メッセサンオー
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 小売業 |
| 略称 | メッセ |
| 本社所在地 |
〒101-0021 東京都千代田区外神田三丁目14番8号 北緯35度42分04.3秒 東経139度46分16.6秒 / 北緯35.701194度 東経139.771278度座標: 北緯35度42分04.3秒 東経139度46分16.6秒 / 北緯35.701194度 東経139.771278度 |
| 設立 | 1990年5月26日 |
| 廃止 | 2012年1月16日 |
| 事業内容 | ゲームソフト、パソコンソフト関連機器販売、ビデオソフト、レコード及び上記中古品の買取販売、情報処理サービス業及び情報提供サービス業 |
| 代表者 | 代表取締役 志村 省吾 |
| 資本金 | 4000万円(2011年5月31日現在)[1] |
| 売上高 | 31億5600万円(2007年5月期)[2] |
| 純利益 | △984万円(2007年5月期)[2] |
| 従業員数 | 10名[2] |
| 決算期 | 毎年5月 |
| 外部リンク | http://www.messe.gr.jp/ |
| 特記事項:2012年1月16日付で株式会社トレーダーに合併して解散 | |
株式会社メッセサンオー(MESSE SANOH)は、東京都千代田区外神田(秋葉原)に本社を置いていたテレビゲーム・アダルトゲーム・同人ゲーム・アニメソフトの販売店である。
概要
[編集]前身は、1961年6月27日に設立された三桜無線株式会社[注 1][注 2]という電器店。1969年7月30日に株式会社三桜に商号変更し[注 1][注 3][注 4][注 5]、1980年代末時点で「三桜」の屋号でファミコン、パソコンソフトの専門店を営業[注 6]。隣接する古川電気[注 7]とともに秋葉原における老舗ゲーム専門店として知られた。同社は1990年5月26日に株式会社メッセサンオーを新設してファミコンを主力にしたアミューズメントショップに業態転換した[6]。社名の由来は「『幕張メッセ(メッセ=見本市)』のように沢山の方々に来て頂きたい」という願いを込めたもの[7]。
1987年にPCゲーム、1992年に同人ゲーム、1994年に同人誌、1996年に輸入ゲームの販売をそれぞれ開始し、2001年にはボーイズラブ系商品の販売も開始した。中古ゲームソフトの買取・販売も一時期行っていたが、中古ゲーム訴訟の影響で1999年3月に取り扱いを中止、中古専門店TRADERを設立して中古販売部門を分離独立させた。
2011年10月5日に、TRADERを運営する株式会社トレーダーを存続会社とした吸収合併により、会社としてのメッセサンオーが解散することが官報に公告された[8]。同年12月21日には「合併のご挨拶」の張り紙がメッセサンオー本店店頭に貼り出され、2012年1月16日をもって合併する旨が告知された[9]。
メッセサンオー店舗の今後について、業態等は変わらず営業していくという報道もあったが[10]、最終的に2012年1月14日をもって閉店し、メッセサンオーは22年の歴史に幕を下ろした。同年1月16日から新品商品を取り扱う「トレーダー秋葉原4号店(TRADER4)」へ店舗名を変更して営業を継続していたが[11]、トレーダー秋葉原3号店との統合により、2013年4月29日に閉店した[12]。
かつて存在した店舗
[編集]- 本店(コンシューマ館)
- PCゲーム館
- カオス館(2010年5月31日で旧所在地の店舗を閉店し、同年6月7日に本店2階へ移転[13])
- 同人ソフト館(2011年6月に閉店し、本店、PCゲーム館、カオス館へ分散移転[14])
- 同人誌館(2010年5月30日閉店[15])
- OVERTOP(オーバートップ) - Amiga&秋葉原初のDOS/Vパーツ専門店。2005年2月末に閉店[16][17]。
秋葉原以外では2002年12月12日に大阪・日本橋に「大阪なんば店」(後にPCソフト館なんば店に改称)を出店したが[18]、売り上げの不振で2005年8月31日に閉店している[19][20]。
不祥事
[編集]2010年4月1日に、メッセサンオーPC通販部の1405名の顧客情報がGoogleの検索エンジンから閲覧可能になるという不祥事が発生した[21][22]。検索エンジンのキャッシュデータは同年4月3日12時頃までに全て検索結果と共に削除されたが、発覚から約2日間に渡ってアダルトゲーム購入者の氏名・住所・電話番号・購入商品などの個人情報が大量に流出し、それが安易な検索方法で閲覧できたため、多くのネットユーザーの目に留まるという事態となった。問題発覚後、メッセサンオーは公式サイトに謝罪文を掲載し[23]、被害者へはお詫びにクオカードを郵送した。なお、それに付随してネットショップのシステムを開発した会社であるWEBインベンターについても、問題発覚後の対応の仕方について指摘を受けている[24]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b 株式会社三桜の商業・法人登記情報(会社法人等番号0100-01-017081)による。
- ^ 1984年発行の住宅地図で新末広ビルの別記に「三桜無線(株)営業部」の表記[3]。
- ^ 1986年発行の住宅地図で新末広ビルの別記に「三桜(株)営業部」「(株)三桜」の表記[4]。
- ^ 2012年2月現在、旧メッセサンオー本店があった新末広ビルに「三桜」の袖看板が残っていた。
- ^ 2025年4月現在、株式会社三桜は旧メッセサンオー本店と同住所で法人として存続している(商業・法人登記情報(会社法人等番号0100-01-017081)による)。
- ^ 読みは「サンオー」[5]。
- ^ 古川電気もメッセサンオーと同じく、一般の電器店からゲーム専門店に業態転換した店であった。当初はテレビ・PCゲーム全般を取り扱っていたが、後にアダルトPCゲーム専門店となった。2011年5月を以て店舗を閉鎖し、現在は通信販売のみ営業している。
出典
[編集]- ^ 「第22期決算公告」『官報』号外第180号、2011年8月18日、52頁。
- ^ a b c 『帝国データバンク会社年鑑』(89版(2009年版)・東日本編)帝国データバンク、2008年10月、1911頁。国立国会図書館書誌ID:000009800885。
- ^ “ゼンリンの住宅地図” (Map). 千代田区 (1984年 ed.). 縮尺不定. 東京都1. ゼンリン. 1984年4月. p. 別記19. 国立国会図書館書誌ID:000003562294.
