STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局

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STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局
インターネットラジオ:STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局
愛称 未来ガジェット電波局
配信期間 2009年9月11日 - 2009年10月30日
配信サイト HiBiKi Radio Station
配信日 毎週金曜日更新
配信回数 8
配信形式 ストリーミング
パーソナリティ 今井麻美(牧瀬紅莉栖 役)
花澤香菜(椎名まゆり 役)
インターネットラジオ:TVアニメ「STEINS;GATEラジオ」 未来ガジェット電波局
愛称 未来ガジェット電波局
配信期間 2011年4月13日 - 2011年(平成23年)9月28日
配信サイト ニコニコ生放送
配信日 毎月第2・第4水曜日 21:30–22:30
配信回数 12
配信形式 ライブストリーミング生放送
パーソナリティ 今井麻美(牧瀬紅莉栖 役)
ジョイまっくす(ニトロプラス 最狂広報)
テンプレート - ノート

STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局』(シュタインズ・ゲート ラジオ みらいガジェットでんぱきょく)は、Xbox 360 ゲーム『STEINS;GATE』プロモーションのために2009年に配信されたウェブラジオ

2011年にアニメ『シュタインズ・ゲート』プロモーションのために配信開始されたウェブラジオ『TVアニメ「STEINS;GATEラジオ」 未来ガジェット電波局』についてもここで述べる。

2番組を通して、リスナーは「ラボメン」、ラジオネームは「ラボメンネーム」と呼ばれる。番組挨拶は明確には決まっていないが、「トゥットゥルー」がよく使われる。番組最後の挨拶にも「トゥットゥルー」が使われることがある。

タイトルの「電波局」は、科学アドベンチャーシリーズの前作『CHAOS;HEAD』のプロモーション番組で、2008年(平成20年)に音泉で配信された『CHAOS;HEADラジオ 妄想電波局』から引き継いでいる。

STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局[編集]

HiBiKi Radio Station で、ゲーム発売(2009年(平成21年)10月15日)の前後、9月11日から10月30日まで、毎週金曜日更新。1回30分前後、全8回。また、終了後2010年(平成22年)8月13日までに、特別編3回・出張版1回がCDに収録された。

キャッチコピーは「未来ガジェット研究所からお送りする、世界に混沌をもたらすためのラジオ」。

パーソナリティ[編集]

ただし、番組の大半(コーナー「ウソ? ホント? 未来ガジェット実験室」と最後の挨拶以外)は、牧瀬紅莉栖・椎名まゆり(まゆしぃ)として出演した。番組ページには「牧瀬紅莉栖(CV/今井麻美)と、椎名まゆり(CV/花澤香菜)の2人がお届けする」と記載されていた。

このほか、岡部倫太郎もディレクターとしてスタジオにいて、カンペで指示を出したり台本を書いたりしているとされており、橋田至がいることもときおり示される。ただしいずれも紅莉栖とまゆしぃにより言及されるのみで、声の出演はない。

紅莉栖・まゆしぃと今井・花澤の切り替わり時(通常、コーナー「ウソ? ホント? 未来ガジェット実験室」の直前とこのコーナーの最後)には、Dメールを送る演出があった(ただしDメールという名が出たのはゲーム発売後の第6回から)。

コーナー[編集]

クリスティーナ博士の想定科学講座[1]
「クリスティーナ博士」(主に解説役)とまゆしぃ(主に聞き手)が、『STEINS;GATE』用語の解説をした。解説したのは、想定科学アドベンチャー (#1)、運命石の扉(シュタインズ・ゲート)(#2)、ラボメン (#3)、ジョン・タイター (#4)、世界線 (#5)、SERN (#6)、未来ガジェット (#7)、雷ネットアクセスバトラーズ (#8)。
ウソ? ホント? 未来ガジェット実験室[1]
ウソ発見器に出演者をかけていろんな質問をした。第1回の回答者は今井・第2回は花澤・第3回からはゲスト。ウソ発見器は、ゲームの数量限定版同梱特典の『未来ガジェット3号機「もしかしてオラオラですかーっ!?」』(通称「未来がじぇっとさん」)で、実際に発汗量を計測する。
ゲストはこのコーナーのみ登場した。パーソナリティが今井・花澤として登場したのも、このコーナーと番組最後の挨拶のみである。
アキバで目撃しました![1]
秋葉原での、『CHAOS;HEAD』の登場人物など奇妙な人物の目撃情報を募集した。エンディングの中で行われ、ない回もあった。目撃されたのは、疾風迅雷のナイトハルト (#2、ダルが@ちゃんねるで目撃)、ジョイまっくす (#3、まゆしぃが目撃)、ファンタズム (#4)、蒼井セナ (#7)。

