花嫁の父

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花嫁の父
Father of the Bride
Father of the bride 1950 promo.jpg
監督 ヴィンセント・ミネリ
脚本 フランシス・グッドリッチ
アルバート・ハケット
原作 エドワード・ストリーター
製作 パンドロ・S・バーマン
出演者 スペンサー・トレイシー
ジョーン・ベネット
エリザベス・テイラー
音楽 アドルフ・ドイチュ
撮影 ジョン・アルトン
編集 フェリス・ウェブスター
製作会社 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
配給 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
公開 アメリカ合衆国の旗 1950年6月16日
日本の旗 1952年12月16日
上映時間 92分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 4,054,400ドル(北米市場配給収入)
次作 可愛い配当
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花嫁の父』(はなよめのちち、英語: Father of the Bride)は、1950年に製作・公開されたアメリカ合衆国の映画

概要[編集]

エドワード・ストリーターの小説を基にヴィンセント・ミネリが監督、スペンサー・トレイシージョーン・ベネットエリザベス・テイラーが主演した。子役出身のエリザベス・テイラーは当時18歳で、本作が大人の女性を演じ成功をおさめた最初期の作品となった。

テイラーとコンラッド・ヒルトン・ジュニアの挙式の2日後にプレミア上映が行われている。1951年には続篇『可愛い配当』が公開された。後、『花嫁のパパ』としてリメイクされた。

あらすじ[編集]

パーティの後、散らかった邸宅で、弁護士のスタンリー・バンクスが娘の結婚式を振り返る。

「嵐」の始まりは3か月前だった。いつも通り帰宅すると、妻エリーと家政婦デライラが出迎え、19歳の長男のベンに車のキーを渡し、次男のトミーと一言挨拶を交わす、いつも通りの夜のはずだった。しかし、ひとり娘ケイ(キャサリン)はいつもと違う生き生きとした様子だった。突如電話があり、”バックリー”という青年からだと言う。ケイは結婚を夢見て話し始める。スタンリーは、家に出入りする軽薄あるいは無能な男達のうち誰か想像し、気が気ではない。結婚に猛反対する父親に対し、ケイはバックリーが、現代的で優秀なビジネスマンだと涙ながらに話し、席を外してしまう。

やがて、背が高くマナーもわきまえた好青年:バックリーがデートの迎えに現れる。すぐにケイの母エリーと打ち解けるが、スタンリーは複雑な気持ちを隠せない。父親の勧めには従わないが、恋人の勧めに従ってコートを替える娘を見て、スタンリーは役目を終えたことを悟り始める。エリーは娘の結婚に有頂天になり、結婚式の準備に夢中になる。

早速、翌日の夕食にバックリーを招き、スタンリーは彼の人柄、特に経済力を見極めようとするが申し分なかった。次にバンクス夫妻は、ダンスタン家を訪問し、バンクス家と同等かそれ以上の家柄であることを確認し、親同士はすぐに打ち解ける。マティーニで饒舌になったスタンリーは、ケイの幼い頃からの思い出を延々と語り続け、他方、バックリーの話になると居眠りしてしまう。

花嫁の父として、婚約披露宴を開くが、来客の男達から、短期間での離婚や多額の支出など、不安になる話ばかり耳にしてしまう。そして、結婚式と披露宴の相談が始まると、一家は口論となる。しかし、妻が教会で式を挙げられなかったことを長年不満に思っていたことを知り、娘の夢を叶えるべく盛大な結婚式を決心する。こうして金の支払い以外に役目がなくなったスタンリーは、結婚式や嫁入り支度のリストを見て唖然とする。

招待客には一人3ドル75セントの費用がかかり、さらに当日の食事選びや、両親の衣装、食器、付添人や花婿の贈り物、家具の配置換えにもかなりの費用がかかり、騒動となる。スタンリーは、花婿側は花婿以外一銭も出さないことに気付いてしまう。

やがて結婚式参加の返事や、ケイへの贈り物が山のように届き始める。そんな中、突然ケイが結婚しないと言い出す。スタンリーは娘を慰め、結婚式を中止する方向で話をするが、やがて新婚旅行先を巡る喧嘩が発端だったことを知る。バックリーが謝罪に来ると、父親をよそに二人はきつく抱きしめ合って仲直りし、真剣に心配したスタンリーは呆気にとられる。

いよいよ前日、結婚式のリハーサルが上手くいかず、スタンリーは本番で失敗する悪夢にうなされて寝付けない。そこで、台所に行くと同じように本番の不安で寝付けないケイがおり、娘を励ます。

当日も、朝から準備で大騒動となる。まず妻の美しさに感激するが、娘ケイは童話の姫のように美しかった。感激に浸る間も無く、父娘で教会に向かった。大勢の祝福と称賛を受けながら、スタンリーは自分の役目と動きを頭の中で復習しつつ、娘が自分の下から去ることをついに悟る。こうして結婚式が執り行われた。続く披露宴も、小さな問題や誤算こそ起こったが、娘と会話できないほどの盛況ぶり。ケイを新婚旅行に送り出し、無事に終えたところで、冒頭の場面に戻る。

ケイからの電話が鳴り、カナダへの出発を前に両親への感謝と愛情を伝える。スタンリーはようやく心の平穏を取り戻し、古い諺から「娘は生涯、親の子」と言うと、妻と二人踊り始めるのだった。

配役[編集]

俳優名の後のカッコ内は日本語吹き替え声優名。

吹替は60年代に日曜洋画劇場で放映されたものと、80年代にNHKで放映されたものがある。

スタッフ[編集]

  • 監督:ヴィンセント・ミネリ
  • 製作:パンドロ・S・バーマン
  • 原作 : エドワード・ストリーター
  • 脚本:フランシス・グッドリッチ、アルバート・ハケット
  • 音楽:アドルフ・ドイチュ
  • 撮影:ジョン・アルトン
  • 編集:フェリス・ウェブスター
  • 美術:セドリック・ギボンズ、レオニード・ヴァシアン
  • 装置:エドウィン・B・ウィリス
  • 衣装:ヘレン・ローズ、ウォルター・プランケット
  • 録音:ダグラス・シアラー

アカデミー賞ノミネーション[編集]

外部リンク[編集]