野村万之丞 (5世)

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五世 野村万之丞(のむら まんのじょう、本名・野村耕介、1959年昭和34年)8月26日 - 2004年平成16年)6月10日)は、日本の狂言和泉流能楽師東京都出身。野村萬(七世野村万蔵)の長男。弟に九世野村万蔵(与十郎)。長男は野村太一郎。甥に六世 野村万之丞(虎之介、九世野村万蔵長男)。

概要[編集]

1995年、父より野村万蔵家当主を引き継ぐとともに五世万之丞を襲名

万蔵家当主としての活躍の他に、イベントのプロデューサー才能を発揮し、長野パラリンピック閉会式の演出[1]や、田楽に各地の芸能を取り込んだ「大田楽」の構成演出[2]などを担当、総合芸術家として『TMDネットワーク』を主催。またマルチメディア関連の活動にも積極的で、文化庁CD-ROM通産省のDVD-ROMコンテンツ制作に携わった。NHK大河ドラマの芸能考証も務める。2001年、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ章受章[3]

2004年、神経内分泌がんのため死去。享年44[4]。八世野村万蔵を襲名する目前であったが、死後に追贈された[3]

野村万蔵家が継承すべき名跡で、万蔵を継ぐ者が名乗る「万之丞」の名は、長男の太一郎ではなく甥の虎之介が継いだ。

全国各地での基調講演にて、「文化とは形を変えて心を伝えるもの」という言葉を残した。

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ 伊東大田楽、陛下即位祝う「あっと言わせる」 9日、国民祭典|静岡新聞アットエス” (日本語). @S[アットエス]. 2019年12月23日閲覧。
  2. ^ 大田楽 | ACT.JT”. act-jt.jp. 2019年12月23日閲覧。
  3. ^ a b ★父・五世野村万之丞とは | 野村太一郎” (日本語). 2019年12月23日閲覧。
  4. ^ 野村万之丞さんが死去/和泉流狂言師、幅広い活躍”. 四国新聞社. 2019年12月23日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]