1080p
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1080pは、ディスプレイ、動画の解像度などで用いられる用語であり、画面アスペクト比は16:9、有効垂直解像度1080本かつ、インターレース(飛び越し走査)ではなくノンインターレース(順次走査・プログレッシブ走査)の動画を指す略称である。
正方形比率ピクセルにおいて1920×1080、 2.1メガピクセル(207万3600画素)の動画となる。
ハイビジョン、HDTV(高精細テレビ)、2Kに含まれる映像規格の一つ。フルハイビジョン、またはFHD (Full HD) とも呼ばれる。フレームレートは59.94がよく使われる(他に60P、50P、24P、30P、25P)。放送においてはISDB以外のDVB、ATSCでも使われる。
テレビやゲーム機では60pまで対応したものが多い。しかし録画再生機器では24p・30pまでが多く、60pに対応するものは少ない。
24p
→詳細は「HD24P」を参照
映画と同じフレーム数であり、最もよく使用される。撮影でも対応している機種が多く、デジタルカメラ等では1080iよりも対応する機種が多い。
映画では撮影でも使用される(デジタルシネマ)。
60p
HDMIを搭載するフルスペックHDテレビ、ディスプレイでは対応しているものも多い。
録画再生に関しては、24pに比べて撮影機器が殆ど無かったが、2011年7月1日、AVCHDに1080/60p/50p規格が追加されてからは、撮影、編集環境が徐々に充実してきた[1]。
60p撮影
- HDC-TM700 パナソニック(2010年3月10日)[2]
- MPEG-4。
- 世界初の1080/60pが撮影できる3板式ビデオカメラ。独自フォーマット。
- GC-PX1 JVC(2011年2月)
- デジタルカメラ、独自フォーマット。
- AVCHD Version 2.0(60p)に対応したビデオカメラ
-
- DMC-FZ150 デジタルカメラ パナソニック(2011年9月22日)
- NEX-7 ソニー(2011年11月)
- NEX-6 ソニー(2012年11月)
- NEX-5R ソニー(2012年11月)
- α77 一眼レフ ソニー(2011年10月)
- α65 一眼レフ ソニー(2011年10月)
- NEX-VG20 ビデオカメラ ソニー(2011年11月)
録画・再生フォーマット
- 24p
- BDの読み取り規格BDMVにおいて24pが定められている。映画ソフトなどでよく使われる。BDプレーヤー#1080.2F24p参照。
- 60p
放送
伝送ケーブル
- デジタル
- HDMIで60pまで伝送できる。
- SMPTEによるシリアルデジタルインタフェース規格では、「SMPTE 424M」(3G-SDI)で伝送できる。
- SMPTE 292Mで伝送する規格、SMPTE 372M(Dual-Link HD-SDI)もある。
- アナログ
- D端子ではD5。
動画サイト
YouTubeでは2008年より対応している「&fmt=37」のパラメーターをURLに付加することで、30pまで再生・投稿できる。
ゲーム
ソフトによって60pまで対応。
スマートフォン
比較
- 1080(シアン)720(グリーン)480(レッド)
脚注
- ^ AVCHDにVersion 2.0が登場。3Dおよび1080/60p/50p規格に対応 | Stereo Sound ONLINE 2011年7月5日
- ^ Panasonic HDC-TM700 デジタルハイビジョンビデオカメラ HDC-TM700 商品特長 | ムービー/カメラ | Panasonic