レア・セドゥ
レア・セドゥ Léa Seydoux | |||||||||||||||||
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![]() レア・セドゥ | |||||||||||||||||
本名 | Léa Hélène Seydoux-Fornier de Clausonne[1] | ||||||||||||||||
生年月日 | 1985年7月1日(35歳) | ||||||||||||||||
出生地 |
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国籍 |
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身長 | 168cm | ||||||||||||||||
職業 | 女優 | ||||||||||||||||
ジャンル | 映画 | ||||||||||||||||
活動期間 | 2006年 - | ||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||
『美しい人』 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 『マリー・アントワネットに別れをつげて』 『アデル、ブルーは熱い色』 『007 スペクター』 | |||||||||||||||||
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レア・エレーヌ・セドゥ=フォルニエ・ド・クロゾンヌ(Léa Hélène Seydoux-Fornier de Clausonne、1985年7月1日 - )は、フランスの女優。
来歴[編集]
1985年7月1日、フランス・パリにて生まれる。祖父はパテの会長、大叔父は映画会社ゴーモンの会長、母親は石油開発会社シュルンベルジェ創設者の孫である[2]。
2005年にラファエルのミュージック・ビデオに出演した後、2006年に『Mes Copines』で女優としてデビュー。
2008年、『美しいひと』で第34回セザール賞の有望新人女優賞にノミネートされた。翌年にはクエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』への出演でハリウッドに進出。2010年には『美しき棘』で第36回セザール賞において再び有望新人女優賞にノミネートされている。
2012年、マリー・アントワネットの朗読係を演じた『マリー・アントワネットに別れをつげて』で第38回セザール賞の主演女優賞にノミネートされた。
2013年、主演したアブデラティフ・ケシシュ監督の『アデル、ブルーは熱い色』が第66回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞[3]。また、スティーヴン・スピルバーグ監督率いる審査員側より、セドゥとアデル・エグザルホプロスにも特別にパルム・ドールが贈られ[3]、セドゥは同映画祭史上初となる出演女優としてのパルム・ドール受賞を果たした。
2014年、『アデル、ブルーは熱い色』と『Grand Central』での演技で、第19回リュミエール賞の最優秀女優賞を受賞した[4]。
2016年、恋人アンドレ・メイヤーとの間に第1子妊娠を発表。
人物[編集]
日本ではレア・セドゥーと表記されることもある。また、かつて『美しいひと』の上映の際にはレア・セイドゥと表記されていた[5][6]。
祖父のジェローム・セドゥはフランスのメディア王と呼ばれる大物で、映画会社パテを買収し会長に就任した。大叔父のニコラ・セドゥも同じくフランスの映画会社ゴーモンの会長及びCEOである[7]。
また、モデルとしてプラダの香水などの広告に登場している[8][9]。
主な出演作品[編集]
映画[編集]
公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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2006 | Mes copines | Aurore | 日本では劇場未公開 |
2007 | 最後の愛人 Une vieille maîtresse |
オリヴィア | 日本では劇場未公開 |
2008 | 戦争について De la guerre |
マリー | 日本では劇場未公開 |
美しいひと La belle personne |
ジュニー | 日本では劇場未公開 『美しい人』の題でフランス映画祭2009(第17回)にて上映 | |
2009 | イングロリアス・バスターズ Inglourious Basterds |
シャーロット・ラパディット | |
ルルドの泉で Lourdes |
マリア | ||
Plein sud | レア | 日本では劇場未公開 | |
2010 | ロビン・フッド Robin Hood |
イザベラ | |
美しき棘 Belle épine |
プリューデンス | 日本では劇場未公開 フランス映画祭2011(第19回)にて上映 | |
幻の薔薇 Roses à crédit |
マージョリー | テレビ映画 日本では劇場未公開 第11回東京フィルメックスにて上映 | |
ミステリーズ 運命のリスボン Mistérios de Lisboa |
ブランシュ・ド・モンフォール | ||
2011 | 若き人妻の秘密 Le roman de ma femme |
イヴ | |
ミッドナイト・イン・パリ Midnight in Paris |
ガブリエル | ||
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル Mission: Impossible – Ghost Protocol |
サビーヌ・モロー | ||
2012 | マリー・アントワネットに別れをつげて Les adieux à la reine |
シドニー・ラボルド | |
シモンの空 L'enfant d'en haut |
ルイーズ | 日本では劇場未公開 『シスター』の題で第19回大阪ヨーロッパ映画祭にて上映 | |
2013 | アデル、ブルーは熱い色 La vie d'Adèle |
エマ | |
グランド・セントラル Grand Central |
Karole | ||
2014 | グランド・ブダペスト・ホテル The Grand Budapest Hotel |
クロティルダ | |
美女と野獣 La belle et la bête |
ベル | ||
SAINT LAURENT/サンローラン Saint Laurent |
ルル・ドゥ・ラ・ファレーズ | ||
2015 | ロブスター The Lobster |
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あるメイドの密かな欲望 Journal d'une femme de chambre |
セレスティーヌ | 日本では劇場未公開 WOWOWで放送 | |
007 スペクター Spectre |
マドレーヌ・スワン | ボンドガール[10] | |
2016 | たかが世界の終わり[11] Juste la fin du monde |
シュザンヌ Suzanne |
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2018 | ホンモノの気持ち Zoe |
ゾーイ | 地域によりAmazon あるいは Netflixにより配信 |
クルスク Kursk |
ターニャ | ||
2020 | 007 ノー・タイム・トゥ・ダイ No Time to Die |
マドレーヌ・スワン | ボンドガール |
The French Dispatch | シモーヌ |
ゲーム[編集]
年 | 題名 | 役名 | 備考 |
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2019 | デス・ストランディング Death Stranding |
フラジャイル | モーションキャプチャー作品 声の出演 |
参考文献[編集]
- ^ “Léa Seydoux, la belle énigme”. Elle France (2014年2月14日). 2018年5月14日閲覧。
- ^ “フランス映画界最注目女優、レア・セドゥの魅力に迫る”. 2019年7月16日閲覧。
- ^ a b “Blue is the warmest colour team win Palme d'Or at Cannes 2013”. RFI (2013年5月26日). 2013年5月26日閲覧。
- ^ “Lea Seydoux Win at Lumiere Awards”. 2014年2月11日閲覧。
- ^ “フランス映画祭2009公式サイト--Festival du Film Francais 2009--” (日本語). ユニフランス. 2013年6月5日閲覧。 ただし、画像は2010年の映画祭上映作品のもの
- ^ “『美しいひと』 La Belle Personne - ONLY HEARTS” (日本語). オンリー・ハーツ. 2013年6月5日閲覧。
- ^ http://www.imdb.com/name/nm2244205/
- ^ "Jewelry Alla Prada" October 26, 2011, Style
- ^ Lea Seydoux’s Prada Candy Perfume Ad Style Frizz.com, Retrieved 12 December 2011
- ^ “M・ベルッチ&L・セドゥ、2人のボンドガールに迫る「007」特別映像”. 映画ナタリー (2015年8月13日). 2015年9月9日閲覧。
- ^ “映画『たかが世界の終わり』公式サイト”. ギャガ. 2017年4月15日閲覧。
外部リンク[編集]
- レア・セドゥ - allcinema
- レア・セドゥ - KINENOTE
- Léa Seydoux - インターネット・ムービー・データベース(英語)