下野敏見

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下野 敏見(しもの としみ、1929年4月4日 [1]- )は、日本民俗学者文学博士[2]鹿児島女子短期大学非常勤講師鹿児島県知覧町出身[2]

鹿児島大学を卒業後、県内各地の高等学校教員を経て、鹿児島大学教授鹿児島純心女子大学教授を務める。高校教員時代から夏休みのたびに屋久島を訪ね、古老の話者を探して昔話を聞き続けた[3]。その後もフィールドワークを信条に県内外を歩き続け、民俗学の研究に情熱を注いでおり[3]南九州から沖縄に至る地域で、長年にわたって民俗調査を行なっている[4]

南日本地方の民俗研究の第一人者であり[5]、日本民俗学会の権威ともいわれる[6]。第1回柳田賞受賞、第52回南日本文化賞受賞[6]。著書は『田の神と森山の神』『御田植祭りと民俗芸能』『南九州の伝統文化』『奄美・吐カ喇の伝統文化』『屋久島の民話』『鹿児島ふるさとの昔話』など、多数に昇る[2]

著書[編集]

  • 『タネガシマ風物誌 鉄砲伝来の島』未来社 1969
  • 『生きている民俗探訪鹿児島』第一法規出版 1979
  • 『南西諸島の民俗 1-2』法政大学出版局 1980-81
  • 『南九州の民俗芸能』未来社 1980
  • 『種子島の民俗 1-2』法政大学出版局 1982-90
  • 『トビウオ招き にっぽん文化を薩南諸島に探る 種子島・屋久島・奄美諸島・トカラ列島の民俗』八重岳書房 1984
  • 『カミとシャーマンと芸能 南九州の民俗を探る』八重岳書房 1984
  • 『南日本民俗の探究』八重岳書房 1986
  • 『ヤマト文化と琉球文化 南の島々の生活行事に映った日本文化の古層地図』(21世紀図書館 PHP研究所 1986
  • 『東シナ海文化圏の民俗 地域研究から比較民俗学へ』未来社 1989
  • 『ヤマト・琉球民俗の比較研究』法政大学出版局 1989
  • 『鹿児島の民俗文化 その秘奥にせまる』丸山学芸図書 1990
  • 『さつま路の民俗学』丸山学芸図書 1991
  • 『フォークロア南九州 基層文化の探究』丸山学芸図書 1992
  • 『フォークロアは生きている』丸山学芸図書 1994
  • 『日本列島の比較民俗学』吉川弘文館 1994
  • 『民俗学から原日本を見る』吉川弘文館 1999
  • 『御田植祭りと民俗芸能 (隼人の国の民俗誌 2)』岩田書院 2004
  • 『田の神と森山の神 (隼人の国の民俗誌 1)』岩田書院 2004
  • 『屋久島の民話 緑の巻 (屋久島の民話シリーズ) 』南方新社 2005
  • 『南九州の伝統文化 1 (祭礼と芸能、歴史) (鹿児島県の伝統文化シリーズ 南方新社 2005
  • 『南九州の伝統文化 2 (民具と民俗、研究) (鹿児島県の伝統文化シリーズ 南方新社 2005
  • 『奄美・吐[カ]喇の伝統文化 祭りとノロ、生活 (鹿児島県の伝統文化シリーズ 南方新社 2005
  • 『鹿児島ふるさとの昔話』1-3 南方新社 2006-15
  • 『屋久島の民話 紅の巻 (屋久島の民話シリーズ) 南方新社 2006
  • 『屋久島、もっと知りたい 人と暮らし編』南方新社 2006
  • 『南日本の民俗文化誌 1 (鹿児島昔話集)』南方新社 2009
  • 『南日本の民俗文化誌 2 (鹿児島の棒踊り)』南方新社 2009
  • 『南日本の民俗文化誌 3 (トカラ列島)』南方新社 2009
  • 『南日本の民俗文化写真集 3 (トカラ列島)』南方新社 2010
  • 『南日本の民俗文化誌 12 (南から見る日本民俗文化論)』南方新社 2010
  • 『南日本の民俗文化誌 5 (種子島民俗芸能集)』南方新社 2010
  • 『南日本の民俗文化誌 9 (南九州の民俗文化誌)』南方新社 2011
  • 『南日本の民俗文化誌 4 (屋久島の民俗文化)』南方新社 2011
  • 『南日本の民俗文化誌 11 (南日本の民俗文化誌)』南方新社 2012
  • 『南日本の民俗文化誌 10 (奄美諸島の民俗文化誌)』南方新社 2013
  • 『南日本の民俗文化誌 8 (南日本の民俗芸能誌 北薩西部編)』南方新社 2013
  • 『南日本の民俗文化誌 7 (南日本の民俗芸能誌 北薩東部編)』南方新社 2014
  • 『南日本の民俗文化誌 6 (南日本の民俗芸能誌 全県編)』南方新社 2016
  • 『南日本の民俗文化写真集 4』南方新社 2017

編著[編集]

  • 『種子島の民話』第1-2集 (日本の民話 編. 未来社, 1962
  • 『屋久島の民話』第1-2集 (日本の民話 編. 未来社, 1964-65
  • 『種子島の昔話 1 (昔話研究資料叢書 編著 三弥井書店 1980
  • 『民俗宗教と生活伝承 南日本フォークロア論集』編 岩田書院 1999
  • 『鹿児島の湊と薩南諸島』(街道の日本史 松下志朗共編 吉川弘文館 2002

脚注[編集]

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ a b c 下野敏見『屋久島、もっと知りたい人と暮らし編』人と暮らし編、南方新社、2006年、奥付。ISBN 978-4-86124-084-3
  3. ^ a b “屋久島の民話集、再び世に 民俗学者下野敏見さん”. ブック・アサヒ・コム (朝日新聞社). (2005年12月20日). http://book.asahi.com/news/SEB200512200008.html 2014年4月5日閲覧。 
  4. ^ 鈴木正崇. “下野敏見編『民俗宗教と生活伝承 南日本フォークロア論集』”. 岩田書院. 2014年4月5日閲覧。
  5. ^ “民俗研究家・下野さん トカラの歴史 80歳の集大成”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 27. (2010年3月5日) 
  6. ^ a b 下野敏見先生プロフィール (PDF)”. 西之表市. p. 1 (2012年). 2014年4月5日閲覧。