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小西俊造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小西 俊造
人物情報
生誕 1918年11月3日
日本の旗 日本 兵庫県
死没 2012年10月27日(93歳没)
日本の旗 日本兵庫県相生市
国籍 日本の旗 日本
出身校 京都大学医学部卒業
配偶者 貴代子(妻)
学問
研究分野 医学
小児科
研究機関 山口県立医科大学
山口大学
京都大学
学位 医学博士
称号 山口大学名誉教授
学会 日本人類遺伝学会
日本ウィルス学会
主な受賞歴 勲二等旭日重光章(1991年)
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小西 俊造(こにし しゅんぞう、1918年11月3日[1] - 2012年10月27日[2]は、日本の教育者。医学者。山口大学第6代目学長。医学博士(1950年、京都大学にて取得)。

略歴

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兵庫県出身。1942年9月に京都大学医学部卒業。1950年「麻疹予防に関する研究」で同大学にて医学博士[3]。1963年10月、山口県立医科大学教授に就任。1969年4月山口大学医学部附属病院長、1978年3月同大学学長となる。1984年2月同大学任期満了にて退官。同大学名誉教授となる。2012年10月、故郷の相生市にて多臓器不全のため93歳にて他界。

研究・論文

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  • 小西俊造、「麻疹予防に関する研究 (第3篇) 人体に於ける臨床的及び免疫学的研究」 『VIRUS』 1952年 2巻 4号 p.266-278, doi:10.2222/jsv1951.2.266, 日本ウイルス学会
  • 小西俊造、「麻疹予防に関す研究 (第4篇) 麻疹予防実施成績」 『VIRUS』 1952年 2巻 4号 p.278-280, doi:10.2222/jsv1951.2.278, 日本ウイルス学会
  • 「乳児期における弱毒性生ポリオウイルスワクチン投与成績,特に非ポリオウイルスとの関連についての知見補遺」(小児科紀要刊行会、1963年)[4]
  • 小西俊造, 楳田実, 河村実雄, 柳沢慧, 井内岩夫, 中島弘二、「先天性多奇形の1例」 『日本先天異常学会会報』 1965年 5巻 4号 p.239-, doi:10.24540/cgafa.5.4_239_1, 日本先天異常学会
  • 小西俊造, 堀田尚、「Treacher-Collins症候群の一例」 『日本先天異常学会会報』 1969年 9巻 4号 p.251-, doi:10.24540/cgafa.9.4_251_2, 日本先天異常学会
  • 小西俊造、「18トリソミー症候群 (染色体異常(特集)) -- (臨床)」『臨床科学』 1970年 6巻 5号 p.642-646, NAID 40018585605
  • 柳沢慧, 小西俊造、「2,3の転座染色体の螢光染色による識別」 『日本先天異常学会会報』 1971年 12巻 4号 p.285-, doi:10.24540/cgafa.12.4_285_1, 日本先天異常学会

書籍

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  • 「小児科学提要」(金原出版、1976年)
  • 「小児急性発疹症の臨牀 (医学書院、1955年)

栄典

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脚注

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  1. ^ 「朝日年鑑 1997」朝日新聞社 1997年 67頁
  2. ^ (おくやみ)小西俊造氏が死去 元山口大学長 日本経済新聞、2012年10月28日
  3. ^ 小西俊造,「麻疹予防に関する研究」 1950年, 京都大学, NAID 500000532943
  4. ^ 国立国会図書館サーチ
  5. ^ 小西俊造先生米寿祝賀会