前橋市議会
前橋市議会 | |
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種類 | |
種類 | |
役職 | |
議長 | 阿部忠幸(前橋令明) |
副議長 | 窪田出(前橋高志会) |
構成 | |
定数 | 38 |
院内勢力 | (令和5年3月2日現在)[1]
前橋令明 (11)
前橋高志会 (7)
日本共産党前橋市議会議員団 (4)
公明党前橋市議会議員団 (4)
市民フォーラム(3)
かがやき (3)
七星 (1)
さきがけ赤城 (1)
赤利根 (1)
なないろ (1)
欠員 (2) |
選挙 | |
大選挙区制 | |
前回選挙 | 2021年2月7日 |
議事堂 | |
日本・群馬県前橋市大手町二丁目12番1号 北緯36度23分22.2秒 東経139度3分48.3秒 / 北緯36.389500度 東経139.063417度座標: 北緯36度23分22.2秒 東経139度3分48.3秒 / 北緯36.389500度 東経139.063417度 | |
ウェブサイト | |
前橋市議会 |
前橋市議会(まえばししぎかい)は、群馬県の県庁所在地である前橋市の議会である。
概要
市議会は従前、部分的な派閥対立はあったが親・自民党系を中心とする無所属の保守派が、市長与党となる形で多数派を占めていた。しかし、2004年の3町村合併を目前とした時点で、合併を主導してきた萩原弥惣治に代わり高木政夫が当選したことに伴い(ただし高木も合併には否定的でなかった)、萩原前市長を支持した派閥がこれに対立し、相前後しての市議選による改選や、大合併に伴う旧町村系議員団の動向も影響して、市長派と反市長派が拮抗する事態に至った。
加えて、前県知事である小寺弘之が任期末期に自民党多数の群馬県議会と激しく対立しながら迎えた2008年7月の群馬県知事選挙の際には、保守系で元は県議会自民党の有力幹部であったが小寺候補と親しい高木市長が公に小寺支持に回る(結果的にこの選挙では自民系の対立候補である大沢正明が当選した)など、対立の構図は群馬県当局・県議会をも巻き込んでより根深く錯綜することになった。
保守系派閥の協力体制が復活したのは、2012年市長選で山本龍が高木政夫を下して当選して以降である。山本は大沢知事および群馬県議会との関係が強かったため、結果的に保守系議員会派間のねじれが緩和され、市長与党が構成されるに至っている。
2021年2月7日、コロナ禍の中で任期満了に伴う前橋市議会議員選挙が実施され、定数38に47人が立候補する激戦となった[5]。投票率は5回連続で過去最低を更新し、42.92%であった[5]。保守系親市長会派の前橋令明は改選前から1議席減らし14議席、保守系中立会派の前橋高志会は改選前から1議席増やし7議席となった[5]。労組を支持基盤にもつ市民フォーラムはベテラン現職2名が引退したため4議席となり改選前から1議席減ることが上毛新聞により報道されていたが[5]、得票数2位で当選した新人[注 1]が会派入りしたため改選前勢力の5議席を維持した[6][7]。日本共産党前橋市議団や公明党前橋市議団は改選前勢力の4議席を維持した[5]。その他の少数会派も改選前勢力を維持した[5]。コロナ禍により選挙運動が制限されたため現職に有利な選挙となった[5]。
会派
(令和5年3月2日現在)[1]
会派名 | 議席数 | 党派 | 代表者 | 女性議員数 | 女性議員の比率(%) |
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前橋令明 | 11 | 横山勝彦 | 1 | 9.09 | |
前橋高志会 | 7 | 富田公隆 | 0 | 0 | |
日本共産党前橋市議会議員団 | 4 | 長谷川薫 | 2 | 50 | |
公明党前橋市議会議員団 | 4 | 中里武 | 2 | 50 | |
市民フォーラム | 3 | 立憲民主党2[8]・国民民主党1[9] | 角田修一 | 0 | 0 |
かがやき | 3 | 岡田修一 | 1 | 33.33 | |
七星 | 1 | 中林章 | 0 | 0 | |
さきがけ赤城 | 1 | 近藤登 | 0 | 0 | |
赤利根 | 1 | 岡正己 | 0 | 0 | |
なないろ | 1 | 立憲民主党[8] | 入澤繭子 | 1 | 100 |
欠員 | 2 | ||||
現員 | 36 | 7 | 19.44 |
不祥事
- 1968年に行われた第8回参議院議員通常選挙では、多数の市議会議員が票の取りまとめを依頼され現金を授受。1970年2月26日、前橋地方裁判所は17人に対して執行猶予付きの有罪判決を言い渡した[10]。
出身者
- 青木秋夫(第70代群馬県議会議長)
- 石井繁丸(元衆議院議員、元前橋市長)
- 狩野浩志(第93代群馬県議会議長)
- 笹治元(元衆議院議員、元前橋市長)
- 清水一郎(公選第9-12代群馬県知事、第47代群馬県議会議長)
- 下村善右衛門(元衆議院議員)
- 菅野義章(第74代群馬県議会議長)
- 鈴木強平(元衆議院議員、元参議院議員)
- 桑原功(元衆議院議員)
- 高木政夫(元前橋市長、第77代群馬県議会議長)
- 中沢丈一(第81代群馬県議会議長)
- 萩原弥惣治(元前橋市長、第68代群馬県議会議長)
- 平田健太郎(元衆議院議員)
- 山崎林太郎(元山口県下関市長)
脚注
注釈
出典
- ^ a b “議員名簿/会派別(令和5年3月2日現在)”. www.city.maebashi.gunma.jp. 前橋市. 2023年3月19日閲覧。
- ^ “市政概要 平成27年度版 第2章 議 会”. 前橋市. 2016年8月22日閲覧。
- ^ a b “議員名簿/議席番号順(令和5年3月8日現在)”. www.city.maebashi.gunma.jp. 前橋市. 2023年3月19日閲覧。
- ^ a b 「前橋市議会 議長に阿部氏 副議長に窪田氏」『上毛新聞』2023年3月3日、1面。
- ^ a b c d e f g “「市長派」が過半数見通し 前橋市議選 投票率最低42.92%”. 上毛新聞ニュースサイト (2021年2月8日). 2021年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月24日閲覧。
- ^ “市議会議員選挙の結果/前橋市”. www.city.maebashi.gunma.jp. 前橋市. 2021年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月23日閲覧。
- ^ “会派別議員名簿 令和3年3月3日現在”. www.city.maebashi.gunma.jp. 前橋市. 2021年3月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月23日閲覧。
- ^ a b “党所属議員紹介”. cdp-gunma.jp. 立憲民主党群馬県総支部連合会. 2022年10月1日閲覧。
- ^ “【群馬】「全ての都道府県で県連を立ち上げる」榛葉幹事長が群馬県連設立大会で挨拶 | 新・国民民主党 - つくろう、新しい答え。”. new-kokumin.jp. 国民民主党本部 (2022年3月1日). 2022年5月16日閲覧。
- ^ 前市議17人に有罪 参院選 違反に判決『朝日新聞』1970年(昭和40年)2月26日夕刊 3版 10面