絹延橋駅
絹延橋駅 | |
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![]() 駅舎と構内
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きぬのべばし Kinunobebashi |
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◄NS01 川西能勢口 (1.2km)
(0.9km) 滝山 NS03►
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所在地 | 兵庫県川西市絹延町3-23[1] |
駅番号 | ● NS02 |
所属事業者 | ![]() |
所属路線 | 妙見線 |
キロ程 | 1.2km(川西能勢口起点) |
駅構造 | 地上駅[1] |
ホーム | 相対式2面2線[1] |
乗降人員 -統計年次- |
1,902[2]人/日 -2016年- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)4月13日[1][3] |
備考 | 無人駅[1] |
絹延橋駅(きぬのべばしえき)は、兵庫県川西市にある能勢電鉄妙見線の駅である。駅番号はNS02。
歴史[編集]
駅構造[編集]
改札などは川西能勢口駅行きホーム側の南側に設置されている[1]。両ホームの行き来は改札の近くにある構内踏切によって行う[1]。トイレは改札口を入ったところに古く小さな男女兼用のものが設置されている。改札口の高さからホームまでは6段の階段を昇降することになり、スロープの設置などはされていないが、2段式手摺が設置されている。川西能勢口駅行きホームにのみ待合室が設置されている。ホームは6両分の有効長があるが、現在は4両編成の列車しか停車しないため、南側寄りに停車する。
ホームの壁に「絹の舞い」をイメージした塗装がされている。
(西側) | ■妙見線 | 山下・妙見口・日生中央方面 |
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(東側) | ■妙見線 | 川西能勢口・宝塚・梅田方面 |
※のりば番号は設定されていない。
かつては当駅の西側、現在川西市営絹延団地となっている場所に絹延橋車庫が置かれていた[1][5]。
駅周辺[編集]
当駅は兵庫県川西市と大阪府池田市との府県境付近に位置しており、東に50メートルほど行くと駅名の由来になった絹延橋がある。橋は川の拡幅工事と堤防のかさ上げのため2010年7月6日に新橋に架け替えられた。橋がかかる猪名川は多くの地点で府県境となっているが、この駅の付近だけ駅と橋の間にある小さな川が府県境となっている。この川には以前は「絹延小橋」という小さな橋が架かっていたが、絹延橋の架け替えに伴う道路拡張に伴い、道路部分が暗渠化されて絹延小橋は姿を消している。また駅前の道路も、踏切から東側の拡幅は完了している。
「絹延」とは、272年(応神天皇3年)に呉から移り住んだ工女たちがこの地で機織・多色染めをする際、彼女らが猪名川の清流で織布を洗って河原で干したことから、その河原が「絹延の河原」と呼ばれるようになり、後にそれが地名に転化したものである[1]。実際に昭和40年代までは、木村友禅という会社の工場が、駅から300~400m北側の川近くに存在した。
- 川西市営絹延団地
- 川西美園郵便局
- 絹延橋
- 猪名川
- 阪神高速11号池田線・新猪名川大橋(ビッグハープ)
- 兵庫県道185号・大阪府道112号絹延橋停車場線
隣の駅[編集]
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k 『兵庫の鉄道全駅 私鉄・公営鉄道』 神戸新聞総合出版センター、2012年12月10日、142頁。ISBN 9784343006745。
- ^ 川西市 統計要覧 平成28年度版 5-4. 能勢電鉄市内各駅の1日の乗降客数
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、16頁。
- ^ a b 『風雪60年』 能勢電気軌道株式会社、1970年、139頁。
- ^ 参考:1961年撮影の航空写真 - 地図・空中写真閲覧サービス(国土地理院)
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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