ベンチェー省
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フン島とメコン川 | |
地理 | |
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省都 | ベンチェー市 |
地方 | メコン・デルタ |
面積 | 2,315.01 km² |
統計 | |
人口 人口密度 |
1,369,358 人(2007年) 591.5 人/km² |
民族 | ベトナム人、クメール人、ホア族、タイー族 |
その他 | |
市外局番 | 275 (2017年6月まで 75) |
郵便番号 | 93xxxx |
ナンバープレート | 71 |
ISO 3166-2 | 50 |
公式Webサイト | www.bentre.gov.vn/ |
ベンチェー省[1](ベンチェーしょう、ベトナム語:Tỉnh Bến Tre / 省𤅶椥 )は、ベトナムの省(地方自治体)。省都はベンチェー市。ホーチミン市の南西約86kmに位置する。地名は越語Bến(停泊所)+クメール語Treay(魚)に由来。
気候
熱帯モンスーン気候帯に属し、雨季と乾季を有する。5月から10月までが雨期、11月から4月までが乾期である。年間平均降水量は 1,250mm から 1,500mm、年間平均気温は摂氏26度から27度である。
地理
メコンデルタ地方を構成する13の省の一つで、おおよそ2つの三角州から構成され、ティエンザン省の一部以外とは陸地では接していない。ココナッツの森林におおわれた肥沃な土地であり、農業が盛んである。特に果樹園、水田が多い。また、淡水魚・海老などの水産物が豊富で、観光客にはシーフードが人気である。
隣接行政区画
行政区画
→「ベトナムの地方行政区画」も参照
ベンチェー省は、以下の行政単位に区分される。
- 市(Thành phố / 城庯)
- ベンチェー(Bến Tre / 𤅶椥)
- 県(huyện / 縣)
歴史
ベトナム戦争で枯葉剤の被害を受けた地域のひとつである。当時ベンチェー共産党党首であったグエン・チ・ディン率いる女性部隊が米軍と戦ったことでも知られる。
経済
一人当たりのGDPはメコンデルタ地方平均の90%とやや低い。
観光
観光ではメコン川クルーズをはじめとするエコツーリズムが人気で、観光収入は年20%の割合で増加を続けている。ホーチミン市からはミトーを経由するのが一般的。ミトー中心部からベンチェー中心部まではフェリーと路線バスを乗り継いで約1時間であったが、2009年1月19日にベンチェー省チャウタイン県とティエンザン省ミトー市を結ぶラックミエウ橋が開通した。これにより、フェリーの運航は中止されている。
脚注
- ^ “ベトナム南部ベンチェー省の魅力―ココナッツの聖地、日本との関係にも熱心、今後のインフラ整備に期待―”. 在ホーチミン日本国総領事館. 2022年11月15日閲覧。
関連項目
外部リンク
- ベンチェー省政府(ベトナム語/英語)