鼓滝駅
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鼓滝駅 | |
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駅全景 | |
つづみがたき Tsuzumigataki | |
◄NS04 鶯の森 (0.8 km) (0.7 km) 多田 NS06► | |
所在地 | 兵庫県川西市鼓が滝1-5-1[1] |
駅番号 | ● NS05 |
所属事業者 | 能勢電鉄 |
所属路線 | 妙見線 |
キロ程 | 3.5 km(川西能勢口起点) |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 相対式2面2線[1] |
乗降人員 -統計年次- |
5,413[2]人/日 -2019年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)4月13日[1] |
備考 | 無人駅[1] |
鼓滝駅(つづみがたきえき)は、兵庫県川西市鼓が滝一丁目にある能勢電鉄妙見線の駅[1]。駅番号はNS05。
歴史
複線化以前は、当駅から多田駅付近までが旧国道173号との併用軌道となっており、当駅も国道の片隅を間借りしていた。このため妙見線は軌道法による運行上の制約を受けていたが、複線化に伴う線形改良の際に当駅が現在地に移転し、同時に国道173号が移設されたため、軌道法から地方鉄道法に準拠対象を変更することが可能となった。
当駅は1990年代まで「皷滝駅」と表記されていた。その後も当時の漢字表記の看板がそのまま使われていたが、2006年(平成18年)に更新されている。
年表
- 1913年(大正2年)4月13日:皷ヶ滝駅として開業[1][3]。
- 1965年(昭和40年)4月1日:皷滝駅に改称[1][3]。
- 1966年(昭和41年)12月5日:ホーム有効長を3両分に延伸[4]。
- 1969年(昭和44年)
- 1980年(昭和55年)4月16日:構内を結ぶ地下道が完成[5]。
- 2006年(平成18年)3月27日:鼓滝駅に改称[1]。
- 2010年(平成22年)11月20日:下りホームに新改札口を設置[1]、上りホームの旧改札口を閉鎖[6]。
- 2011年(平成23年)2月18日:上りホームに新改札口を設置[1]。これによりバリアフリー化工事が竣工[1][6]。
駅構造
ホームの川西能勢口駅寄りはトンネル(鼓滝隧道)に接している[1]。
駅が現在の位置に移動してから、改札等は川西能勢口行きホーム側に設置され、両ホームの行き来は地下通路にて行っていたが、川西市によりバリアフリー化工事が行われた[7]結果、改札が両ホームに分離された[1]。川西能勢口方面行き側改札口の外側には多機能トイレを含めたトイレが設置されている。なお、従来からの構内地下道も、手摺りが2段式に取り替えられたうえで残されている[1]。
ホーム有効長は大型車6両分にまで延長されていたが、スロープ設置に伴いホームが削られた結果、4両編成が止まれる程度に縮まっている。
(西側) | ■妙見線 | 山下・妙見口・日生中央方面 |
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(東側) | 川西能勢口・宝塚・梅田方面 |
※のりば番号は設定されていない。
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駅舎改築前
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ホーム
駅周辺
かつて当地には30mの落差がある滝があり、その滝が鼓のような音を立てていたことから、当駅付近は「鼓滝」と呼ばれていた[1][8](西行鼓ヶ滝の項も参照)。
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、145頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 川西市 統計要覧 令和元年度版 5-4. 能勢電鉄市内各駅の1日の乗降客数
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、16頁。
- ^ a b c 能勢電気軌道株式会社編 『風雪60年』 、1970年、139頁。
- ^ 能勢電鉄株式会社編 『能勢電鉄80年史』、1991年、370頁。
- ^ a b 鼓滝駅バリアフリー化工事が完成(pdf)[リンク切れ]
- ^ “川西市バリアフリー重点整備地区基本構想(第2期基本構想)” (pdf). 川西市. 2011年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月10日閲覧。
- ^ 能勢電鉄株式会社・鉄道事業部編 『のせでん 昔ギャラリー』、2009年、7頁。
関連項目
外部リンク
- 鼓滝駅 - 能勢電鉄