大邱級フリゲート

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大邱級フリゲート
基本情報
艦種 フリゲート・護衛艦(FF)
運用者  大韓民国海軍
建造期間 2016年 - 建造中
就役期間 2018年 - 現在
計画数 8隻
建造数 5隻
前級 仁川級
要目
軽荷排水量 2,800 t
満載排水量 3,592 t
全長 122 m
最大幅 14 m
吃水 4 m
機関方式 CODLOG方式
主機
推進器 可変ピッチ・プロペラ×2軸
最大速力 30ノット
航続距離 4,500海里
乗員 140名
兵装
搭載機 AW159哨戒ヘリコプター×1機
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大邱級フリゲート(テグきゅうフリゲート、: Daegu-class frigate)は大韓民国海軍フリゲート仁川級の改良艦型であり、沿岸防衛の中核戦力となる新型フリゲート(FFX)計画のバッチ2型として9隻の建造が予定されている。建造費は3,200億ウォン[1]

設計[編集]

兵装[編集]

国産の個艦防空ミサイルおよびK-ASROC対潜ミサイルのためのVLSが装備されるなど、大規模な設計変更が行われている。

機関[編集]

推進機関は、ガスタービン機関とディーゼルエンジンを動力にする発電モーターを組み合わせたハイブリッド式システムを採用[2]するも、建造価格低減のためガスタービン機関をLM2500×2基からロールス・ロイスMT30×1基に変更された。

事故[編集]

ネームシップの大邱は2019年1月から4月末時点まで推進器の故障によりドックに係留中である。スクリューが海底や海中物体に接触して破損した運用上の故障であったのか、設計や建造の問題を原因とする故障であったのか確認中である[1]

2021年9月。同級の複数の艦で推進軸とベアリングが干渉、破損しオイル漏れを起こす欠陥があることが公表される。破損した部品を新しいものと入れ替えても最大速度を出せない状態であり、設計上の問題である可能性が指摘されている[3][4]

同型艦[編集]

艦名は、大韓民国の地方行政区画から採られている。

# 艦名 建造 進水 就役
FFG-818 大邱(テグ)
ROKS Daegu
大宇造船海洋 2016年
6月2日[5]
2018年
3月6日[6]
FFG-819 慶南(キョンナム)
ROKS Gyeongnam
2019年
6月21日
2021年
1月4日
FFG-821 ソウル
ROKS Seoul
現代重工業
蔚山
2019年
11月11日
FFG-822 東海(トンヘ)
ROKS Donghae
2020年
4月29日
2021年
11月10日
FFG-823 大田(テジョン)
ROKS Daejeon
大宇造船海洋 2021年
5月3日[7]
FFG-825 浦項(ポハン)
ROKS Pohang
2021年
9月8日
FFG-826 天安(チョナン)
ROKS Cheonan
現代重工業
蔚山
2021年
11月9日
FFG-827 計画中

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b [단독 해군 신형 호위함 석 달째 고장..자체 책임 '나 몰라라'] KBS 2019年4月29日
  2. ^ ソナーなし、エンジン不調…問題山積の韓国製兵器システム”. 朝鮮日報 (2019年5月6日). 2019年5月8日閲覧。
  3. ^ 기자, 김태훈. “[단독 기름 새는 신형 호위함…"정상 속도 못 내"]” (朝鮮語). news.naver.com. 2021年9月24日閲覧。
  4. ^ 韓国メディア「油漏れする新型護衛艦 ... "正常速度が出せない"」韓国の反応” (日本語). パンコリ. 2021年9月24日閲覧。
  5. ^ “韓国最新のフリゲート艦が進水”. 中国網. (2016年6月6日). http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2016-06/06/content_38612288.htm 
  6. ^ “対潜能力に優れた韓国の次期護衛艦「大邱」、就役式を無事終了”. 中央日報. (2018年3月7日). http://japanese.joins.com/article/j_article.php?aid=239286 
  7. ^ 韓国海軍 新型護衛艦を進水=対潜水艦作戦能力を強化”. 聯合ニュース (2021年5月3日). 2021年5月3日閲覧。

外部リンク[編集]