リユニオン (ブラック・サバスのアルバム)

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リユニオン
ブラック・サバスライブ・アルバム
リリース
録音 1997年12月5日 バーミンガム N.E.C.[1]
1998年4月 - 5月 カリフォルニア州ロサンゼルス A&Mスタジオ(ディスク2 - #8, #9)[1]
ジャンル ヘヴィメタルハードロック
時間
レーベル エピック・レコード
プロデュース トム・パヌンツィオ
ボブ・マーレット(ディスク2 - #8, #9)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 5位(カナダ[2]
  • 11位(アメリカ[3]、スウェーデン[4]
  • 29位(フィンランド[5]
  • 40位(ドイツ[6]
  • 41位(イギリス[7]
  • 65位(フランス[8]
  • ブラック・サバス アルバム 年表
    ザ・サバス・ストーンズ
    (1996年)
    リユニオン
    (1998年)
    パスト・ライヴス
    (2002年)
    テンプレートを表示

    リユニオン』(Reunion)は、ブラック・サバス1998年に発表したライブ・アルバム。1980年に発売された『ライヴ・アット・ラスト!』は、レーベル側がバンドに無断で発売した作品で、オリジナル・ラインナップによるライブ・アルバムがバンド公認で発売されたのは、本作が初めてである[9]

    背景[編集]

    1997年、オリジナル・メンバーのうちオジー・オズボーントニー・アイオミギーザー・バトラーの3人が再結集し、サポート・メンバーのジェフ・ニコルス(キーボード)とマイク・ボーディン(ドラムス)を迎えた編成で、5月より始まったオズフェスト・ツアーに参加した[10]。そして、12月4日と5日に行われたバーミンガム公演では、オリジナル・ドラマーのビル・ワードも復帰した[10]

    本作にはスタジオ録音の新曲「サイコ・マン」と「セリング・マイ・ソウル」も収録された[9]。なお、後者のレコーディングでは、ワードが適切なタイム感で演奏できなかったため、ドラムマシンが使用された[11]

    反響[編集]

    アメリカのBillboard 200では11位に達し、バンドにとって『悪魔の落とし子』(1983年)以来15年ぶりの全米トップ40アルバムとなった[3]。スウェーデンでは1998年10月29日付のアルバム・チャートで初登場11位となり、合計3週トップ60入りした[4]。一方、全英アルバムチャートでは最高41位に終わり、トップ100入りは2週のみであった[7]

    評価[編集]

    第42回グラミー賞では、本作に収録された「アイアン・マン」が最優秀メタル・パフォーマンス賞を受賞した[12]

    Eduardo Rivadaviaはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け、ライブ録音のパートに関して「このアルバムに関する真の鍵は、ライブ・レコーディングにおいて最もありがちな落とし穴である、楽曲のテンポを上げることを回避したことにある」、新曲「サイコ・マン」に関して「スローなイントロとラストの激しいリフによって、実に素晴らしい出来となっている」と評している[9]。また、Jim Farberは『エンターテインメント・ウィークリー』誌のレビューでBプラスを付け「彼らの初期の作品は画期的である一方、現在の水準からすれば、音質的には弱々しく抑制的だった」「ここでは更なる押しの強さと重さがあり、そしてトニー・アイオミの邪悪なリード・ギターに比重が割かれている」と評している[13]

    収録曲[編集]

    特記なき楽曲はオジー・オズボーントニー・アイオミギーザー・バトラービル・ワードの共作。

    ディスク1[編集]

    1. ウォー・ピッグス "War Pigs" – 8:28
    2. 眠りのとばりの後に "Behind the Wall of Sleep" – 4:05
    3. N.I.B. "N.I.B." – 6:44
    4. フェアリーズ・ウェア・ブーツ "Fairies Wear Boots" – 6:19
    5. エレクトリック・フューネラル "Electric Funeral" – 5:01
    6. スウィート・リーフ "Sweet Leaf" – 5:07
    7. スパイラル・アーキテクト "Spiral Architect" – 5:40
    8. イントゥー・ザ・ヴォイド "Into The Void" – 6:31
    9. スノウブラインド "Snowblind" – 6:07

    ディスク2[編集]

    1. 血まみれの安息日 "Sabbath Bloody Sabbath" – 4:36
    2. オーキッド/ロード・オブ・ジス・ワールド "Orchid/Lord of This World" – 7:06
    3. きたない女 "Dirty Women" – 6:29
    4. 黒い安息日 "Black Sabbath" – 7:29
    5. アイアン・マン "Iron Man" – 8:20
    6. チルドレン・オブ・ザ・グレイヴ "Children of the Grave" – 6:30
    7. パラノイド "Paranoid" – 4:29
    8. サイコ・マン "Psycho Man" (Ozzy Osbourne, Tony Iommi) – 5:19
    9. セリング・マイ・ソウル "Selling My Soul" (O. Osbourne, T. Iommi) – 3:09

    参加ミュージシャン[編集]

    アディショナル・ミュージシャン

    脚注[編集]

    [脚注の使い方]
    1. ^ a b Black Sabbath - Reunion (1998, CD) | Discogs
    2. ^ Black Sabbath Chart History - Billboard Canadian Albums”. Billboard. 2020年6月11日閲覧。
    3. ^ a b Black Sabbath - Awards”. AllMusic. 2016年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月11日閲覧。
    4. ^ a b swedishcharts.com - Black Sabbath - Reunion
    5. ^ finnishcharts.com - Black Sabbath - Reunion
    6. ^ Offizielle Deutsche Charts
    7. ^ a b Black Sabbath | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
    8. ^ lescharts.com - Black Sabbath - Reunion
    9. ^ a b c Rivadavia, Eduardo. “Reunion - Black Sabbath”. AllMusic. 2020年6月11日閲覧。
    10. ^ a b Ozzfest 97 Tour”. Black Sabbath Online. 2020年6月11日閲覧。
    11. ^ Reunion”. Black Sabbath Online. 2020年6月11日閲覧。
    12. ^ Grammy's Memorable Moments, 1975 to 2009”. Rolling Stone (2010年1月28日). 2020年6月11日閲覧。
    13. ^ Farber, Jim (1998年11月27日). “Reunion”. Entertainment Weekly. Meredith Corporation. 2020年6月11日閲覧。