コンテンツにスキップ

猪征大

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
いの ゆきひろ
猪 征大
生年月日 (1992-09-28) 1992年9月28日（31歳）
出身地 日本の旗 日本・静岡県浜松市
身長 182 ㎝
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ・映画・舞台
活動期間 2016年 -
事務所 HONEST
公式サイト 公式プロフィール
主な作品

テレビドラマ
『ストロベリーナイト・サーガ』
『ボイス 110緊急指令室』
『シャーロック』
『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』
『ユーチューバーに娘はやらん』
『HOTEL -NEXT DOOR-』
『相棒season21』
『トリリオンゲーム』
『ウソ婚』
『この素晴らしき世界』
『大奥〜医療編〜』
『恋愛戦略会議』

映画
『あとがき』
『カツベン!』
『ドクターデスの遺産』
『さよならの言い方』
『ラーゲリより愛を込めて』
『我らは眠らない』

舞台
『廣島物語』

CM
『春好き？てりたま好き？』マクドナルド社
『転職のプロ』 リクルートエージェント
『Behind Your Success』Fortinet
『Google』
『DUNLOP』LE MANS Vシリーズ
『14 days at PwC consulting』PwC

MV
『君だ』wacci
『コール』HIKAKIN&SEIKIN
『会えない』HAND DRIP

『いつだってどこにいたって』ACE COLLECTION
テンプレートを表示

猪 征大（いの ゆきひろ、1992年9月28日 - ）は、日本の俳優。静岡県浜松市出身。HONEST所属。身長182cm。

来歴[編集]

静岡県浜松市で誕生。浜松商業高等学校を卒業後、幼少期から憧れていた俳優になりたくて上京したが、当時は役者への道に進む勇気と覚悟が持てず東京YMCA国際ホテル専門学校に進学。[1]

進学後も「俺は役者になる」と思い続け、就職活動が始まる際にその想いを父親に話したところ「何の経験もしてないくせに俳優になりたいとか、そんな偉そうに夢を語るな。『石の上にも三年』ということわざがあるように、まずは3年間、社会というものを学べ。それでも俳優になりたいという気持ちが変わらないんだったら応援してやる」と言われ、卒業後はホテル日航東京（現在のヒルトン東京お台場）に就職。当時を振り返り、その父親の言葉で社会を3年経験したからこそいまの自分があると思っていると語っている。[2]

ドアマン・ベルボーイとして勤務し3年が経とうとしていた頃、自身の職場がホテルを舞台にしたテレビドラマ『ホテルコンシェルジュ』のロケ地となり、自分が立ちたかった舞台を目の当たりにする。そこで役者になりたいという志を再認識し、父親との約束の3年を経て一度諦めた役者への道に踏み切り、2016年から活動開始。[3]

2017年、TBS日曜劇場『陸王』にて制作スタッフを経験し、現場で裏方の大変さや苦労を知る。[1]

2019年、テレビドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』で俳優デビュー。

2020年、テレビドラマ『絶対零度～未然犯罪潜入捜査～』では捜査対象の危険人物である大学病院の医師、真田雄大役を演じた。[4]

2021年29歳の頃、現在の所属事務所HONESTに入る。[5]

2022年、テレビドラマ『ユーチューバーに娘はやらん!』では結婚式場に乱入して新郎を奪い逃げ出す男を演じ、WOWOW『HOTEL -NEXT DOOR-』では前職であるホテルマンの経験を活かし、西条陽太役を演じた。[3]

その後、映画『ラーゲリより愛を込めて』やテレビドラマ『相棒 season21』『トリリオンゲーム』など数々の話題作に出演。

2024年、玉木慧監督初の長編映画『あとがき』で主演を務める。下北沢で過ごしながら有名役者を目指す若者を熱演した。自身も静岡県から上京後、下北沢で過ごしており「自分の物語なんじゃないか」と運命を感じたという。[6]
下北沢を舞台にした青春映画『あとがき』は監督の友人で実在した「路上で一人芝居をする役者」と「吃音を持つアーティスト」がモデルの、実話に基づく物語。公開初日から満席が連続するなど連日大盛況となり、絶賛の声が続出した。[7]

