ルナーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ルナーク
ジャンル ベルトスクロールアクション
対応機種 アーケード
開発元 タイトー
発売元 タイトー
プロデューサー 藤原英裕
ディレクター HIDE CHAN
デザイナー 藪崎久也
プログラマー 菅原徹
MUSCLE SATO
八木正樹
安河内寿男
田中宏幸
こうやまゆういち
音楽 渡部恭久
美術 菊地康彦
五十嵐恒三
藤原英裕
仙波隆綱
加藤久和
藪崎久也
人数 1 - 4人(同時プレイ)
メディア 業務用基板(5.56メガバイト
稼働時期
  • 日本 1991年1月 (1991-01)
  • アメリカ合衆国 1991年
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力
デバイス 8方向レバー
3ボタン
システム基板 F2システム
CPU MC68000 (@ 12 MHz)
サウンド Z80 (@ 4 MHz)
YM2610 (@ 8 MHz)
ディスプレイ ラスタースキャン
横モニター
320×224ピクセル
60.00Hz
パレット4096色
テンプレートを表示

ルナーク』(Runark) は、1990年タイトーから発売されたアーケードゲーム密猟組織から動物を助けるベルトスクロールアクションゲームである。日本国外でのタイトルは『Growl』(グロウル)。

ゲーム内容[編集]

素手攻撃や武器を使いこなして、悪の密猟組織『ベルサー動物保護法人』を壊滅させるのが本作の目的。攻撃力、ジャンプ力、体力の違う4人のキャラクターから1人を選んでプレイする。全7ステージ+1。アーケード版は4人同時プレイが可能だった。

8方向レバー、2ボタン(攻撃、ジャンプ)でプレイヤーキャラクターを操作する。

コマンド操作[編集]

スーパージャンプ
レバー上+AB同時押し
スペシャル攻撃(常時使用不可)
敵に囲まれているときにAB同時押し

武器アイテム[編集]

敵から奪ったり、樽や木箱を壊して入手可能。

  • - 攻撃ボタンを連打することで隙の無い連続攻撃が可能。
  • パイプ - 剣とほぼ同じ。
  • 拳銃 - 6発まで発射可能。弾切れのときは拳銃本体を投げる。
  • アサルトライフル - 7回まで発射可能。連射可能。弾切れのときは銃を振り回して攻撃可能。
  • ロケットランチャー - 4発まで発射可能。威力と攻撃範囲が高い。弾切れのときは本体を振り回して攻撃可能。
  • ナイフ - 突き刺して攻撃。投げることもできる。
  • - 攻撃範囲が広く(戻りモーションで自キャラの背後にも攻撃できる)、扱いやすい。

ステージ構成[編集]

  • 市街地1
市街地で戦いながら、列車へと進む。ステージボスはダイナマイトを体に巻きつけた大男。
  • 列車
列車の屋根の上で戦う。ここではステージボスが出現しない。
  • ボーナスステージ
檻や樽を壊し、鳥を救出する。敵キャラクターは登場しない。
  • 市街地2
ステージボスはデブの大男が集団で登場するが、そんなに強い相手ではない。
ステージボスは覆面をした大男で、プレイヤーが素手で戦う場合は戦法を工夫しなければならない。
  • アジト1
敵が戦車で攻撃してくるが、ゾウが突進して戦車を壊し、この戦車に乗っていた敵と戦う。
  • 溶岩洞窟(横モード)
ひたすら右に進んでいく。溶岩に落ちると体力が減る。敵キャラクターは登場しない。
  • アジト2
今までのステージボス達がリベンジとして登場したあと、最終ボスが登場する。

その他[編集]

海外版ではコンテイニューするとスコアがリセットされるバグが修正されている。

敵の集団は『ベルサー動物保護法人』という名だが、同社の横スクロールシューティングゲームダライアス』シリーズの敵役「ベルサー」との関連性については何の言及もない。

登場キャラクター[編集]

登場人物名は、メガドライブ版から付けられた。

世界動物愛護機構[編集]

ゲン (Gen)
白シャツと中折れ帽のプレイヤーキャラクター。
バーン (Burn)
赤シャツとバンダナのプレイヤーキャラクター。
カーン (Khan)
青シャツと中折れ帽のプレイヤーキャラクター。
ジャック (Jack)
黄シャツとバンダナのプレイヤーキャラクター。

