ボル県
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Bolu ili ボル県 | |
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ボル県の位置 | |
概要 | |
地方: | 黒海地方 |
県都: | ボル (トルコ) |
県番号: | 14 |
面積: | 8,313 (km2) |
人口: | 314,802 2020年 |
人口密度: | 38 人/km2 |
自治体数: | 9 |
ボル県の自治体 | |
市外局番: | 0374 |
知事: |
Ahmet Ümit |
公式サイト: |
ボル県 (ボルけん、トルコ語: Bolu ili) は、北西トルコ、黒海地方の県。
概要
[編集]当県は黒海地方ではあるが、黒海には面していない。ちょうどイスタンブールとアンカラの中間地点近くにある。北からゾングルダク県、カラビュック県、チャンクル県、アンカラ県、エスキシェヒル県、ビレジク県、サカリヤ県、デュズジェ県と接している。面積はおおよそ7,500km²、人口は約27万人。
県都であるボルは森に覆われた山に囲まれており、長い歴史を持っている。
1999年、トルコ北西部地震によって被害を受け、デュズジェ県と分裂した。
経済
[編集]大半が森に覆われているが、農業を行っているところもある。チーズ、クリーム、などの酪農生産と農園での生産があり、地元での消費と販売が行われている。ボルは大きな交易の経過地にもなっている。
2007年までボルの山は地学的にアンカラ-イスタンブール間の高速道路の大きな障壁となっていたが、ボル山トンネルが開通し、多くの観光客が食事や休憩に訪れるようになった。
ボルには非常に質の高い伝統料理があり、メンゲンでは例年料理祭が開かれている。
森、湖、山に富み、猪などの野生生物も多く、旅行や登山に向いている。
下位行政区
[編集]- ボル(Bolu)
- デルトディヴァン(Dörtdivan)
- ゲレデ(Gerede)
- ギョイニュック(Göynük)
- クブルスジュック(Kıbrıscık)
- メンゲン(Mengen)
- ムドゥルヌ(Mudurnu)
- セベン(Seben)
- イェニチャア(Yeniçağa)
名所
[編集]- アバント湖 - アバント湖は近郊に温泉があり、リゾート地として知られている
- イェディギョルレル国立公園 - イェディギョルレルはトルコ語で七つの泉を意味している。
- キョロール山 - キョロール山は、キョロール叙事詩に歌われている。
- カルタルカヤ - カルタルカヤはトルコで最も一般的なスキー観光地である。
- サルアラン湖 - サルアラン湖はカルタルカヤよりも高度が高い位置にある。
- ギョルジュク湖 - アラダー山脈近郊ギョルジュク湖はピクニックに向いている。
- セベンのチェルティクラー
- ギョイニュクのアクシェムセッディン・マウソレアム
- トルコ語でカプルジャラルと呼ばれる多くの温泉と天然泉が県域の多くにある。