DARK SOULS II

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
DARK SOULS II
ジャンル アクションRPG
対応機種 PlayStation 3Xbox 360WindowsPlayStation 4Xbox One
開発元 フロム・ソフトウェア
発売元 日本の旗 フロム・ソフトウェア
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 バンダイナムコエンターテインメント
プロデューサー 竹内将典
ディレクター 渋谷知広、谷村唯
音楽 桜庭統
メディア Blu-ray Disc(PS3)
DVD-ROM(Xbox 360 / PC)
発売日

DARK SOULS II
PS3、Xbox 360
アメリカ合衆国の旗 2014年3月11日[1]
日本の旗オーストラリアの旗 2014年3月13日[2][1]
欧州連合の旗 2014年3月11日[1]
Windows
アメリカ合衆国の旗オーストラリアの旗 2014年4月24日[3]
欧州連合の旗 2014年4月25日[3]

SCHOLAR OF THE FIRST SIN
PS3、Xbox 360
日本の旗 2015年2月5日[4][5]
アメリカ合衆国の旗 2015年4月7日[4] [5]
PS4、Xbox One
アメリカ合衆国の旗 2015年4月7日[6][7]
日本の旗 2015年4月9日[6]

[7]
対象年齢 CEROD(17才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
PEGI16
売上本数 世界 250万本[8]
テンプレートを表示

DARK SOULS II』(ダークソウルII)は、2014年3月13日にフロム・ソフトウェアから発売されたPlayStation 3Xbox 360PCアクションRPG。日本国外ではバンダイナムコエンターテインメントが販売とサポートを担当する。

また、追加要素が含まれた『DARK SOULS II: SCHOLAR OF THE FIRST SIN』が発表され、日本ではPlayStation 3とXbox 360向けが2015年2月5日、PlayStation 4Xbox One向けが同年4月9日に発売された[9]

概要[編集]

DARK SOULS』(ダークソウル)の続編[10]。前作に比べ攻略の自由度を高めるとともに、グラフィックエンジンと剣戟モーションの刷新が行われた[10]

前作のディレクター兼プロデューサー宮崎英高は、本作ではスーパーバイザーとなり、ディレクターは新たに渋谷知広、谷村唯が務める[11]

谷村はDARK SOULSのコアとなるポイントとして「困難を克服したときの『達成感』と『プレイヤー同士の緩い繋がり』」を挙げたうえで、本作を作るにあたりその2つを「絶対外せないもの」として残したと語っている[12]

特徴とゲームシステム[編集]

前身である『Demon's Souls』および、シリーズ前作の『Dark Souls』同様に、中世ヨーロッパ風ダークファンタジーの世界を舞台にした、いわゆる『死にゲー』である。

ディレクターが他の作品と異なるからか、本作独自の要素が多い。

戦闘はSOULSシリーズの中では随一の鈍重さで、敵も味方も動きが遅い。このため、指先の器用さや操作の素早さよりも、状況ごとの適切な判断を強く求める作りとなっており、落ち着いた行動と確かな決断が大事である。

武器の二刀流が可能となった。二刀流専用の攻撃モーションが用意され、様々な武器の組み合わせで行えるが、有効とは言い難い組み合わせも多かった。次作『DARK SOULS III』では双刀武器として、二刀流専用の限られた武器でのみ行えるようになっている。

レベルデザインは、他のSOULS作品と比べて大胆な仕掛けが施されている。例として、松明が無いとほとんど見えないほど暗い場所が多い、ファロスの石と呼ばれる入手困難な消耗品が無いと通れない扉が多く用意されている、特定のボスの部屋は事前のステージである行動を取らないと毒塗れになる、弓やクロスボウを使った遠距離戦を行わないと攻略困難、狭いステージでありながら自爆する敵が大量に配置されているなどがある。

本作から、篝火間の転送が制限なく行えるようになった。

エンディングを観た後、直ちに次の周回を始めなくても良くなった。この場合はクリアしなかったステージを攻略したり、回収し忘れたアイテムを拾い集めたり、中断していたNPCとのイベントを進めたりできる。次の周回に進めたくなった際は、拠点であるマデューラにある『果ての篝火』から進められる。この機能は『Bloodborne』には取り入れられなかったが、『DARK SOULS III』や『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』には採用されている。

評価[編集]

日本ゲーム大賞2014で優秀賞を受賞[13]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Dark Souls II Release Information for PlayStation 3”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年12月6日閲覧。
  2. ^ DARK SOULS II公式サイト
  3. ^ a b Dark Souls II Release Information for PC”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年12月6日閲覧。
  4. ^ a b Dark Souls II: Scholar of the First Sin Release Information for PlayStation 3”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年12月6日閲覧。
  5. ^ a b Dark Souls II: Scholar of the First Sin Release Information for Xbox 360”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年12月6日閲覧。
  6. ^ a b Dark Souls II: Scholar of the First Sin Release Information for PlayStation 4”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年12月6日閲覧。
  7. ^ a b Dark Souls II: Scholar of the First Sin Release Information for Xbox One”. GameFAQs. CBS Interactive Inc.. 2014年12月6日閲覧。
  8. ^ Dark Souls II Sold Over 2.5 Million Units, Dragon Ball Xenoverse Breaks 2 Million”. Siliconera (2015年4月15日). 2016年3月11日閲覧。
  9. ^ 「DARK SOULS II」,本編+追加DLC収録の“全部入り”バージョン「SCHOLAR OF THE FIRST SIN」の発売が決定。新たにPS4 / Xbox One版も登場”. 4Gamer.net. Aetas, Inc. (2014年11月25日). 2014年12月6日閲覧。
  10. ^ a b DARK SOULS II”. ソフトウェアカタログ. Sony Computer Entertainment Inc.. 2014年12月6日閲覧。
  11. ^ Dark Souls 2 'more approachable' - Series creator steps aside
  12. ^ 「DARK SOULS II」では「より自由に,より厳しく」を意識。発売が迫る“II”の魅力はどこにあるのか,谷村ディレクターに聞いてみた”. 4Gamer.net. Aetas, Inc. (2014年3月12日). 2014年12月6日閲覧。
  13. ^ [TGS 2014]「日本ゲーム大賞 2014」の年間作品部門では「モンスターハンター4」と「妖怪ウォッチ」が“ダブル大賞”に。同部門各賞やゲームデザイナーズ大賞,経済産業大臣賞の受賞作も発表”. 4Gamer.net. Aetas, Inc. (2014年9月18日). 2014年12月6日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]