マーク・ミニコッツィ

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マーク・ミニコッツィ
Mark Minicozzi
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ペンシルベニア州ウェイン英語版
生年月日 (1983-02-11) 1983年2月11日(41歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手一塁手三塁手外野手
プロ入り 2005年 MLBドラフト17巡目(全体522位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

マーク・ミニコッツィMark Minicozzi, 1983年2月11日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ウェイン英語版出身の元プロ野球選手内野手外野手)。右投右打。

経歴[編集]

プロ入りとジャイアンツ傘下時代[編集]

2005年MLBドラフト17巡目(全体522位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA-級セイラムカイザー・ボルケーノズ英語版でプロデビュー。70試合に出場して打率.321・2本塁打・36打点・4盗塁の成績を残した。

2006年はA+級サンノゼ・ジャイアンツ英語版でプレーし、124試合に出場して打率.282・4本塁打・77打点・2盗塁の成績を残した。

2007年はA+級サンノゼとAA級コネチカット・ディフェンダーズでプレーし、2球団合計で96試合に出場して打率.237・3本塁打・39打点・3盗塁の成績を残した。

2008年トミー・ジョン手術を受けた影響でプレーしなかった。

2009年4月4日にジャイアンツを自由契約となった[1]

独立リーグ時代[編集]

2009年5月にノーザンリーグカンザスシティ・ティーボーンズと契約[1]。8月には同リーグのウィニペグ・ゴールドアイズにトレード移籍[1]。この年は2球団合計で71試合に出場して、打率.235、9本塁打、44打点、1盗塁の成績を残した[2]

2010年は5月にアトランティックリーグカムデン・リバーシャークスと契約したが[1]、同月中にカナディアン・アメリカン・リーグウースター・トルネードズにトレード移籍[1]。この年は2球団合計で138試合に出場して打率.313、12本塁打、55打点、盗塁の成績を残した[2]

2011年もウースター・トルネードズと契約し、86試合に出場して打率.328、15本塁打、77打点、1盗塁の成績を残した[2]

ジャイアンツ傘下復帰[編集]

2012年5月17日にマイナー契約でジャイアンツに復帰した[3]。この年はA級オーガスタ・グリーンジャケッツ英語版とAA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズ[4]でプレーし、2球団合計で96試合に出場して打率.278、10本塁打、55打点、1盗塁の成績を残した[2]

2013年はAA級リッチモンドにでプレーし、128試合に出場して打率.309、10本塁打、66打点、3盗塁の成績を残した[2]

2014年はメジャーのスプリングトレーニングに招待選手として参加した[3]。開幕後はAAA級フレズノ・グリズリーズに所属し、89試合に出場して打率.298、12本塁打、62打点、1盗塁の成績を残した。シーズン終了後にFAとなった[3]

ナショナルズ傘下時代[編集]

2014年12月28日ワシントン・ナショナルズとマイナー契約を結んだ[3]

2015年は傘下AAA級シラキュース・チーフスでプレーし、56試合に出場して打率.228、2本塁打、15打点の成績を残したが、6月21日に自由契約となった[3]

ナショナルズ傘下退団後[編集]

2015年7月12日メキシカンリーグラグナ・カウボーイズと契約した[3]。ラグナでは30試合に出場して打率.364、9本塁打、24打点の成績を残した[2]

2016年は独立リーグ・アトランティックリーグのロングアイランド・ダックス[5]、前年も所属したラグナの2球団でプレーした。

2017年5月30日に独立リーグ・アトランティックリーグのサマセット・ペイトリオッツと契約した[6]。この年は68試合に出場して打率.239、8本塁打、36打点の成績を残した[1]

現役引退後[編集]

2021年にアトランティックリーグのチャールストン・ダーティーバーズの監督に就任[7]。就任初年度からチームをプレーオフ進出に導いた[7]

2022年は同リーグのケンタッキー・ワイルドヘルス・ゲノムス英語版の監督を務めた[7]

2023年1月4日に同リーグのメリーランド州フレデリックを本拠地とする新球団[注 1]の初代監督に就任した[7]

2024年は同リーグのスタテンアイランド・フェリーホークスの監督を務める[8]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ この時点では名称未定だったが、同年6月にスパイアシティ・ゴーストハウンズ英語版と発表された。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f Mark Minicozzi Stats & Scouting Report”. Baseball America. 2023年1月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e f Mark Minicozzi Minor, Winter, Independent & Mexican Leagues Statistics”. Baseball-Reference.com. 2023年1月9日閲覧。
  3. ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照。2023年1月9日閲覧。
  4. ^ 2011年より球団名変更
  5. ^ Coffey, Minicozzi and Dowd Signed by Long Island” (英語). Atlantic League.com (2016年4月8日). 2017年12月29日閲覧。
  6. ^ Somerset Patriots Sign Infielder Mark Minicozzi” (英語). Somerset Patriots.com (2017年5月30日). 2017年12月29日閲覧。
  7. ^ a b c d Mark Minicozzi to manage Frederick's new Atlantic League club”. Atlantic League Professional Baseball (2023年1月4日). 2023年1月9日閲覧。
  8. ^ FerryHawksの2023年12月11日のツイート2023年12月16日閲覧。

外部リンク[編集]