ベルサー動物保護法人[編集]

ダイスケ
ハンチング帽を着た雑魚キャラクター。武器アイテムはパイプとナイフを使う。
ベッチ
ミニスカートのスーツを着た女性の雑魚キャラクター。武器アイテムは手りゅう弾を使う。得意技は旋風脚。
アラブー
ターバンを着た雑魚キャラクター。武器アイテムは鞭を使う。
ニトロマン
1面のボス。ダイナマイトを体に巻きつけた大男。
ヂッブ
3面のボス。デブの大男。
ブーステッドマン
4面のボス。覆面をした大男。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 日本の旗ルナーク
アメリカ合衆国の旗GROWL

  • 日本 1991年11月15日 (1991-11-15)
  • アメリカ合衆国 1991年
メガドライブ I.T.L タイトー 4メガビットロムカセット[1]
  • 日本 T-11153
  • アメリカ合衆国 11076
-
2 タイトーメモリーズ 上巻
  • 日本 2005年7月28日 (2005-07-28)
PlayStation 2 タイトー タイトー DVD-ROM SLPM-66057 -
アーケード版の移植
メガドライブ版
  • 1人プレイしかできない、横モードの洞窟ステージがないなどの変化がある。
  • 船ステージのボスが武器なしでも楽に倒せる。
PlayStation 2『タイトーメモリーズ 上巻』版
  • 移植度は良好だが、ロケット弾手榴弾を使うと人体がバラバラになる残虐表現が削除され、画面が激しく点滅するシーンが差し替えられている。

スタッフ[編集]

  • プロモーション・オブジェクト:みはらひろみつ
  • 音楽・効果音:YACK.(渡部恭久
  • キャラクター・デザイナー:菊地康彦、AYA INOCHI IGARASHI(五十嵐恒三)、FUJIWARAN X(藤原英裕)、仙波隆綱、加藤久和、EXIT YAB(藪崎久也)
  • ハードウェア:高橋えいきち、ブルーザーくしろ
  • 軽作業:INSECTOR FJW
  • ソフトウェア:3D MASTER SUGAWARA(菅原徹)、MUSCLE SATO、YAMABANGA YMOT YAGI(八木正樹)、ON A NINJA DAISUKE YASUKOUCHI(安河内寿男)、CHINPUSON MR2 TANAKA(田中宏幸)、GOD MOUNTAIN Y.KOHYAMA(こうやまゆういち)
  • ソフトウェア・サポート:はしもとひでき、きたばやしたかし
  • 原案:EXIT YAB(藪崎久也)
  • ゲーム・ディレクター:HIDE CHAN
  • プロジェクト管理:藤原英裕

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
ファミ通 20/40点 (MD)[2]
メガドライブFAN 16.90/30点 (MD)[1]
メガドライブ大全 否定的[3]
受賞
媒体 受賞
第5回ゲーメスト大賞 年間ヒットゲーム44位 (AC)[4]
アーケード版

ゲーム誌『ゲーメスト』の企画「第5回ゲーメスト大賞」(1991年度)で、年間ヒットゲーム44位を獲得している[4]

メガドライブ版
  • ゲーム誌『ファミコン通信』のクロスレビューでは合計20点(満40点)になっている[2]
  • ゲーム誌『メガドライブFAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、16.90点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1993年7月号特別付録の「メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」では、「キャラクタそれぞれにパラメータの特性と必殺技があり、それぞれ違った感覚を味わえる。アイテムも多い」と紹介されている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 3.22 2.81 2.81 2.68 2.54 2.84 16.90
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では、「剣やムチ、マシンガンといった殺傷力みなぎる武器の数々も、小さく粗いドット絵になって、さっぱり見分けがつけられない」、「オリに捕えられていたタカや象が、密猟者どもにむごたらしく仕返しする『動物ボンバー』はかろうじて再現」と評している。[3]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」、『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店1993年7月15日、 32頁。
  2. ^ a b ルナーク まとめ [メガドライブ] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年2月20日閲覧。
  3. ^ a b 「Chapter 04 1991年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』 太田出版2004年9月29日、96頁。ISBN 9784872338805
  4. ^ a b 「ゲーメスト大賞11年史」、『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社1998年1月17日、 16 - 17頁、 ISBN 9784881994290