小原健

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おはら けん
小原 健
小原 健
本名 同じ
別名義 ケン・オハラ(Ken Ohara)
生年月日 (1977-04-26) 1977年4月26日(47歳)
出生地 日本の旗 日本横浜
国籍 日本
民族 日本人
血液型 O
職業 映画監督・シネマティックディレクター・プリビズ監督・アクション監督
ジャンル ゲーム・映画・テレビドラマ・CM
活動期間 2000年代前半 -
活動内容 2003年:米国デビュー
公式サイト https://www.for-the-cause.com/kenohara
 
受賞
第16回JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ
インターナショナルプレミア
『Setagaya Game セタガヤゲーム』(2023年)
第14回 山形国際ムービーフェスティバル 2018(YMF 2018)
船越英一郎賞(最優秀俳優賞)
村川透監督賞
日本テクトホールディングス賞
『Carpe Diem カルペディエム』(2018年)
2017年おもいがわ映画祭ショートムービーコンペティション
最優秀作品賞
『Last Stage ラストステージ』(2017年)
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小原 健(おはら けん、1977年4月26日 - )は、日本アメリカ合衆国ニュージーランドで活動するゲーム映画テレビドラマ監督アクション監督・シネマティックディレクター・プリビズ監督・演出家編集技師・バーチャルカメラ撮影監督横浜出身。映画俳優組合SAG・米国テレビラジオ芸能人連盟AFTRAに加盟。横浜市立市ケ尾中学校、日本体育大学荏原高等学校ロサンゼルス・シティー・カレッジ映画科卒。

人物[編集]

20歳の時、兄の小原剛(芸者VS忍者、ゴスロリ処刑人の監督)と共に自主制作で多くの短編アクション映画を撮り始める。その後「OHARA BROS.」として、斬新な手法と香港映画スタイルのワイヤーアクションを組み込み、低予算ながらもハイクオリティな映像を製作。

そして更なる追求のため2000年に本場ハリウッドへ。2002年にロサンゼルス市立カレッジLACCの映画科を卒業。同年北米でPlayStation 2用ゲーム『Rise to Honor』で世界的アクションスターのジェット・リー本人のインタビューを含めたドキュメンタリー映像の監督・編集を担当。その後、 株式会社ジャストコーズプロダクションのメンバーとなり、ゲーム、映画、テレビドラマ、ミュージックビデオ、CM、アニメ等様々なプロジェクトのアクション監督演出家、バーチャルカメラ撮影監督編集を担当。更にはスタントマンやワイヤーアクションコーディネーター、俳優映画俳優組合SAG・米国テレビラジオ芸能人連盟AFTRAに加盟)としても活動中。
2006年にはTVシリーズ「仮面ライダー龍騎」アメリカ版(Kamen Rider Dragon Knight - 2009年放送)のアクション監督に任命される。翌年に「バイオハザード5」ではシネマティックムービー(カットシーン)のアクション監督・編集を担当。2009年ではヒーロー戦隊シリーズ「炎神戦隊ゴーオンジャー」アメリカ版(パワーレンジャーRPM  2009年放送)のアクション監督を担当。

2012年には全世界で710万本以上の売り上げを記録した「バイオハザード6」ではシネマティックディレクター(カットシーン監督)を担当。2013年には全アクションシーンの監督を担当したハリウッド長編映画「Black Cobra」が映画配給会社ライオンズゲートからリリース。その後多数のハリウッド映画やTVドラマのアクションデザイン、そしてモーションキャプチャー案件のアクション監督をこなし、2014年に日本へ帰国。

プロモーションビデオ「SUBARU VIZIV2」ではプリビズ監督を担当、バーチャルカメラの力を100%稼働させVFX業界へ新たな方向性を生み出す事へ成功。AUTODESK主催のウェビナーやAUJといった舞台でプリプロ段階での絵作り(レイアウト)の重要性を発信させる。その後数多くの日本作品へ携わり、2015年には映画「シン・ゴジラ」ではプリヴィズ班として ゴジラ登場シーンのバーチャルカメラスーパーバイザー(バーチャルカメラ撮影監督)として任命される。

監督作品『Carpe Diem カルペディエム』Amazon Prime Video(アマゾン プライム ビデオ)、『Last Stage ラストステージ』はシネマディスカバリーズにて公開中。

作品[編集]

ゲーム[編集]

オリジナルビデオ[編集]

コマーシャル・プロモーションビデオ[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

受賞歴[編集]

映画監督作品

脚注[編集]

外部リンク[編集]