ハウスコム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ハウスコム株式会社
Housecom Corporation
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3275
2011年6月23日上場
本社所在地 日本の旗 日本
108-0075
東京都港区港南2-16-1
品川イーストワンタワー9F
設立 1998年7月1日
業種 不動産業
法人番号 7010401052343
事業内容 不動産賃貸建物の仲介・管理業務・損害保険代理業
代表者 田村穂(代表取締役社長
資本金 4億2463万円
売上高 116億0百万円(2019年3月期)
営業利益 11億43百万円(2019年3月31日現在)
純利益 8億91百万円(2019年3月31日現在)
純資産 60億34百万円(2019年3月31日現在)
総資産 94億8百万円(2019年3月31日現在)
従業員数 991名(2019年3月31日現在)
決算期 3月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ
主要株主 大東建託
外部リンク www.housecom.jp
テンプレートを表示

ハウスコム株式会社は、日本不動産会社首都圏のほか、東海地方近畿地方四国地方九州地方で賃貸仲介業を行っている。2019年7月時点で、全国181店舗(直営店180、フランチャイズ1)を有する。大東建託グループの一角。

概要[編集]

1998年に賃貸住宅管理大手の大東建託株式会社の全額出資によって設立された関西ハウスコム株式会社が前身となっており、現在も大東建託は同社の過半数の株式を持つ筆頭株主である。

「住まいを通して人を幸せにする」を企業理念としている。

大東建託グループのため、大東建託が管理している物件に強みを持つ。同業他社によくみられるフランチャイズ展開はほとんど行わず、基本的に直営店方式で出店している。店舗スタッフは地元出身を中心に採用しており、地域に強いことをアピールしている。

本業である賃貸仲介業のほか、鍵交換やリフォーム保険などの仲介時に付随しやすい要望に応える仲介関連サービスを提供しており、第二の収益の柱となっている[1]。近年は不動産テック(Real Estate Tech)と呼ばれるITを活用したサービスに注力している。

不動産仲介業界はその特殊性ゆえに過重労働になりやすい環境であるが、ハウスコムは2018年から従業員の働き方改革に取り組む姿勢を見せており、短時間正社員制度の導入、育児手当の拡充、休職支援、若手社員を対象とした住宅手当奨学金返済用手当の新設などの施策を打ち出している。[2]

2018年度の仲介件数は76,323件。[3]

提供サービス[編集]

上記のような一般的なサービス[4]の他、不動産テックを活用することで多くの手続きをオンライン上で済ませられるシステムを同業他社に先駆けてリリースしている。例として、手元のパソコンスマートフォンから物件の内部を確認できるオンライン内見、人工知能を活用することで24時間物件について相談できるチャット、従来は対面のみに限られていた重要事項説明をネット回線などを介して行う"IT重説"の導入、自社プラットフォームのチャットとLINEとの連携、身分証明書などの契約に関する書類を撮影してアップロードすることで来店の手間を省略するなど、ITを活用したサービスを同業他社と比較しても数多く提供している。2019年には当分野の更なる強化を目指し、不動産テックに特化した子会社を傘下に加えた。

また、不動産仲介業とは異なる分野にも参入しており、オウンドメディアによる情報発信[5]、仮想ペットAIとの会話を楽しむアプリの配信[6]等を行っている。

2015年にはリフォーム業界に参入し、仲介時に発生する各ニーズへの対応サービスの内製化を進めている。

貸主向けとしては、原状回復時の設備修理や交換の費用を負担する”ほしょうmoコム”というサービスや、入居者を増やすためのリフォーム提案などを提供している[7]

長期在留ビザを取得した外国人向けに、来日前でも賃貸物件を借りることができる”GLOBAL SUPPORT PLAN”という仲介サービスを行っている[8]

その他、CSRの一環として、障害者雇用の拡大、児童養護施設の退所者への住居斡旋、障害者スポーツへの支援、障害者の就職支援等も行っている。

コラボ・タイアップ等[編集]

沿革[編集]

  • 1998年7月 - 大阪府堺市に関西ハウスコム株式会社を設立
  • 1998年9月 - 不動産仲介業務開始・周辺サービス斡旋開始
  • 1998年11月 - 本社を大阪府吹田市に移転
  • 2000年1月 - 本社を大阪府堺市に移転
  • 2000年12月 - 国土交通大臣免許として宅地建物取引業免許を取得
  • 2002年11月 - 本社を大阪府大阪市浪速区に移転
  • 2003年12月 - 関西ハウスコム株式会社から現社名に変更し、東京都港区に本社移転
  • 2003年12月 - (旧)ハウスコム株式会社(現・株式会社ジューシィ情報センター)から営業を譲受
  • 2006年4月 - 広告代理店業務を開始
  • 2007年3月 - 100店舗体制
  • 2011年6月23日 - 大阪証券取引所ジャスダック市場に上場
  • 2012年3月 - 賃貸住宅管理業者登録
  • 2015年5月 - リフォーム事業参入
  • 2015年11月 - 150店舗体制
  • 2016年4月 - 初のフランチャイズ店を浜松市に出店
  • 2016年7月 - オンライン内見、人工知能を用いた物件検索サービスを提供開始
  • 2019年5月 - ジューシィ出版株式会社をハウスコムテクノロジーズ株式会社に社名変更し子会社化
  • 2019年6月 - 東京証券取引所市場第二部へ市場変更[14]
  • 2019年8月 - 東京証券取引所市場第一部に指定変え[15]

ハウスコムテクノロジーズ株式会社[編集]

旧社名はジューシィ出版株式会社。かつては大東建託の子会社であったが、注力する不動産テック分野を更に強化する目的で2019年5月1日にハウスコムが全株式を買い取る形で完全子会社化した。[16]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 事業案内
  2. ^ 不動産賃貸仲介業界にも働き方改革を!”. 2019年1月20日閲覧。
  3. ^ ハウスコム株式会社
  4. ^ サービスのご案内
  5. ^ Living Entertainment
  6. ^ ハウスコム、AI(人工知能)ペットと対話サービス、『AI PET(アイペット)』β版をリリース!
  7. ^ ほしょうmoコム
  8. ^ GLOBAL SUPPORT PLAN
  9. ^ a b キャンペーンのご案内
  10. ^ トレファク引越でお得に新生活!
  11. ^ ダスキンサービスのご紹介
  12. ^ ハウスコム✕プロダクション人力舎
  13. ^ 宮本恒靖さんがボスニア・ヘルツェゴビナで掛ける「小さな橋」をハウスコムは応援しています
  14. ^ 東京証券取引所市場第二部への市場変更承認に関するお知らせハウスコム 2019年6月7日
  15. ^ 東京証券取引所市場第一部指定に関するお知らせ (PDF)”. ハウスコム株式会社 (2019年8月30日). 2019年8月30日閲覧。
  16. ^ 賃貸仲介のハウスコム、ジューシィ出版株式会社の株式取得。新たに商号を「ハウスコムテクノロジーズ株式会社」へ変更し、子会社化を発表。”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2019年5月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]