西仙台ハイランド駅
西仙台ハイランド駅 | |
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駅舎(2008年11月) | |
にしせんだいハイランド Nishisendai-Hairando | |
◄熊ケ根 (1.6 km) (3.4 km) 作並► | |
所在地 | 仙台市青葉区作並字棒目木32 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■仙山線 |
キロ程 | 25.3 km(仙台起点) |
電報略号 | ニセ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
開業年月日 | 1987年(昭和62年)3月21日[1] |
廃止年月日 | 2014年(平成26年)3月15日* |
備考 |
臨時駅(無人駅) 仙台市内駅 |
西仙台ハイランド駅(にしせんだいハイランドえき)は、かつて宮城県仙台市青葉区作並字棒目木にあった、東日本旅客鉄道(JR東日本)仙山線の駅である[1]。
2014年(平成26年)3月14日限りで同線の八ツ森駅と共に廃止となった[2]。存在していた当時は臨時駅だった。
概要
1987年に西仙台ハイランドへの最寄り駅として設置された[1]。駅名はそれに合わせて命名されたものである。ただし、駅から約3kmほどの場所にあり、多くの利用者は自動車を利用するため、乗降客は少なかった。当時は駅から送迎バスが運行されていた。
開業時の西仙台ハイランドの所在地は宮城町だった。同町は1987年に宮城町が仙台市に編入され、1990年8月に施設名が「西仙台ハイランド」から「仙台ハイランド」に改称されたが、駅名は変更されなかった。
以前は土休日に一部の列車が停車していた。 2003年のダイヤ改正以降列車の停車が設定されておらず、事実上休止状態となっていた。仙台ハイランドのウェブサイトの交通案内ページには2004年度より当駅の利用ができなくなった旨の記載がなされ[3]、同サイトの交通案内地図でもこの駅は描かれなくなった[4]。作並駅や熊ケ根駅より電話をすれば迎えが来るようになっており、熊ケ根駅にはその旨が掲示されていた。
なお、仙台ハイランド遊園地は2015年8月30日、仙台ハイランドカントリークラブは2016年11月30日限りで閉鎖され、仙台ハイランドの施設は全て営業を終えた。
歴史
駅構造
単式ホーム1面1線を持つ地上駅[1]。愛子駅によって管理されていた。開設当初からの臨時窓口があり、そこで乗車券が発売されたこともあった。列車の停車がなくなってからは、ホーム上に立ち入る階段にロープが張られ、立ち入り禁止とされていた。
臨時駅ではあるが、JRの特定都区市内制度における「仙台市内」の駅とされていた。
駅周辺
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、26頁。
- ^ a b 『仙山線 西仙台ハイランド駅及び八ツ森駅廃止について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2014年2月14日。オリジナルの2015年3月6日時点におけるアーカイブ 。2020年11月7日閲覧。
- ^ 仙台ハイランドMAP(2004年6月7日現在) - Internet Archive
- ^ “仙台ハイランド遊園地|周辺地図/アクセス方法”. 青葉ゴルフ・仙台ハイランド遊園地. 2015年6月2日閲覧。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、474頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「通報 ●仙山線西仙台ハイランド臨時乗降場の開業について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1987年2月13日、1面。
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 天花 - 主人公である天花の許婚の予定だった鈴木竜之介の父、大樹(竹中直人)が仙台へやって来て、この駅に備え付けられた電話ボックスから電話をかけるシーンがある。
- 北仙台駅、南仙台駅、東仙台駅 - 当駅とあわせて、浦和と同様に仙台が「東西南北全ての駅名」がある都市として挙げられることがあった。
外部リンク
- JR東日本 西仙台ハイランド駅 - ウェイバックマシン(2013年7月2日アーカイブ分)