皇學館中学校・高等学校
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(皇学館中学校・高等学校から転送)
皇學館中学校・高等学校 | |
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中学校校門(2016年10月4日撮影) 高等学校校門(2016年10月4日撮影) | |
北緯34度29分7.3秒 東経136度43分44.2秒 / 北緯34.485361度 東経136.728944度座標: 北緯34度29分7.3秒 東経136度43分44.2秒 / 北緯34.485361度 東経136.728944度 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人皇學館 |
設立年月日 |
1963年(高等学校) 1979年(中学校) |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型(外部混合無) |
課程 | 全日制 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード |
D124310055108 高等学校) C124320335012 (中学校) | (
高校コード | 24510A |
所在地 | 〒516-8577 |
三重県伊勢市楠部町138番地 | |
外部リンク |
公式サイト(中学校) 公式サイト(高等学校) |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
皇學館中学校・高等学校(こうがっかんちゅうがっこう こうとうがっこう)は、三重県伊勢市楠部町にある私立中学校・高等学校。神道系の学校であり、「祖国愛の精神にもとづいて、社会有為の人材を養成する」ことを目標として創設された[1]。
なお、戦前の神宮皇學館には中等教育段階で神職を養成する「普通科」が併設されていたことがあったが、現在の中・高との関連性はない。
特色
[編集]教育勅語を暗唱させることで知られ、校内では勅語が渙発された10月30日を「家庭に感謝する日」として定め、生徒は同日に勅語の謹書や作文を同日までに学校側に提出するなど行っている。また、生徒が書いた勅語の謹書は生徒会長や校長等が代表として、熱田神宮まで奉納することも恒例となっている[2]。
中高一貫教育コース(6年制)と、高校からの外部入学コース(3年制)とがある。高校からの入学者と中高一貫コースの者が同じクラスになることはない。しかしながら例外もあり、例えば中学校で、他校に転校し、高校に再転校した場合には、6年制のクラスに戻る場合もある。
高校卒業者が系列の皇學館大学へ進学する際には、附属高校特別推薦枠や入学金半額免除といった特典が与えられる。
学校の通称
[編集]公式サイトによると、この学校の通称(略称)は「皇中」(こうちゅう)、「皇高」(こうこう)である。
しかし発音が「厚中」(こうちゅう、伊勢市立厚生中学校の通称)・「高校」と同じになるためか、話し言葉としては中高ともに「學館」(がっかん)・「皇學館」が用いられることがある。
沿革
[編集]- 1962年10月9日 - 皇學館大学が、三重県知事から附属高等学校の設置要請を受け、学内に準備委員会を設ける。
- 1963年
- 1963年1月13日・14日 - 第1回皇高祭を行う。
- 1965年
- 1966年3月2日 - 高校、第1回卒業式。
- 1971年10月30日 - この年から、教育勅語渙発の同日を「父母の日」に制定する。
- 1973年10月30日 - 高校創立10周年記念式典挙行。
- 1978年10月30日 - 高校創立15周年記念式典挙行。中学校の設置が県知事より認可される。
- 1979年4月1日 - 中学校開校。9日に中学の第1回入学式。
- 1983年10月6日 - 高校創立20周年記念式典挙行。
- 1988年
- 9月 - 高校、男子の髪型を自由化する。
- 11月19日 - 中学創立10周年記念式典挙行。
- 1993年11月6日 - 高校創立30周年記念式典挙行。
- 1995年4月1日 - 高校、新制服を定める。
- 1998年11月8日 - 中学創立20周年記念式典挙行。
- 2002年4月1日 - 中学、新制服を定める。
- 2003年9月 - 高校創立40周年記念式典挙行。
設置学科・コース
[編集]全日制普通科
[編集]- 中高一貫コース
- 皇學館中学校から内部進学した者が所属する。
部活動
[編集]「校友会」という名称で全校生徒が活動している。尚、校友会の幹部は校友会総務委員長、総務副委員長、書記、会計といった構成になっている。また、校友会のリーダーは学校長である。
運動部
[編集]- ダンス部
- 弓道部
- 剣道部(男・女)
- 硬式野球部
- サッカー部
- 銃剣道部
- 柔道部
- 新体操部
- 卓球部
- テニス部
- 薙刀部
- バスケットボール部(男・女)
- バレーボール部(男・女)
- 陸上部
- バドミントン部(男・女)
文化部
[編集]著名な出身者
[編集]- ユッコ・ミラー(ジャズ・サクソフォーン奏者、作曲家)
- 長谷和征(ファッションモデル、タレント)(中退→クラーク記念国際高等学校に転入。)
- 桂勢朝(落語家)
- 芝博一(参議院議員)
- 伊藤将伸(プロバスケットボール選手、レラカムイ北海道)
- 佐別當賢治(元バレーボール選手、サントリーサンバーズ)[4]
- 温泉太郎(フリーライター)
- 露の眞(落語家)
- 岡明子(女優)[5]
脚注
[編集]- ^ a b c d 伊勢市史編纂委員会、1968、p. 291。
- ^ 皇學館百二十周年記念誌編纂委員会、2002年、p. 73
- ^ 『進路の手引き 平成17年度』(三進連、平成17年)
- ^ 学校法人皇學館企画部 編『皇學館学園報第49号』学校法人皇學館企画部、平成26年3月31日(7ページより)
- ^ 中日新聞社 (2017年2月1日). “伊勢進富座で出演作初上映 伊勢出身の岡明子さん”. 47NEWS. 2017年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年3月17日閲覧。
参考文献
[編集]- 皇學館百二十周年記念誌編纂委員会『皇學館百二十年史年表』学校法人皇學館、2002年4月30日。
- 伊勢市史編纂委員会『伊勢市史』伊勢市役所、1968年3月31日、954頁。