ナンガルハール州

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Nangarhar in Afghanistan.svg

ナンガルハール州(ナンガルハールしゅう、Nangarhār、ダリー語表記で ننگرهار)は、アフガニスタン東部にあるである。

概要[編集]

州東部、パキスタン国境には重要な交通の要衝カイバル峠Khyber Pass)があり、アジアハイウェイ1号線東京都中央区日本橋トルコブルガリア国境間)が通っている。州都はジャラーラーバード (Jalālābād ダリー語表記でجلال‌آباد)。面積7,727 km2、人口1,289,000人[1][出典無効]。2021年10月現在、知事はMullah Daoud Muhazmilがつとめている。

治安[編集]

2005年から2007年の麻薬生産量の推移

ケシの生産は2005年に急減[2]したが2007年に急増した。2012年現在でもアフガニスタン紛争 (1978年-1989年)の頃に設置されたといわれる地雷が残っており、爆発事故があると言う[3]

2008年8月26日、州内で人道支援活動を行っていた日本人1人がターリバーンに拉致、殺害された。

2019年12月4日、州内で灌漑事業などを行っていたペシャワール会代表の日本人医師・中村哲が州都ジャラーラーバードで武装グループの襲撃を受け、殺害された。

2021年までにターリバーンが州内を制圧したが、一方でISIL-Kなどの反ターリバーン武装勢力も伸長。2021年8月26日カーブル国際空港自爆テロ事件が発生した際には、アメリカ中央軍はナンガルハール州のISIL-K拠点を無人航空機で攻撃した[4]

脚注[編集]

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  1. ^ 2006年の公式推計[1]
  2. ^ Vanda Felbab-Brown (2006年3月23日). “Hasty poppy eradication in Afghanistan can sow more problems”. クリスチャン・サイエンス・モニター. 2014年3月8日閲覧。
  3. ^ “アフガニスタン、地雷爆発で少女10人が死亡”. AFPBB News (フランス通信社). (2012年12月18日). http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2917191/10009168 2012年12月22日閲覧。 
  4. ^ 米、アフガンIS系勢力に空爆 報復で立案者殺害か―空港テロ、死者180人超に”. 時事通信. 2021年8月28日閲覧。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]