ラス・タンブリン
| ラス・タンブリン Russ Tamblyn | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() 1990年エミー賞授賞式 | |||||||||
| 本名 | Russell Irving Tamblyn | ||||||||
| 別名義 |
ラスティ・タンブリン[1] ラッセル・タンブリン[1] | ||||||||
| 生年月日 | 1934年12月30日(91歳) | ||||||||
| 出生地 |
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| 職業 | 俳優・ダンサー | ||||||||
| 活動期間 | 1948年 – | ||||||||
| 配偶者 |
ヴェネティア・スティーヴンソン(1956年 - 1957年) シーラ・エリザベス・ケンプトン(1960年 - ?) ボニー・マレイ(? - 現在) | ||||||||
| 著名な家族 | アンバー・タンブリン(娘) | ||||||||
| 公式サイト | http://www.russtamblyn.com/ | ||||||||
| 主な作品 | |||||||||
| 『ウエスト・サイド物語』(1961年) | |||||||||
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ラス・タンブリン(Russ Tamblyn, 1934年12月30日[2] - )は、アメリカ合衆国[2]の俳優・ダンサー。ロサンゼルス出身[3]。身長175cm[4]。
来歴
[編集]1934年にロサンゼルスでヴォードヴィリアンのエディー・タンブリンの息子として生まれ、6歳からダンスやアクロバットを習い始める。
10歳の時に俳優ロイド・ブリッジスに見出されたことがきっかけとなり、1948年の映画『緑色の髪の少年』の端役でハリウッドデビューする。その後はMGMと契約し、子役・若手俳優として人気を集める。
1954年に出演した『掠奪された七人の花嫁』でダンスのダイナミズムに注目される。
1956年に行なわれた第13回ゴールデングローブ賞で新人男優賞を受賞(レイ・ダントンと同時受賞)。
1957年の映画『青春物語』で第30回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされる。1961年には『ウエスト・サイド物語』でジェット団のリーダー・リフ役を演じている[3]。
1966年公開の日米合作映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』で科学者のポール・スチュワートを演じたものの、定時の撮影後は共に来日した妻とホテルへ直帰し、食事の交歓の誘いも一切断るなど、前年公開の『フランケンシュタイン対地底怪獣』などに出演したニック・アダムスがスタッフや俳優たちと積極的に交わり、溶け込もうとしたのとは対照的な態度をとった[5]。撮影現場でもまったく演技を合わせようとしなかったため、土屋嘉男によれば、共演した水野久美はタンブリンの態度に怒ってヒステリーを起こしたこともあったという[6][注釈 1]。佐原健二は、言葉の壁があったため孤立していたかもしれないと述懐している[7]。ちなみに、このスチュワート役には当初タブ・ハンターが予定されていた[8]。時を経た2014年にハリウッドのイベント「モンスターパルーザ」でタンブリンと再会した佐原は和やかにトークを披露し、同じ作品に出演した同志であることを感じたと語っている[9]。
私生活
[編集]弟のラリー・タンブリンはミュージシャンで、ロックバンド「スタンデルズ」の主要メンバーとして知られている。
女優のアンバー・タンブリンは、3番目の妻ボニー・マレイとの間に生まれた娘である。
主な出演作品
[編集]| 公開年 | 邦題 原題 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1948 | 緑色の髪の少年 The Boy with Green Hair | クラスメート | クレジットなし |
| 1949 | 歓呼の球場 The Kid from Cleveland | ジョニー・バロウズ | |
| サムソンとデリラ Samson and Delilah | サウル | ||
| 1950 | 拳銃魔 Deadly Is the Female | バート(14歳) | |
| 別働隊 Captain Carey, U.S.A. | ピエトロ | ||
| 花嫁の父 Father of the Bride | トミー・バンクス | ||
| 1951 | 可愛い配当 Father's Little Dividend | トミー・バンクス | |
| 1952 | 地獄への退却 Retreat, Hell! | ジミー・W・マクダーミッド | |
| 1953 | あの高地を取れ Take the High Ground! | ポール・ジェイミソン | |
| 1954 | 掠奪された七人の花嫁 Seven Brides for Seven Brothers | ギデオン | |
| 1955 | 渡るべき多くの河 Many Rivers to Cross | シールズ | |
| 艦隊は踊る Hit the Deck | ダニー | ||
| 1956 | 最後の銃撃 The Last Hunt | ジミー・オブライエン | |
