasies』の発表を挟んだ二度の来日公演の後、メンバー間の確執などを理由に1992年8月の来日公演を最後にバンドは一時解散する。この解散期間中であった1996年には日本国内でのみ、ベスト・アルバム『Till Next Time』が発売されている。

1996年にバンドは再結成し、6thアルバム『Firefly』、再来日公演、7thアルバム『Transistor』などを経て、再び(公式の発表はないものの事実上の)解散状態となる。その後TNTは2003年にミニアルバム『Taste』をリリースして活動を再開、『My Religion』、『All The Way to The Sun』などを経て現在に至る。

2006年にボーカリストのハーネルが脱退を表明。後任として元SHY、SIAMのトニー・ミルズを迎える。2013年8月、ミルズがソロ活動のため脱退。同年10月、ハーネルがTNTに復帰する。

2014年、4thアルバム『Intuition』の発売25周年を記念した日本公演を17年ぶりに開催[2]

2015年1月に活動方針の違いを理由にハーネルは再脱退し[3]、その後はスキッド・ロウに加入するも同年12月末に脱退。そして2016年5月、TNTに再度復帰した。また、夏に新曲の制作のためスタジオ入りすることを公式サイトで発表[4]

2017年、ハーネルが再度離脱し[5]、アルバム制作も中断。後任にバオール・バルドー・バルサラが新加入[6]

メンバー[編集]

現ラインナップ[編集]

  • バオール・バルドー・バルサラ Baol Bardot Bulsara - ボーカル (2017– )
  • ロニー・ル・テクロ Ronni Le Tekrø - ギター (1982–1992, 1996– )
  • オヴェ・ヒューズモーエン Ove Husemoen - ベース (2016– )
  • ディーゼル・ダール Diesel Dahl - ドラムス (1982–1988, 2000– )

旧メンバー[編集]

  • ダグ・インゲブリクトセン Dag Ingebrigtsen - ボーカル/ギター (1982–1984, 2008, 2012)
  • スタイナー・エイクム Steinar Eikum - ベース (1982–1983, 2008, 2012)
  • モーティ・ブラック Morty Black - ベース (1983–1992, 1996–2004)
  • トニー・ハーネル Tony Harnell - ボーカル (1984–1992, 1996–2006, 2012, 2013–2015, 2016-2017)
  • ケネス・オディイン Kenneth Odiin - ドラムス (1988–1989)
  • ジョン・マカルーソ John Macaluso - ドラムス (1990–1992)
  • シド・リングスビー Sid Ringsby - ベース (2004–2005, 2013)
  • トニー・ミルズ Tony Mills - ボーカル (2006–2013)
  • ヴィクター・ボルグ Victor Borge - ベース (2005–2012, 2013–2016)

作品[編集]

  1. TNT - TNT (1983)
  2. ナイツ・オブ・ザ・ニュー・サンダー - Knights of the New Thunder (1984)
  3. テル・ノー・テイルズ - Tell No Tales (1987)
  4. インテュイション - Intuition (1989)
  5. リアライズド・ファンタジーズ - Realized Fantasies (1992)
  6. スリー・ナイツ・イン・トーキョー - Three Nights in Tokyo (1992、ライヴ・アルバム)
  7. ティル・ネクスト・タイム〜ベスト・オブ・TNT - Till Next Time (1996、日本編集のベスト・アルバム)
  8. ファイアフライ - Firefly (1997)
  9. トランジスター - Transistor (1999)
  10. テイスト - Taste (2003、ミニ・アルバム)
  11. マイ・レリジョン - My Religion (2004)
  12. オール・ザ・ウェイ・トゥ・ザ・サン - All the Way to the Sun (2005)
  13. ザ・ニュー・テリトリー - The New Territory (2007)
  14. アトランティス - Atlantis (2008)
  15. フェアウェル・トゥ・アームズ - A Farewell To Arms (2010)
  16. サーティーン - XIII (2018)

出典[編集]

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  1. ^ 間もなく来日のTNTトニー・ハーネルとロニー・ル・テクロからメッセージ!”. YOUNG GUITAR (2014年5月16日). 2018年3月23日閲覧。
  2. ^ トニー・ハーネルが復帰したTNTが来日公演を開催”. amass (2014年2月2日). 2018年3月23日閲覧。
  3. ^ TNTからリード・ヴォーカルのトニー・ハーネルが再び脱退 amass 2015年1月4日
  4. ^ “TNTにトニー・ハーネルが再び加入”. amass.jp. (2016年5月22日). http://amass.jp/73102/ 2016年6月8日閲覧。 
  5. ^ TNTからトニー・ハーネルが脱退”. amass (2017年10月13日). 2018年3月23日閲覧。
  6. ^ TNTが新ヴォーカリスト加入を発表、新体制後初ライヴの映像がネットに”. amass (2017年11月26日). 2018年3月23日閲覧。

外部リンク[編集]