十階のモスキート
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十階のモスキート | |
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監督 | 崔洋一 |
脚本 | 内田裕也・崔洋一 |
出演者 |
内田裕也 小泉今日子 吉行和子 |
音楽 | 大野克夫 |
撮影 | 森勝 |
配給 | ATG |
公開 |
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上映時間 | 108分 |
製作国 |
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言語 | 日本語 |
『十階のモスキート』(じっかいのモスキート)は、崔洋一監督、内田裕也主演の日本映画である。1983年ATG系ほかで公開。
概要[編集]
ロックシンガーの内田裕也が『水のないプール』に続いて企画を担当した。脚本は内田と崔洋一の共同執筆で崔の監督デビュー作となる。撮影は『あんねの日記』の森勝。妻に離婚された現職の警察官が転落する過程を描く。ロケは千葉県君津市他で行われた。 タイトルの由来は、「ある時ふっと気が付くと、壁にモスキート(蚊)をつぶした小さな血痕が付いていた。自分の血なんですけどね。僕はロックンロールのナントカなんて呼ばれてるけど、現実には、大きな宇宙の中のちっぽけなモスキートみたいなものにすぎない───、でも人は刺せるよ、というふうな、それがテーマなんです。」[1]
ストーリー[編集]
出世の見込みも無く、妻に逃げられた冴えない警察官の男は、マンションの十階に住んでいる。毎月の慰謝料、養育費、バーのツケ、ギャンブルの借金に追われ、精神が崩壊していく。
出演者[編集]
- 内田裕也(主人公の男)
- 小泉今日子(RIE)
- 吉行和子(TOSHIE)
- 中村れい子(KEIKO)
- 宮下順子(「ヒーロー」のママ)
- 風祭ゆき(婦人警官)
- アン・ルイス(万引の女)
- ビートたけし(競艇場の予想屋)
- 横山やすし(芸能人風のシャレ男)
- 阿藤海(男の同僚A)
- 清水宏(男の同僚B)
- 下元史朗(男の同僚C)
- 鶴田忍(TOSHIEの男)
- 梅津栄(初老の男)
- 小林稔侍(「ヒーロー」の客A)
- 高橋明(「ヒーロー」の客B)
- 浅見小四郎(「ヒーロー」の客C)
- 草薙良一(太陽ローンの岡村)
- 伊藤公子(太陽ローンの女店員)
- 安岡力也(友野金融の矢沢)
- 仲野茂(リーゼントの男)
- 趙方豪(山崎)
- 佐藤慶(署長)
- 庄司三郎、草薙良一、飯田裕幾、伊藤公子、深見博、岡本達哉、杉田広、高瀬将嗣、山田博行、相原巨典、山川弘乃、笠井心、中島いづみ、遠藤暁子、福島みゆき、松山薫、戸塚珠緒、渡辺裕子(その他)
スタッフ[編集]
- 監督 - 崔洋一
- 脚本 - 内田裕也、崔洋一
- 音楽 - 大野克夫
- 主題歌 - 白竜「誰のためでもない」
- 撮影 - 森勝
- 美術 - 細石照美
- 照明 - 小山勲
- 録音 - 佐藤富士男
- 編集 - 山田真司
- 助監督 - 磯村一路、平山秀幸、福岡芳穂、増本千尋
- 制作担当 - 栗原啓祐
- MA - にっかつスタジオセンター
- 現像 - 東洋現像所
- プロデューサー - 結城良煕
- 制作協力 - 内野二朗(キョードー東京)
- 製作 - ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
外部リンク[編集]
脚注[編集]
- ^ 「十階のモスキート」映画パンフレットより
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