ピエール・バルー

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ピエール・バルー(2005年)

ピエール・バルー(Pierre Barouh 1934年2月19日 - 2016年12月28日[1])は、フランス音楽家であり、俳優でもある。又、インディレーベルサラヴァ』の主宰者であり、映画監督、プロデューサー、才能発見者である。

経歴[編集]

パリ生まれ。14歳のころから世界を放浪する。1966年の名作『男と女』でヒロインの夫役を演じ、一躍有名になった。俳優としてはクロード・ルルーシュ作品の常連だが、バルーは作詞作曲、歌もこなすシンガーソングライターである。14歳からギタリストとして音楽活動をはじめ、ポルトガルを旅した際にブラジル音楽ボサノヴァに出会い、フランスに戻りボサノヴァを広める。音楽レーベル『サラヴァ(Saravah)』を設立、独特の制作センスで多くの作品を発表すると共に、日本における「フレンチ・ボサ(French Bossa)」ブームの火付け役も担った。

私生活では、『男と女』で共演したアヌーク・エーメと1966年に結婚したが、3年後に離婚。その後日本人女性との間に子供をもうけている。近年は日本での活動も度々行い、公私共に日本と縁が深い。また、娘のマイア・バルーも、2006年から音楽活動を開始した。

『ル・ポレン(花粉)』は、高橋幸宏加藤和彦を筆頭に、YMOムーンライダース清水靖晃マライアなどのメンバーがサポートした。セゾンカードコマーシャル『一緒なら、きっと、うまくいくさ』に、表題作『花粉』が使用された。 翌年リリースされた『シエラ』アルファレコードでは、大貫妙子、立花ハジメとも共演した。

2016年12月28日心臓発作のため死去[1]

代表作[編集]

アルバム[編集]

  • 『VIVRE〜生きる』(1965)
  • 映画『男と女』 Un homme et une femmeサウンドトラック(1966)
  • 『サヴァ・サヴィアン』 Ça va, ça vient (1972)
  • 『バイキング・バンク』Viking bank (1976)
  • 映画『Le Divorcement』 Le Divorcement (B.O.F.) サウンドトラック(1979)
  • 『ル・ポレン』Le Pollen(1983)
  • 『シエラ』sierras(1984)
  • 『ノエル』Noêl(1991)
  • 『ラスト・チャンス・キャバレー』Au Kabaret de la dernière chance(1992)
  • 『一期一会』Itchi go Itchi e - Une rencontre, une occasion (1998)
  • 『ピエール・バルー ライヴ・アット・カルダン劇場’83 スターリング清水靖晃&ムーンライダース』1983年2月 パリのカルダン劇場コンサート(2001)
  • 『サウダージ』初期シングルとレア・テイク集(2002)
  • 『ダルトニアン』 Daltonien (2007)
  • 『Les Annees Az: l'Integrale des Chansons』 [CD/DVD] (2008)

シングル[編集]

  • サヴァ(1994年)

映画監督として[編集]

  • 『サラヴァ』Sarava,16 mm (1969)
  • 『サヴァ・サヴィアン』Ça va, ça vient, 16 mm (1970)
  • 『ファミリーアルバム』L'Album de famille, 16 mm (1976)
  • 『Les Grands Sentiments 』 Les Grands Sentiments,16 mm (1977)
  • 『Le Divorcement 』Le Divorcement,35 mm (1978)
  • 『On s'aimait tant à Santiago』ビデオ (1988)
  • 『Les Nuits de nacre』Hi8 (1989)
  • 『時と時間 L'Horaire et le Temps』Hi8 (1997)
  • 『La Rencontre joyeuse 』Hi8 (1997)
  • 『Knom Tiso』 Hi8 (2000)
  • 『Rencontre à Canta-Callo』Hi8 (2001)
  • 『Accordéon 』 (2002)
  • 『サヴァ・サヴィアン ビス』Ça va, ça vient (bis)Hi8 (bis) (2003)

俳優としての出演作[編集]

  • D’où viens-tu Johnny ?  (1963)
  • 乙女と猟銃 Une fille et des fusils(1964)
  • 漂流 "La derive" (1964)
  • 男と女 Un homme et une femme (1966)
  • パリのめぐり逢い Vivre pour vivre (1967)
  • Les Naufragés de l'ile de la Tortue 監督 Jacques Rozier (1974)
  • 続・男と女 Un autre homme, une autre chance (1977)
  • 夏の月夜はご用心 Il y a des jours... et des lunes (1990)
  • 愛する勇気 Le Courage d'aimer (2005)

作家として[編集]

  • 『サヴァ・サヴィアン 目を開けて夢見る者たち』(2008年、求龍堂)
  • 『Les Rivières souterraines』(2012年、A vos pages)

脚注[編集]

外部リンク[編集]