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福山龍太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
福山 龍太郎
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県北九州市八幡西区
生年月日 (1976-04-21) 1976年4月21日(48歳)
身長
体重
182 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1998年 ドラフト4位
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

福山 龍太郎(ふくやま りゅうたろう、1976年4月21日 - )は、福岡県北九州市出身の元プロ野球選手投手)。

現在は福岡ソフトバンクホークスのスカウト。

来歴・人物

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プロ入り前

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東筑高時代は控え投手一塁手で、九州大会出場はあるが甲子園出場経験は無し。

高校卒業後は法政大学に進学。1年秋から投手として登板する。1年上に左腕で同郷の真木将樹が早くに台頭し、同期のエースは、矢野英司だった。大学4年(1998年)秋の立大戦で東京六大学17人目のノーヒットノーランを達成。これは法大史上初の快挙であり、現時点で福山が法大唯一のノーヒッターである。この活躍で優勝に貢献。リーグ通算19試合、5勝2敗。

1998年のドラフト会議で福岡ダイエーホークス(当時)から4位指名を受けて入団。

プロ入り後

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球威のあるストレートを持っていたが、上記のノーヒットノーランを達成した試合でも11奪三振を奪いながら6四死球を出すなど制球力に課題があり、また故障も多く一軍はおろか二軍でもなかなか登板機会がなかった。サイドスローへの転向を目指した時期などもあったが成果を上げることはできず、2002年オフに戦力外通告を受け、現役引退。

引退後

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その後は、同球団のスカウトに就任。現在はチーフスカウトとして全国範囲で活動している[1]馬原孝浩今宮健太[2]甲斐拓也[3]牧原大成[4]加治屋蓮[5]大竹耕太郎[6]らの獲得に携わっている。

詳細情報

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年度別投手成績

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  • 一軍公式戦出場なし

背番号

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  • 29 (1999年 - 2002年)

脚注

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  1. ^ 12球団編成&スカウト布陣一覧&2021補強ポイント【パ・リーグ編】”. 週刊ベースボール (2021年1月23日). 2021年8月14日閲覧。
  2. ^ 『野球小僧 4月号 2012』白夜書房、p.97
  3. ^ “人生を自力で変えた男、SB甲斐拓也。スカウトが「こいつに賭けてみたい」。”. Sports Graphics Number Web (文藝春秋). (2017年7月4日). http://number.bunshun.jp/articles/-/828398?page=2 2017年7月29日閲覧。 
  4. ^ 大道典良著、日本プロ野球育成新論 三軍制が野球を変える、徳間書店、2020年、107頁
  5. ^ 阪神・加治屋蓮がプロ野球人生「2度目のブレーク」果たした背景 古巣担当スカウト明かす”. 日刊ゲンダイ (2023年6月16日). 2023年12月24日閲覧。
  6. ^ 日本プロ野球育成新論、132頁

関連項目

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