特別編・出張版[編集]

特別編3回と出張版1回がCDに収録された。パーソナリティはいずれも、配信版と同じ今井麻美と花澤香菜。

コミケ特別編[2]
2009年(平成21年)12月29日コミックマーケット77(2009年冬コミ)で発売されたラジオCD『STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局 コミケ特別編』(5pb. FPBD-0142) に収録。番組内でのタイトルは「STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局 特別編」。
通常コーナーはなく、ゲストの桃井はるこ(フェイリス=ニャンニャン役)を加えたフリートークが中心。紅莉栖・まゆしぃパートは作中のメイド喫茶「メイクイーン+ニャン2」で収録という設定で、フェイリス(桃井)も登場した。
サントラ特別編[3]
2010年(平成22年)2月3日に発売されたサウンドトラック・ラジオCD『STEINS;GATE OriginalSoundtrack+ラジオCD(仮)』(5pb. FVCG-1106)に収録。番組内でのタイトルは「STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局 特別編その2」。
通常コーナーはなく、紅莉栖・まゆしぃパートも冒頭のみ。今井・花澤の「ネタバレOK」のトークが中心。
SSG出張版[4]
2010年(平成22年)6月16日に発売されたラジオCD『今井麻美のSinger Song Gamer ボーナスステージ』 (ポニーキャニオン PCCG-90051) に「『STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局』SSG出張版」として収録。番組内では、「SSG」は「Singer Song Gamer」ではなく「スーパーSTEINS;GATE」の略で、番組名は「スーパーSTEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局」とされた。
紅莉栖・まゆしぃパートのみで、脚本はゲーム本編と同じ林直孝[5]。番組は約7分で中断し、『SSG』パーソナリティの今井とゲストの花澤としてのトークに切り替わった。
コミケ78特別編[6]
2010年(平成22年)8月13日にコミックマーケット78(2010年夏コミ)で発売された「STEINS;GATE C78コミケセット」中の1品として同梱されたラジオ・ドラマCD『STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局 コミケ78特別編 + 円卓会議』(『~ + ラボメン円卓会議』とも[7])(5pb. FPBD-0159) に収録。

ラジオCD[編集]

2010年(平成22年)2月3日、サントラ・ラジオCD『STEINS;GATE OriginalSoundtrack+ラジオCD(仮)』(5pb. FVCG-1106)が発売された。サントラCD×2+ラジオCDの3枚組。

ラジオCDには、配信全8回+コミケ特別編+新録のサントラ特別編、つまり、このCD発売時点での全10回300分がMP3で収録された。

特別編・出張版の各回収録については前節を参照。

TVアニメ「STEINS;GATEラジオ」 未来ガジェット電波局[編集]

ニコニコ生放送で、アニメ放送開始(2011年(平成23年)4月5日)直後の4月13日から9月28日までの全12回。毎月第2・第4水曜日21時30分配信開始。

番組表での配信時間は22時30分までの1時間だが、数分から十数分延長することが多く、パーソナリティは22時40分(10分延長)までに終わってほしいと言われているようである[8]

タイトルに「TVアニメ」が追加されているが、番組内では従来どおり『STEINS;GATEラジオ 未来ガジェット電波局』と呼ばれる。

HiBiKi版から番組内容は刷新され、回数もリセットされ第1回から始まった。

番組最後の挨拶は「エル・プサイ・コングルゥ」。

パーソナリティ[編集]

  • 今井麻美(牧瀬紅莉栖 役)
  • ジョイまっくす(株式会社ニトロプラス 最狂広報。番組ではしばしば「ジョイしぃ」「ジョイしぃことジョイまっくす」と名乗る)

HiBiKi版と異なり、冒頭のドラマパートを除いて、キャラとしての登場はない。

コーナー[編集]

