ライヴ・イーヴル

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ライヴ・イーヴル
ブラック・サバスライブ・アルバム
リリース
録音 1982年 ワシントン州シアトルテキサス州サンアントニオ、テキサス州ダラス
ジャンル ヘヴィメタルハードロック
時間
レーベル イギリスの旗ヴァーティゴ
アメリカ合衆国の旗カナダの旗ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース トニー・アイオミギーザー・バトラー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 13位(イギリス[2]
  • 15位(スウェーデン[3]
  • 34位(オランダ[4]、ニュージーランド[5]
  • 35位(日本[6]
  • 37位(アメリカ[7]、ドイツ[8]
  • ブラック・サバス 年表
    悪魔の掟
    (1981年)
    ライヴ・イーヴル
    (1982年)
    悪魔の落とし子
    (1983年)
    テンプレートを表示

    ライヴ・イーヴル』(Live Evil)は、ブラック・サバス1982年に発表したライブ・アルバム(母国イギリスでのリリースは1983年)。アルバム『悪魔の掟』(1981年)発表後のツアーで録音されたライブ音源を収録している。オリジナルLPは2枚組で発売された。

    背景[編集]

    本作のミキシング作業において、ロニー・ジェイムス・ディオがスタジオに忍び込み自分のボーカル・トラックのボリュームを上げようとしたため、トニー・アイオミギーザー・バトラーと対立したといわれる[9]。ただし、アイオミが2010年に説明したところによれば、彼らがサウンドの違いに気付いた時、一緒に作業したエンジニアは深酒しており、彼が「ロニーが来て全部の音を調整して、君たちがまた調整して、また彼(ロニー)が来て調整して、俺はどうすればいいか分からないよ!」と言ったことから対立が始まったという[10]。この件についてアイオミは「もちろん全くの伝聞で、今となっては(エンジニアの言ったことを)本気で信じていないけど、当時の私達は信じてしまった」と語っている[10]。そして、最終的にディオはヴィニー・アピスと共にバンドを脱退し、ディオを結成する。

    反響[編集]

    全英アルバムチャートでは11週チャート圏内に入り、最高13位を記録した[2]。日本のオリコンLPチャートでは、当時としては自身最高の35位に達し、『ブラック・サバス4』(1972年)以来のトップ50入りを果たす[6]

    収録曲[編集]

    1989年の再発CDは1枚にまとめられ、「ウォー・ピッグス」が外されていた[11]。その後のリマスターCDでは、1枚のCDに全14曲とも収録された。

    A面[編集]

    1. E5150 "E5150" (Ronnie James Dio, Tony Iommi, Geezer Butler) – 2:09
    2. ネオンの騎士 "Neon Knights" (R. J. Dio, T. Iommi, G. Butler, Bill Ward) – 4:28
    3. N.I.B. "N.I.B." (Ozzy Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 5:09
    4. チルドレン・オブ・ザ・シー "Children of the Sea" (R. J. Dio, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 6:04
    5. ヴードゥーの呪い "Voodoo" (R. J. Dio, T. Iommi, G. Butler) – 5:23

    B面[編集]

    1. 黒い安息日 "Black Sabbath" (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 8:34
    2. ウォー・ピッグス "War Pigs" (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 9:17
    3. アイアン・マン "Iron Man" (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 7:10

    C面[編集]

    1. 悪魔の掟 "The Mob Rules" (R. J. Dio, T. Iommi, G. Butler) – 3:18
    2. ヘヴン&ヘル "Heaven and Hell" (R. J. Dio, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 11:57

    D面[編集]

    1. 南十字星〜ヘヴン&ヘル(パート2) "The Sign of the Southern Cross / Heaven and Hell (Continued)" (R. J. Dio, T. Iommi, G. Butler / R. J. Dio, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 7:16
    2. パラノイド "Paranoid" (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 3:25
    3. チルドレン・オブ・ザ・グレイヴ "Children of the Grave" (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 5:02
    4. フラッフ "Fluff" (O. Osbourne, T. Iommi, G. Butler, B. Ward) – 1:37

    参加ミュージシャン[編集]

    アディショナル・ミュージシャン

    脚注[編集]

    1. ^ 30 Years Ago: Black Sabbath's 'Live Evil' Released - ultimateclassicrock.com
    2. ^ a b BLACK SABBATH | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される - 2015年3月15日閲覧
    3. ^ swedishcharts.com - Black Sabbath - Live Evil
    4. ^ dutchcharts.nl - Black Sabbath - Live Evil
    5. ^ charts.org.nz - Black Sabbath - Live Evil
    6. ^ a b 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)pp.259-260
    7. ^ Black Sabbath | Awards | AllMusic
    8. ^ charts.de - 2014年7月28日閲覧
    9. ^ Live Evil - Black Sabbath | AllMusic - Review by Eduardo Rivadavia
    10. ^ a b Marszalek, Julian (2010年4月2日). “Black Sabbath's Tony Iommi Recalls the 'Heaven and Hell' Era” (英語). Spinner Canada. AOL Music. 2010年4月12日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月8日閲覧。
    11. ^ Black Sabbath - Live Evil (CD, Album) at Discogs