東武ヨ101形貨車

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東武ヨ101形貨車
埼玉県杉戸町の公園に保存されている ヨ126(2009年9月)
埼玉県杉戸町の公園に保存されている
ヨ126(2009年9月)
基本情報
製造年 1960年(昭和35年)*
製造数 42両
消滅 1997年(平成9年)
主要諸元
車体色 薄緑色→茶色
軌間 1,067 mm
全長 7,830 mm
自重 8 - 9 t
換算両数 空車 1.0
走り装置 一段リンク式
備考  *他形式からの改造初年
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東武ヨ101形貨車(とうぶヨ101がたかしゃ)は、かつて東武鉄道に在籍した事業用貨車車掌車)である。なお、同時期に登場したヨ201形についても記する。

ヨ101形[編集]

概要[編集]

1960年(昭和35年)より投入が開始された緩急車。42両(ヨ101 - ヨ142)が杉戸工場にてトム1001形・トム1031形・トフ901形より改造したもの。主に貨物列車の最後尾に連結されていた。

当初は薄緑色の塗装だったが、1986年(昭和61年)より順次茶色に塗り替わった。

その後東武鉄道貨物列車の縮小に合わせて徐々に廃車が進み、1997年(平成9年)9月に全廃した。

栃木県子ども総合科学館に保存されているヨ137(2010年2月)

保存車両[編集]

2006年現在、3両が保存されている。

  • ヨ125
埼玉県春日部市の内牧公園に保存。事務所として使用。
  • ヨ126
埼玉県杉戸町の杉戸高野台の公園内にED5020と共に保存(但し状態は悪く窓は全てトタンでふさがれている)。
  • ヨ137
栃木県宇都宮市栃木県子ども総合科学館ED5067+ワラ100+ワラ113+ワラ116+ワラ120+ヨ137の編成で保存されている。

ヨ201形[編集]

ヨ101形貨車とほぼ同時期に、同じように古いトム・トフを緩急車に改造したものがヨ201形である。

大叶線専用車として推進運転に使用するために、タイフォンが取り付けられた車輌も存在した。

車体構造はヨ100形とほとんど同じで、車掌室出入口の屋根が省略され、小さいが付いた程度である。 廃車後、ヨ210のみが宣伝用として個人に譲渡されたが、現在は解体されてしまったと思われる。

参考文献[編集]

  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)