日本赤十字社医療センター
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日本赤十字社医療センター | |
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情報 | |
英語名称 | Japanese Red Cross Medical Center |
前身 |
博愛社病院 日本赤十字社病院 日本赤十字社中央病院/日本赤十字社産院 |
標榜診療科 | 内科、アレルギー科、血液内科、リウマチ科、外科、精神科、神経内科、脳神経外科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器外科、消化器内科、腎臓内科、循環器内科、心臓血管外科、小児科、小児外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、肛門外科、産婦人科、内分泌内科、糖尿病内科、眼科、耳鼻いんこう科、リハビリテーション科、放射線科、歯科口腔外科、麻酔科、乳腺外科 |
許可病床数 |
693床 一般病床:693床 |
職員数 | 1718名(2023年4月1日現在) |
機能評価 | 一般病院2 3rdG:Ver.2.0 |
開設者 | 日本赤十字社 |
管理者 | 中島 淳(院長) |
開設年月日 | 1886年11月 |
所在地 |
〒150-8935 |
位置 | 北緯35度39分15.9秒 東経139度43分4.6秒 / 北緯35.654417度 東経139.717944度座標: 北緯35度39分15.9秒 東経139度43分4.6秒 / 北緯35.654417度 東経139.717944度 |
二次医療圏 | 区西南部 |
PJ 医療機関 |
日本赤十字社医療センター(にっぽんせきじゅうじしゃいりょうセンター)は、東京都渋谷区広尾にある病院である。日本赤十字社の中央医療センターであり、唯一の本社直轄病院[注釈 1]。
概要
[編集]現在医療センターが所在する東京・広尾の敷地にはかつて、堀田備中守の屋敷があった[1]。
日本赤十字社医療センター(日赤医療センター)の前身である日本赤十字社病院が現在地に移転開院したのは1891年(明治24年)のことで、病院前には全長数百メートルに及ぶ煉瓦(赤れんが)塀が設置された[2]。また、バス停留所の前には推定樹齢500年、周囲が4.7メートル以上で区内最大となる大銀杏があり、渋谷区の天然記念物に指定された[2]。
沿革
[編集]- 1886年(明治19年)11月 - 博愛社病院、麹町区飯田町(現在の千代田区九段付近)に開院
- 1887年(明治20年)5月 - 日本赤十字社病院と改称
- 1890年(明治23年)4月 - 救護看護婦養成所を開設
- 1891年(明治24年) 5月 - 病院と看護婦養成所、飯田町から現在地に新築移転[3]
- 1922年(大正11年) 5月 - 日本赤十字社産院を開設、産婆養成所[4][注釈 2]併設
- 1941年(昭和16年)1月 - 日本赤十字社中央病院と改称
- 1948年(昭和23年) 4月 -産婆養成所を日本赤十字社助産婦学校[5]と改称
- 1948年(昭和23年)7月 - 付属乳児院を併設
- 1972年(昭和47年)11月 - 日本赤十字社産院と日本赤十字社中央病院とを統合、日本赤十字社医療センターとなる
- 2010年(平成22年) 1月 - 新病棟に移転
指定施設
[編集]- 救命救急センター
- 地域がん診療連携拠点病院
- 東京都災害拠点病院
- 総合周産期母子医療センター(母体救命対応)
- エイズ診療拠点病院
- がんゲノム医療連携病院
- 地域医療支援病院
- 東京DMAT指定病院
- Baby-Friendly Hospital認定病院
- 児童福祉法による助産施設(児童福祉法第36条)
診療部門
[編集]診療科
[編集]- 糖尿病内分泌科
- 血液内科
- 感染症科
- アレルギー・リウマチ科
- 腎臓内科
- 緩和ケア科
- 神経内科
- メンタルヘルス科
- 呼吸器内科
- 消化器内科
- 循環器内科
- 呼吸器外科
- 乳腺外科
- 胃・食道外科
- 肝胆膵・移植外科
- 大腸肛門外科
- 心臓血管外科
- 脳神経外科
- 骨・関節整形外科
- 脊椎整形外科
- 皮膚科
- 泌尿器科
- 眼科
- 耳鼻咽喉科
- 産科
- 婦人科
- 新生児科
- 小児科
- 小児保健
- 小児外科
- 化学療法科
- 麻酔科
- 集中治療科
- 内視鏡診断治療科
- リハビリテーション科
- 放射線腫瘍科
- 放射線診断科
- 放射線血管内治療科
- 救急科
- 歯科口腔外科
- 健康管理科
センター
[編集]- 救命救急センター
- 周産母子・小児センター
- 整形外科センター
- サイバーナイフセンター
- 血液浄化センター
- 創傷ケア外来
- 血管内治療センター
- 内視鏡室
- 健康管理センター
- 骨髄腫アミドイローシスセンター
救援部門
[編集]- 国内医療救護部
- 国際医療救援部
医療社会事業部門
[編集]- 医療・地域連携課
- 患者支援センター
交通アクセス
[編集]- 都営バス学03系統「日赤医療センター前」下車0分(渋谷駅から約15分)
- 都営バス学06系統「日赤医療センター前」下車0分(恵比寿駅から約10分)
- 都営バス品97系統「日赤医療センター下」下車3分(品川駅から約15分、信濃町駅から約15分、新宿駅西口から約30分)
- 都営バス黒77系統「日赤医療センター下」下車3分(目黒駅から約10分、千駄ケ谷駅前から約15分)
- 東京メトロ日比谷線広尾駅 徒歩約15分
車両
[編集]救命救急センターにて、2020年10月から運用を開始した。ベース車両はホンダ・ヴェゼル。視認性を高めるため、側面には「バッテンバーグマーキング」、背面には「シェブロンマーキング」が施されている。なお、利用者には診療医療費が請求される。[8]。
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渋谷駅前に出動したドクターカー
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後方
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参考画像:ベルギー赤十字の車両
関連施設
[編集]- 日本赤十字看護大学広尾キャンパス
- 日本赤十字社助産師学校
- 日本赤十字社幹部看護師研修センター
- 日本赤十字社医療センター附属乳児院
- 日本赤十字広尾訪問看護ステーション
- 日本赤十字社総合福祉センター
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「堀田坂」 石川悌二 『江戸東京坂道辞典コンパクト版』(新人物往来社) 平成15年9月20日発行
- ^ a b “渋谷区散歩・散策マップ 日赤医療センターから有栖川宮記念公園まで”. いい東京ee-tokyo.com. 渋谷歴史散歩の会. 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月18日閲覧。
- ^ 東京ふる里文庫11 東京にふる里をつくる会編 『渋谷区の歴史』 名著出版 昭和53年9月30日発行 p131
- ^ 日本助産評価機構 (2018). 2018年度 日本赤十字社助産師学校 第三者評価報告書 (PDF) (Report). 2021年6月24日閲覧。
- ^ a b “沿革・歴史”. 日本赤十字社医療センター. 2021年12月13日閲覧。
- ^ “学校案内”. 日本赤十字社. 2021年6月24日閲覧。
- ^ 日本赤十字社 (2010). 2010年度 日本赤十字社助産師学校 自己点検・自己評価報告書書 (PDF) (Report). 2021年12月13日閲覧。
- ^ “ドクターカー”. 日本赤十字社医療センター. 2023年5月22日閲覧。