本田昌毅

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本田 昌毅(ほんだ まさき、1970年5月30日 - )は、性器専門(包茎治療、女性器整形)の形成外科医であり、同時に精神保健指定医の資格を持つ精神科医でもある[1][2]

2007年から2008年にかけて、大相撲横綱であった朝青龍を主治医として診療したこと、及び王貞治の次女・王理恵との婚約騒動に関連して日本国内での耳目を集めた[3][4]

新型コロナウイルス感染症_(2019年)の流行時、自由診療エクソソームによるコロナ・ワクチン後遺症の治療を、1回10万円で行う専門クリニックを立ち上げた[5][6]。アメリカ食品医薬品局(FDA)は、新型コロナおよびその他の健康状態に対するエクソソームによる治療について、根拠のない説明で患者をだまし、患者に深刻な有害事象が起きているとして警告を発している[7][8][9]

人物[編集]

1997年昭和大学医学部を卒業し、同年より東北大学医学部精神科にて約1年間研修1999年からは「神奈川美容外科」に勤務。2001年からは山形県の尾花沢病院[10]でも精神科医長として診療した。包茎手術専門医院である山の手形成外科クリニック、東京ノーストクリニック等での院長職を経て、2005年2月、包茎治療専門医院(那覇市)、同5月には精神科本田六本木メンタルクリニック(東京都港区)を開院した[10]。その後、包茎治療専門医院を全国に展開し、包茎治療の第一人者となり、テレビや雑誌などにも多数出演した。その際、女性から、「何で男性器ばかりで女性器をやってくれないのか」という多数の問い合わせがあり、当時、女性器専門のクリニックが日本に一つも無いことを知り、女性器専門の世界1のドクターマドロックのもと、アメリカビバリーヒルズで修行し、日本で最初の女性器専門クリニックを立ち上げた。

現在、日本唯一の男性女性の性器専門クリニックである本田ヒルズタワークリニックを札幌、青森、東京、名古屋、京都、金沢、神戸、岡山、小倉、那覇の10ヶ所に展開している。

また2006年より12面体360度スピーカーを製造販売する「Dr.Three」(ドクタースリー)の会長も務める。

2022年7月、自由診療幹細胞培養液エクソソームによるコロナワクチン後遺症の治療を、1回10万円で行う専門クリニックを立ち上げた[5][6]。クリニックでは、エクソソームを静脈注射筋肉注射点滴ネブライザーによる吸引、頭皮への直接注射で投与する[5][6]。2023年2月までに、1000人を治療し、さらに多くの人を治療できるように態勢を拡充するという[5]。本田は、エクソソームは血液脳関門を貫通して視床下部の炎症を止めるため、後遺症の唯一の特効薬であるとし、「世界ではこのエクソソームでの後遺症の治療がバンバンされている」と主張するが[6]、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、新型コロナおよびその他の健康状態に対するエクソソームによる治療について、根拠のない説明で患者をだまし、患者に深刻な有害事象が起きているとして警告を発している[7][8][9][11]

私生活[編集]

2007年3月、友人で歌手の郷ひろみらと訪れた東京都内の飲食店でタレントの王理恵と知り合い、交際を始めた[12]。同年12月、2008年元旦に入籍、同年1月に披露宴を行う旨が報道され[13]、王は再々婚、本田は再婚となる予定であった[13]。同10日から14日までの間婚前旅行として王の父である王貞治に同行してともにハワイに滞在した[14]ものの、同25日、王が東京のフジテレビで記者会見し、結婚・入籍を無期限の延期としたことが発表された[15][16]

著作[編集]

  • 「 “うつ” の夜明け - 精神科医からあなたへ 」(文芸社、2006年)
  • 「朝青龍から笑顔が消えた本当の理由」(双葉社、2008年) - 2008年1月に出版会見
  • 「女性器革命」(幻冬舎、2013年)

出演[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 本田ヒルズタワークリニック 京都院”. ホットペッパービューティー. 2023年2月27日閲覧。
  2. ^ a b 夜のバコバ広辞苑”. サンテレビ. 2023年2月27日閲覧。
  3. ^ やっぱり破局してた!? 王理恵さんと本田医師”. リアルライブ (2008年4月2日). 2023年2月27日閲覧。
  4. ^ 王理恵ドン引きさせた本田医師の行動”. J-CASTニュース (2007年12月26日). 2023年2月27日閲覧。
  5. ^ a b c d コロナ後遺症に日本初の専門クリニック 幹細胞培養液エクソソーム投与 投与は5種類 「本田クリニック」本田昌毅総院長に聞く”. 夕刊フジ (2023年2月23日). 2023年2月27日閲覧。
  6. ^ a b c d コロナ・ワクチン後遺症専門 本田クリニック”. 2023年2月27日閲覧。
  7. ^ a b Public Safety Notification on Exosome Products”. FDA (2019年12月6日). 2023年2月27日閲覧。
  8. ^ a b Limited Reporting of Adverse Events Tied to Regenerative Treatments Leaves Consumers Vulnerable”. Pew (2020年7月31日). 2023年2月27日閲覧。
  9. ^ a b Kimera Labs FDA letter cites exosomes for COVID-19, more issues”. The Niche (2020年4月23日). 2023年2月27日閲覧。
  10. ^ a b 【公式】本田ヒルズタワークリニック(包茎男性専門 泌尿器科形成外科)”. 2023年2月27日閲覧。
  11. ^ Warning Letters Week of 4/20/2020: Untitled Letter to Stem Cell Firm”. redica (2020年4月27日). 2023年2月27日閲覧。
  12. ^ “王監督二女と朝青龍主治医の出会いに一役の意外な人物”. ZAKZAK by 夕刊フジ (産業経済新聞社). (2007年12月10日). オリジナルの2008年1月12日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080112043843/https://www.zakzak.co.jp/gei/2007_12/g2007121001_all.html 2022年11月14日閲覧。 
  13. ^ a b 『日刊スポーツ』 2007年12月9日
  14. ^ “王理恵さん会見、本田氏女性関係で溝”. スポーツニッポン. (2007年12月26日). オリジナルの2008年1月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080116220206/https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/12/26/02.html 2022年11月14日閲覧。 
  15. ^ “「お互いを見極めたい」王理恵さん、本田氏との入籍を無期延期”. サンケイスポーツ. (2007年12月26日). オリジナルの2008年1月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080111094725/https://www.sanspo.com/geino/top/gt200712/gt2007122600.html 2022年11月14日閲覧。 
  16. ^ “王理恵さん“前向き”延期も歯切れ悪く…”. スポーツ報知. (2007年12月26日). オリジナルの2008年1月17日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080117143927/http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20071226-OHT1T00067.htm 2022年11月14日閲覧。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]