コンテンツにスキップ

十六進化時間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
十六進数時計

十六進化時間(じゅうろくしんかじかん)は、十六進数で時刻を表す方法。1日は1016 (1610)時間、1時間は10016 (25610)分、1分は1016 (1610)秒となる。以下、特記のない限り時、分、秒はこの定義によるものとする。

歴史

[編集]

十六進化時間は1863年、米国のエンジニアジョン・W・ナイストローム英語版が考案した[1]1997年、同国のIntuitor英語版というウェブサイトの運営者であるマーク・ビンセント・ロジャースも似た仕組みを考案し、JavaScriptに十六進数時計として実装した[2]

実装

[編集]

小数点の左が日、右が時刻を示す。0時が.0000、0時1秒過ぎが.0001、正午が.8000、正午1秒前が.7FFF、0時1秒前が.FFFFとなる。アンダースコアで時、分、秒を区切ることもある。

時計

[編集]
十六進 別表記 ISO 8601 備考
.0100 0_10_0 00:05:37.5
.0200 0_20_0 00:11:15
.0400 0_40_0 00:22:30
.0800 0_80_0 00:45:00
.1000 1_00_0 01:30:00 1.5:24 = 1:16 = 0.1
.8000 8_00_0 12:00:00 12:24 = 8:16 = 0.8
.F000 F_00_0 22:30:00 22.5:24 = 15:16 = 0.F
.F800 F_80_0 23:15:00

変換

[編集]
十六進 秒(十六進) 秒(十進) 十進
1日 = 10000 = 65536 = 24時間
1時間 = 1000 = 4096 = 1時間30分
100秒 = 100 = 256 = 5分37.5秒
1分 = 10 = 16 = 21.09375秒
1秒 = 1 = 1 = 1.318359375秒
十進での1秒 = 0.C22E4 = 0.75851 = 1秒

出典

[編集]

外部リンク

[編集]