コンテンツにスキップ

メダリスト (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。36.3.207.161 (会話) による 2022年11月4日 (金) 14:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎主な登場人物)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

メダリスト』は、つるまいかだによる日本漫画フィギュアスケートを題材にしたスポーツ漫画で、『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2020年7月号から連載中[1]。「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門第1位[1]

あらすじ

この作品の舞台となっている名古屋スポーツセンター[2]

小学5年生(11歳)の結束いのりは、フィギュアスケートクラブ「ルクス東山FSC」に所属しており、フィギュアスケートでオリンピック金メダルを獲ることを目標としている[1]。彼女のコーチを務めるのは、「ルクス東山FSC」のアシスタントコーチの勧誘を受けた明浦路司である。そんな司といのりの奮闘を描いた熱血物語。

主な登場人物

結束 いのり
フィギュアスケートクラブ「ルクス東山FSC」に所属し、フィギュアスケートでオリンピックの金メダルを獲ることを目標としている少女。4月16日生まれで、血液型はA型[1]。物語開始時の身長は134cmで、その後伸び続けているが、同僚の同級生・狼嵜光達と比較しても、観客から「チビ」呼ばわりされる程、小柄な体格で彼女の悩みの1つに成っている。スケート以外には特技が殆ど無かったものの、好きなスケート技術の腕磨きを通じて、クラブに所属した翌年には体力テストで学年5位以内に入る程、得意に成るまでに至り、加えて勉強は苦手なものの、宿題を1人で向き合うまでに至っていて、物語開始から別人の様に成っている。好きなものは生き物、ミミズ、スケート。嫌いなものは数学漢字[1]で、九九計算を憶えられないこと加え、正確に司の姓名を読めない。
明浦路 司
いのりのフィギュアスケートコーチを務める男性(26歳)。9月4日生まれで、血液型はB型。好きなものは読書とポイント懸賞。嫌いなものはミミズ、ヘビ芋虫[1]。当初は居候先の加護家を出て、横浜を生活の拠点にする予定だったが、アイスダンスの元相方・高峰瞳から「ルクス東山FSC」のアシスタントコーチに勧誘され、受諾を渋っていたものの、偶々その場を母に連れられて訪問して来た、いのりの才能に惚れ込み、彼女のコーチを承諾。その後間も無く加護家に出戻り、なし崩し的に、いのり以外の、ルクス東山FSC内外の生徒を指導している。
結束 実叶
いのりの姉(初登場時19歳)。いのりと異なるクラブ「名城クラウンFSC」にかつて所属していた。いのりのことを「のんちゃん」と呼んでいる。いのりが彼女のスケートをする光景を見て自らもやりたいと思った程憧れていた。5歳からアイススケートを始め、入賞する程腕を上げて来たものの、中学生の時に、ジャンプの練習時に右足を骨折し断念する。物語開始時は、カナダ留学しているが、いのりの出場する大会が開かれるとき等に帰国することがあり[1]、score20で留学を終えて家族と共に観戦している。
結束 のぞみ
いのりの母。実叶に5歳のころからフィギュアスケートを習わせていたが、彼女は中学の時に挫折してしまったため、当初はいのりがフィギュアスケートをすることに反対していた[1]。しかし司が強く勧めたため、いのりがフィギュアスケートを始めることを渋々許可したが、初出場した大会の彼女の演技を見て、彼女の類稀な才能に気付かなかったことを深く恥じて、以降は彼女の夢を積極的に応援している。
瀬古間
大須スケートリンク受付担当の老人でいのりに、彼女の母に内密で無償でスケートの基礎を教えた影の恩人でもある。いのりの大会参加時には必ず列席し、演技終了後に感涙するのが恒例に成っている。フィギュアスケート事情通でもあり、偶々近くに座っていた加護父娘から規則について尋ねられると、実況中継さながらの解説をする。

書誌情報

  • つるまいかだ『メダリスト』 講談社〈アフタヌーンKC〉、既刊6巻(2022年7月22日現在)
    1. 2020年9月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-520783-3
    2. 2021年2月22日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-522253-9
    3. 2021年6月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-523607-9
    4. 2021年10月21日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-525162-1
    5. 2022年3月23日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-527132-2
    6. 2022年7月22日発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-528515-2

備考

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i Template:マンガペディア
  2. ^ 名古屋が舞台のおすすめご当地コミック”. 三洋堂書店. 2022年10月18日閲覧。
  3. ^ a b つるまいかだ - マンガペディア

外部リンク