| 必殺の一弾 The Fastest Gun Alive | エリック・ドゥーリトル | ||
| ヤング・ガン The Young Guns | タリー・ライス | ||
| 1957 | Z旗あげて Don't Go Near the Water | タイソン | |
| 青春物語 Peyton Place | ノーマン・ペイジ | ||
| 1958 | 性愛の曲り角 High School Confidential! | トミー・ベイカー/マイク・ウィルソン | |
| 親指トム tom thumb | 親指トム | ||
| 1960 | シマロン Cimarron | ウィリアム・ハーディ | |
| 1961 | ウエスト・サイド物語 West Side Story | リフ[3] | |
| 1962 | 不思議な世界の物語 The Wonderful World of the Brothers Grimm | ウッズマン/親指トム | |
| 西部開拓史 How the West Was Won | 脱走兵 | ||
| 1963 | 渚のデイト Follow the Boys | ワズワース・スミス | |
| たたり The Haunting | ルーク・サンダーソン | ||
| 長い船団 The Long Ships | オーム | ||
| 1965 | 最後のガンファイター Son of a Gunfighter | ジョニー・ケッチャム | |
| 1966 | フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ The War of the Gargantuas | スチュワート博士[3][2] | |
| 1971 | 男子禁制・女体秘密クラブ The Female Bunch | ビル | |
| ドラキュラ対フランケンシュタイン Dracula vs. Frankenstein | リコ | ||
| 1982 | ヒューマン・ハイウェイ Human Highway | フレッド・ケリー | |
| 1987 | 超高性能兵器サイクロン Cyclone | クレジットなし | |
| 1988 | ターボ・クライシス B.O.R.N. | ヒュー | |
| ネクロマンサー/復讐の魔術 Necromancer | チャールズ | ||
| ファントム・エンパイア The Phantom Empire | ビル | ||
| 1989 | デザート・スティール Desert Steel | テイト | |
| 1990 | 未来警察マッド・ポリス Aftershock | ハンク・フランクリン | |
| 1990-1991,2017 | ツイン・ピークス Twin Peaks | ローレンス・ジャコビー | テレビシリーズ |
| 1992 | 立候補/ダーティ・トリックス Running Mates | フランク・アッシャー | テレビ映画 |
| 1993 | キャビン・ボーイ/航海、先に立たず Cabin Boy | ||
| 1995 | リアル・フィクション/殺人のシナリオ Starstruck | ホイーラー/ホームレスの男 | |
| 1997 | ゴースト・ドッグ My Ghost Dog | ヴィト | テレビ映画 |
| 1999 | 風の行方 Inherit the Wind | エド | テレビ映画 |
| 2012 | ドライヴ Drive | ドック | |
| 2012 | ジャンゴ 繋がれざる者 Django Unchained | Son of a Gunfighter | |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- 1 2 “ラス・タンブリン(Russ Tamblyn) のプロフィール”. allcinema. 2011年10月10日閲覧。
- 1 2 3 野村宏平、冬門稔弐「12月29日 / 12月30日」『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、374頁。ISBN 978-4-8003-1074-3。
- 1 2 3 4 東宝特撮映画全史 1983, p. 535, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
- ↑ “Russ Tamblyn - Biography” (英語). IMDb. 2011年10月10日閲覧。
- 1 2 東宝特撮女優大全集 2014, p. 65, 聞き手:手塚昌明/構成:友井健人「水野久美インタビュー」
- ↑ 『怪獣大戦争』でのDVDオーディオコメンタリーより。
- ↑ 円谷英二特撮世界 2001, p. 69, 「対談 佐原健二×水野久美」
- ↑ “The War of the Gargantuas (1968) - Trivia” (英語). IMDb. 2012年8月17日閲覧。
- ↑ 「祝・ガイラ生誕50周年!! 佐原健二」『別冊映画秘宝 特撮秘宝』vol.3、洋泉社、2016年3月13日、111頁、ISBN 978-4-8003-0865-8。
参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 『円谷英二特撮世界』勁文社、2001年8月10日。ISBN 4-7669-3848-8。
- 別冊映画秘宝編集部 編『〈保存版〉別冊映画秘宝 東宝特撮女優大全集』洋泉社、2014年9月24日。ISBN 978-4-8003-0495-7。
