ビルマ族
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総人口 | |
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約3千万人 | |
居住地域 | |
![]() | 28,950,000人 |
![]() | 1,000,000人 |
![]() | 50,000人 |
言語 | |
ビルマ語 | |
宗教 | |
上座部仏教 | |
関連する民族 | |
Rakhine族,Marma族,Chakma族イ族、ナシ族、チベット民族 |
ビルマ族(ビルマぞく)は、ミャンマー人口の約7割を占める民族。自称はバマー(ビルマ文字:ဗမာလူမျိုး、Bamar)。
概要[編集]
人種としてはモンゴロイドに属する。チベット・ビルマ語族に属するビルマ語を話し、おおよそ9割が上座部仏教を信仰する。主にイラワジ川中流以南、シッタン川流域、ミャンマー海岸部に居住し、農業を営んでいる。
先祖はヒマラヤ山脈以北に住んでいた氐族と見られ、9世紀頃にイラワジ平野へと進出・定住した。王朝が存在した19世紀以前の伝統社会では、アフムダンという王権を支える階層(官僚、軍人など)と、アティーという農民層に分かれていた。ただし、伝統的な身分制度はイギリスの植民地下で廃止され、今日では存在していない。伝統生活様式という基盤はあるが、都市と地方の住民間には意識・行動・価値観などで相当な差異がある。ビルマ族の社会は、夫婦とその子供による核家族が中心である。ただし、複合家族も沢山見られ、結婚した子供達が親と一緒に暮らしたり、結婚した兄弟姉妹が同居したりする場合もある。
伝統的なビルマ族の社会には、姓という血縁集団は無く名前のみである。そのため、先祖の霊を祭る祖霊信仰は無く、遺産は子たちに均等に相続される。
外部リンク[編集]
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