- ^ “ゼンリンの住宅地図” (Map). 千代田区 (1986年 ed.). 縮尺不定. 東京都1. ゼンリン. 1986年3月. p. 別記29. 国立国会図書館書誌ID:000003562295.
- ^ 松本新『秋葉原・電気街でとことん得する本 : 全店マップ&データ380』ロングセラーズ〈ムックの本〉、1989年1月。ISBN 4-8454-0276-9。国立国会図書館書誌ID:000001961257。
- ^ 青木康祐「秋葉原マーケティング論」『TDB REPORT』第6号、帝国データバンク、1994年2月、2-9頁、doi:10.11501/2886573。
- ^ 金寿彦『秋葉原メッセサンオー店長 金の魂〜略して金タマ』ソフトバンククリエイティブ、2008年4月。ISBN 978-4797342031。
- ^ 「合併公告」『官報』本紙第3653号、2011年10月5日、30頁。
- ^ 「『メッセサンオー』 トレーダーに吸収合併 本店の看板が外れた」『アキバ地獄!』2011年12月21日。
- ^ 「メッセサンオーがトレーダー傘下へ、営業は変わらず」『AKIBA PC Hotline』インプレス、2011年10月12日。
- ^ 「メッセサンオー:アキバの老舗ゲーム店が閉店 22年の歴史に幕 ゲーム市場冷え込みで」『MANTANWEB』毎日新聞デジタル、2012年1月14日。
- ^ 「秋葉原3号店・4号店、舗統合移転のご案内。」トレーダー。2013年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月1日閲覧。
- ^ 「メッセサンオー カオス館が6月に店舗移転」『AKIBA PC Hotline! Junk Blog』インプレス、2012年6月25日。オリジナルの2012年6月25日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「メッセサンオー同人ソフト館、移転閉店に」『アキバ総研』カカクコム、2011年6月20日。オリジナルの2011年6月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「5月30日閉店を告知したメッセサンオー同人誌館の様子」『AKIBA PC Hotline』インプレス、2010年4月24日。
- ^ 「老舗ショップのOVERTOPが2月末で閉店!」『ASCII.jp』株式会社アスキー、2005年1月11日。
- ^ 「OVERTOPの閉店にアキバ各ショップが驚きの声! 大手家電量販店の進出がショップ淘汰に拍車をかける?」『ASCII.jp』株式会社アスキー、2005年1月12日。
- ^ 「大阪なんば店OPEN記念キャンペーンのお知らせ」メッセサンオーPCソフト館。2002年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月6日閲覧。
- ^ 「MESSE-SANOH なんば店 08/31閉店」『日本橋blog』2005年7月2日。
- ^ 「なんば店閉店のお知らせ」メッセサンオーPCソフト館。2005年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月6日閲覧。
- ^ 「メッセサンオー、PCゲーム通販の顧客情報がネットで流出」『INTERNET Watch』インプレス、2010年4月2日。
- ^ 「「メッセサンオー」通販客1405人の住所、氏名などがネットで閲覧できる状態に」『ITmedia NEWS』ITmedia、2010年4月5日。
- ^ 「個人情報流出に関するお詫びとこれまでのお知らせにつきまして」『メッセサンオー・PCゲーム館』メッセサンオー、2010年6月28日。2010年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月2日閲覧。
- ^ 「メッセサンオーのスクリプトを開発した会社が「採用サイト」を隠し始める!」『ガジェット通信』東京産業新聞社、2010年4月4日。オリジナルの2010年4月7日時点におけるアーカイブ。