渋谷アクシュ
渋谷アクシュ SHIBUYA AXSH | |
---|---|
SHIBUYA AXSH (2024年5月) | |
施設情報 | |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷二丁目100番地[1] |
座標 | 北緯35度39分33.0336秒 東経139度42分16.596秒 / 北緯35.659176000度 東経139.70461000度座標: 北緯35度39分33.0336秒 東経139度42分16.596秒 / 北緯35.659176000度 東経139.70461000度 |
状態 | 完成 |
着工 | 2021年12月1日[2] |
竣工 | 2024年5月31日[1] |
開業 | 2024年7月8日 |
用途 | 事務所、店舗、駐車場等[1] |
地上高 | |
高さ | 約120m[1] |
各種諸元 | |
階数 | 地上23階・地下4階[1] |
敷地面積 | 約3,460 m² [1] |
延床面積 | 約44,500 m² [1] |
関連企業 | |
設計 | 渋谷二丁目17地区設計共同企業体(構成企業:東急設計コンサルタント、三菱地所設計、パシフィックコンサルタンツ) [1] |
施工 | 竹中工務店[1] |
デベロッパー | 渋谷二丁目17地区市街地再開発組合(参加組合員:塩野義製薬、南塚産業、NANZUKA、東宝、太陽生命保険、東急)[1] |
所有者 | 渋谷二丁目17地区市街地再開発組合 |
渋谷アクシュ(しぶやアクシュ、英語: SHIBUYA AXSH)は、東京都渋谷区渋谷二丁目にある複合施設。
概要
[編集]渋谷ヒカリエの隣接地に存在していたビル4棟(シオノギ渋谷ビル、渋谷アイビスビル、渋谷東宝ビル、太陽生命渋谷ビル)を解体して一体的に開発した[3]。
建設地である渋谷東口エリアは坂道の中腹にあるとともに、既存の建物や宮益坂、明治通り、青山通りといった幹線道路に囲まれているため、周辺エリアとの円滑な回遊が妨げられており、賑わいが欠如していた。渋谷アクシュは、そんな渋谷東口エリアの利便性・回遊性の向上や新たなにぎわいの創出を目指して建設された[1][3]。
施設名の「アクシュ(AXSH)」には、青山(AOYAMA)と渋谷(SHIBUYA)が交差(X)し、多種多様な人々が行き交う場所で交流を誘発する施設になっていきたいという思いと、あいさつや友好を示す「握手」の意味を掛け合わせ、異なる人々や文化がつながり、交じり合い、そこから新たな価値が生まれていく様子を表現している[1][3]。
渋谷アクシュの誕生で渋谷駅から渋谷ヒカリエ、渋谷クロスタワーを屋根付きのデッキで連絡して、坂道を上ることなく、雨や暑さを気にせず通れるようになった。 [4]
渋谷アクシュではCMF+P(Color=色、Material=素材、Finish=質感 Pattern=柄をプラス)と空間のデザインに先進の設計を見ることができる。
1Fから2Fへの吹き抜け、アトリウムを中心に商業施設が展開する。木材と植栽がふんだんに使用されており、安らぎある空間が広がる。吹き抜けの垂直方向や、床・天井の水平面に多種多様なマテリアルが採用されている。左官仕上げの塗り壁、ライトブラウンの木目など空間演出には抜かりない。 3Fへ進むと、天井には波打った水面を連想させる凹凸のあるミラー素材が貼られており、空間を広く見せる効果がある。 またエスカレーター横には積層の石材、上りきった正面にはダークグリーンの大理石が施されている。このような希少な石材もオフィスエリアの高級感の演出に寄与しているのである。
-
青山通り側のエントランス「AOスポット」
-
1Fのエスカレーター前
-
2F 天井に配置された「垂直庭園」
-
渋谷ヒカリエとの連絡通路
-
2FのANTICO CAFFE AL AVIS前
-
3F TULLY'S COFFEE
-
天井には凹凸のあるミラー素材を使用
-
4F 総合健診センターヘルチェック
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 『渋谷二丁目17地区市街地再開発事業 ビル名称を「渋谷アクシュ(SHIBUYA AXSH)」に決定 ~渋谷駅東口エリアに新たな賑わいとウェルネスの拠点が2024年度上期に誕生します~』(PDF)(プレスリリース)渋谷二丁目17地区市街地再開発組合、東急、2023年5月30日 。2023年6月2日閲覧。
- ^ 『「渋谷二丁目17地区市街地再開発事業」新築工事に着手! ~渋谷駅東口エリアに2024年度上期開業予定~』(PDF)(プレスリリース)渋谷二丁目17地区市街地再開発組合、東急、2021年11月24日 。2023年6月2日閲覧。
- ^ a b c “渋谷二丁目17地区再開発の名称が「渋谷アクシュ」に 広場やデッキ整備も”. シブヤ経済新聞 (2023年5月30日). 2023年6月2日閲覧。
- ^ Impress Watchニュース
- ^ 凸版印刷環境デザイン事業部