張保皐級潜水艦

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張保皐級潜水艦
ChangBogoSSK061Typ209Uboat.jpg
SSK-061「張保皐」
基本情報
種別 通常動力型潜水艦
建造所 ドイツの旗 ドイツ IKL社 (設計)
ドイツの旗 ドイツ HDW社 (建造および技術指導)
大韓民国の旗 韓国大宇造船海洋 (韓国での建造)
運用者  大韓民国海軍
建造期間 1992年 - 2000年
就役期間 1993年 - 現在
計画数 18隻 (うち9隻中止)
建造数 9隻
前級 なし
次級 214型潜水艦
要目
排水量 1,100 t (水上)
1,285 t (水中)
長さ 56 m
6.2 m
吃水 5.5 m
推進器 ディーゼル・エレクトリック方式; 4,600馬力; 1軸推進
MTU 12V493 AZ 80ディーゼルエンジン (800 bhp)×4基
シーメンス 電動機×1基
速力 11 kt (浮上時)
22 kt (潜航時)
航続距離 7,500 海里 (8 kt, 浮上時)
466 海里 (4 kt, 潜航時)
28 海里 (20 kt, 潜航時)
航海日数 50日
潜航深度 320 m (実用潜航深度 250 m)
乗員 33名
兵装 533mm 魚雷発射管×8
魚雷/USM×14基または機雷×28基搭載)
ソナー STN アトラスCSU-83統合ソナー
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張保皐級潜水艦 (SS-061 Jang Bogo class submarine) は韓国海軍が運用する通常動力型潜水艦の艦級の一つ。ホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船(HDW)社の209型潜水艦シリーズのひとつである。

概要[編集]

本級は、韓国海軍が手にする初の本格的な潜水艦であり、ドイツHDW社の輸出用潜水艦である209/1200型潜水艦をもとに、韓国海軍の運用要求に応じたカスタマイズを加えて開発された。

本級の取得にあたっては、1番艦はドイツより完成状態で輸入、2,3番艦はドイツで建造されたブロックを韓国で組み立てるノックダウン生産、そして4番艦以降は韓国でのライセンス生産という手順を踏むことで、建造・整備手法の習得を目指した。また、本級の導入と同時にサルベージ艦および救難艦も調達され、潜水艦運用体制全体の整備が進められている。

本型の技術的特徴は209型とまったく同じであり、単殻構造の耐圧殻の上に非耐圧・大型の上部構造を乗せた構造となっている。また、装備も209型の標準的なものを搭載しているが、とくに7~9番艦はサブ・ハープーン艦対艦ミサイルの運用が可能となっている。

なお、当初は18隻の大量建造も計画されていたが、本級の建造そのものは9隻で打ち切られ、より先進的なAIP搭載の214型である孫元一級に移行している。

同型艦[編集]

同型艦一覧
艦番号 艦名 (英名) 起工 進水 就役
SS-061 張保皐
(ROK Chang Bogo)
1987年 1991年
9月
1993年
SS-062 李阡
(ROK Yi Chon)
1994年
SS-063 崔茂宣
(ROK Choi Mu Son)
1996年
SS-065 朴イ
(ROK Pak Ui)
1996年
SS-066 李従茂
(ROK Lee Jong Moo)
1995年
5月18日
1998年
SS-067 鄭運
(ROK Chong Un)
1998年
SS-068 李純信
(ROK Lee Sun Sin)
1999年
SS-069 羅大用
(ROK Na Dae Yong)
2000年
SS-071 李億祺
(ROK Lee Okgi)
2001年

参考文献[編集]

外部リンク[編集]