日本マクドナルドのテレビCM『春好き？てりたま好き？』では宮崎あおいの後輩役で出演し、一躍話題に。[8]

人物[編集]

  • 俳優としての生き方について「僕は人間として毎日を生きることが大事だと思っています。小さな出来事に感謝したり、ささいなことで落ち込んだり、好きなものを好きだと胸張って言ったり。そういう小さいことの連続が人間味につながると思っていて、僕は日々、そういう細かなことを感じ、いちいちハッピーになったり、いちいち落ち込む面倒くさい人間です。その振り幅が演技に生きてきたらいいなと思っています。お芝居を頑張ろうというより、日々、人間として生きることを大事にしたいと思っています。そして、また会いたいと思われる人になりたいです」と語っている。[1]
  • 役者人生が始まって8年間、下北沢に住んでいた。[10]
  • 心に残っている作品は『アバウト・タイム～愛おしい時間について～』[11]

出演[編集]

※主演は役名を太字表記

テレビドラマ

映画

Youtube

舞台

  • 「廣島物語」 佐野賢太郎役

CM

MV

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ a b c d ホテルマン、「陸王」制作スタッフから俳優に　猪征大「また会いたいと思われる人に」ENCOUNT.（2022年10月7日）2022年10月7日閲覧
  2. ^ 元ホテルマンが演じる『ＨＯＴＥＬ‐ＮＥＸＴ ＤＯＯＲ‐』　俳優・猪征大インタビューガジェット通信（東京産業新聞社）.（2022年10月7日）2022年10月7日閲覧
  3. ^ a b 俳優・猪征大はホテルマンから異例の転身「ドラマで前職の経験が生かされた」日刊ゲンダイ（日刊現代）.（2022年10月7日）2022年10月7日閲覧
  4. ^ 絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 story#5フジテレビ 2024年6月12日閲覧
  5. ^ 猪征大 まるで自分役の初主演映画「今の事務所に拾ってもらった時にはもう２９歳で…」東スポ（東京スポーツ新聞社）.（2024年2月19日）2024年2月19日閲覧
  6. ^ 猪征大「すぐ事務所に受けたいと言いました」運命感じた渾身の一作　映画「あとがき」長編初主演日刊スポーツ（日刊スポーツ新聞社）.（2024年2月19日）2024年2月19日閲覧
  7. ^ 【絶賛の声続出】主演・猪征大、遠藤史也、向里祐香らが出演。下北沢を舞台にした青春映画『あとがき』が連日大盛況！！PR TIMES.（2024年3月9日）2024年3月9日閲覧
  8. ^ 猪征大　日本マクドナルド『てりたま』TVCM　出演！HONEST.（2024年3月6日）2024年3月6日閲覧
  9. ^ 俳優・猪 征大さん「心の中に温かい花を…」　バスケの経験を糧に追い続ける夢ほとせなNEWS（2022年12月18日）2022年12月18日閲覧
  10. ^ 映画『あとがき』猪征大インタビュー。8年前の決断、ホテルマンから役者の道へ1st Generation.（2024年2月19日）2024年2月19日閲覧
  11. ^ a b 下北沢を舞台に二人の青年の夢が交錯する 実話をもとにした映画『あとがき』　主演・猪征大インタビューガジェット通信（東京産業新聞社）.（2024年2月20日）2024年2月20日閲覧
  12. ^ 東京・下北沢を舞台にした映画「あとがき」猪征大が役者の夢を追う青年演じるステージナタリー（ナターシャ）.（2024年1月17日）2024年1月17日閲覧
  13. ^ 映画『to…』出演の竹内詩乃、猪征大。「青春を返せ」コロナ禍で抱いた気持ちを映画に1st Generation.（2022年5月7日）2022年5月7日閲覧

外部リンク[編集]

「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=猪征大&oldid=100702681」から取得