主なコーナーの名には、作中で岡部が使う厨二用語のように、日本語の表記と片仮名での読みがある。

ドラマパート[9]
メインキャラによる(パーソナリティ・その回のゲスト以外も出演する)ラジオドラマ。最終回でコーナータイトルが「微笑動画のメタフィクション」であると明かされた。
第1話から第5話までに新作1話を加えた計6話が、アニメBD第1巻(2011年(平成23年)6月22日発売)特典CD『未来ガジェットコンパクトディスク1号』に収録され、第6話から第12話(配信最終話)までに新作1話を加えた計8話が、同第5巻(2011年(平成23年)10月26日発売)特典CD『未来ガジェットコンパクトディスク5号』に収録。
作品世界からの使者(ワールド・エクスプローラー)
ゲストトーク。ゲストへの10問10答で始め、話を広げる。
ゲストは基本的にオープニングには登場せず、このコーナーから番組最後まで登場する。
研究員の意識(ラボメンズ・センシス)
ニコニコ生放送の双方向機能「アンケート」でリアルタイムにリスナーに質問し、最多票の選択肢を出演者が予想する。
得点最下位の出演者は「駄目ラボメン」とされ、罰ゲームとしてエンディングをキャラのモノマネで進行する。演ずるキャラはリスナーからのコメントで募集する。ゲストが歌手だった第6回(2011年6月22日配信)では、曲を流す時間が賭けられた。
聴く者たちからのお便り(ラボメンズ・メール)
ふつおた
中二病王者(キング・オブ・ジ・オカリン)
リスナーの中二病経験をゲストが採点する。採点の単位は「オカリン」で10オカリン満点。満点だと殿堂入りとなる。
作品世界への道を開く者 (オープナー・オブ・ザ・ワールド)
パーソナリティ2人がアニメ本編について語る。第1回ではテーマに従い10秒で語るゲーム形式で行われ、敗者は罰ゲーム(第2回からの「ラボメンズ・センシス」の罰ゲームと同じ内容)となった。第10回ではジョイまっくす(今井は時間の都合で割愛)が印象に残ったシーンベスト5を語った。
リアルラボメンからのメール
最終回(2011年(平成23年)9月28日配信)に読まれた、関係者からのコメント。桃井はるこ後藤沙緒里田村ゆかり山本彩乃関智一小林ゆう佐藤卓哉(アニメ監督)、浜崎博嗣(アニメ監督)、岩佐がく(アニメプロデューサー)、松原達也(原作プロデューサー)、林直孝(原作シナリオ)、花田十輝(アニメシナリオ)、坂井久太(アニメキャラクターデザイン)、huke(原作キャラクターデザイン)、宮野真守からコメントが寄せられた。

特別編・出張版[編集]

特別編
2011年(平成23年)9月21日発売のアニメBD第4巻特典CD「未来ガジェットコンパクトディスク4号」に「特別編」が収録されている。パーソナリティは今井麻美、ゲストは宮野真守、花澤香菜、関智一[10]
マチ★アソビ出張版[11][12]
2011年(平成23年)10月8日徳島市で行われたイベント「マチ★アソビ vol.7」の眉山林間ステージで、いとうかなこのミニライブを間に挟み「未来ガジェット電波局 マチ★アソビ出張版 & いとうかなこライブ」として開催された。公開録音ではなく、配信・CD等でのリリース予定はない。
パーソナリティはレギュラーと同じ今井麻美とジョイまっくす。ゲストは松永孝之ニトロくん、いとうかなこ。通常コーナーはなく、イベント独自の質問コーナーと告知コーナーが行われた。

ゲスト[編集]

配信日等 ゲスト 肩書
H
i
B
i
K
i
03 2009年09月25日 小林ゆう 漆原るか 役
04 2009年10月02日 ジョイまっくす ニトロプラス最狂広報
05 2009年10月09日 松原達也 原作プロデューサー
06 2009年10月16日 後藤沙緒里 桐生萌郁 役
07 2009年10月23日 山本彩乃 天王寺綯 役
08 2009年10月30日 林直孝 原作シナリオライター
C77特 2009年12月29日 桃井はるこ フェイリス・ニャンニャン 役
C78特 2010年08月13日 宮野真守 岡部倫太郎 役






01 2011年04月xx日 ジョイまっくす ニトロプラス最狂広報
02 2011年04月27日 後藤沙緒里 桐生萌郁 役
03 2011年05月11日 山本彩乃 天王寺綯 役
04 2011年05月25日 小林ゆう 漆原るか 役
05 2011年06月08日 桃井はるこ フェイリス・ニャンニャン 役
06 2011年06月22日 いとうかなこ OP主題歌歌手
榊原ゆい ED主題歌歌手(FES 役)
07 2011年07月13日 関智一 橋田至 役
08 2011年07月27日 田村ゆかり 阿万音鈴羽 役
09 2011年08月10日 宮野真守 岡部倫太郎 役
10 2011年08月24日 岩佐がく アニメーションプロデューサー
11 2011年09月14日 花澤香菜 椎名まゆり 役
12 2011年09月28日 志倉千代丸 原作者
BD4特 2011年09月21日 宮野真守 岡部倫太郎 役
花澤香菜 椎名まゆり 役
関智一 橋田至 役
BD7特 2011年012月21日 後藤沙緒里 桐生萌郁 役
小林ゆう 漆原るか 役
桃井はるこ フェイリス・ニャンニャン 役
マチ出 2011年10月08日 松永孝之 フロンティアワークスプロデューサー
ニトロくん ニトロプラス広報
いとうかなこ OP主題歌歌手

出典[編集]

外部リンク[編集]