デニス・レベデフ

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デニス・レベデフ
Denis Lebedev v Enzo Maccarinelli.jpg
計量後のエンゾ・マカリネリとのフェイスオフ
基本情報
本名 デニス・アレクサンドロビッチ・レベデフ
通称 The White Swan(白鳥)
階級 クルーザー級
身長 180cm
国籍 ロシアの旗 ロシア
誕生日 1979年8月14日(37歳)
出身地 スタールイ・オスコル
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 31
勝ち 29
KO勝ち 22
敗け 2
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デニス・レベデフDenis Lebedev1979年8月14日 - )は、ロシアプロボクサースタールイ・オスコル出身。現WBAIBF世界クルーザー級スーパー王者。ロシアのプロボクサーの多くが国外に拠点を移す一方、レベデフはロシアを活動拠点としている。パワフルなファイトを展開し強烈なフックで仕留める選手。プロモーターはワールド・ボクシング所属。トレーナーはフレディ・ローチ

来歴[編集]

2001年2月27日、モスクワでプロデビュー。6回判定勝ち。

2001年6月9日、ノウディーン・メリクウとロシアライトヘビー級王座決定戦で対戦し、3回TKO勝ち。

2001年12月26日、リーシボイ・ジャンベフ(ウズベキスタン)とロシアライトヘビー級の初防衛戦を行い9回TKO勝ち。

2004年9月24日、アーテム・ブツィキムとロシアライトヘビー級王座決定戦で対戦し、10回判定(3者とも100-90)勝ち。王座返り咲きに成功した(同王座は1度も防衛することなく返上)。この試合を最後に4年間のブランクを作ることになる。

減量苦を理由にクルーザー級に転向した。

2009年3月22日エリセオ・カスティーリョ(キューバ)と対戦。かつてはウラジミール・クリチコと対戦経験を持ち、経験豊富なベテランと対決し、5回TKO勝ち。

2009年7月18日、イギリス・マンチェスターにて、元WBO世界クルーザー級王者エンゾ・マカリネリ(イギリス)とWBOインターナショナルクルーザー級王座決定戦で対戦し、3回TKO勝ち。

2009年12月17日、アリ・イスマイロブ(アゼルバイジャン)とWBOインターナショナルクルーザー級王座の初防衛戦を敢行。6回終了時にイスマイロブが棄権を申し出てTKO勝ち。初防衛に成功した。

2010年2月22日、イグナシオ・エスパーザ(メキシコ)と2度目の防衛戦を行い、4回KO勝ち。2度目の防衛に成功した。

2010年7月17日、ドイツ・シュヴェリーンのスポーツ・アンド・コングレス・センターでWBO世界クルーザー級2位のアレクサンデル・アレクセーエフと対戦。2回左フックでダウンを奪い、起き上がろうとするアレクセーエフがふらつきそのまま10カウントでKO勝ち。

2010年12月18日、ドイツ・ベルリンマックス・シュメリング・ハレでWBO世界クルーザー級王者マルコ・フックに挑戦。12回1-2(116-112、113-115、113-115)の判定負けを喫し王座獲得に失敗。プロは敗北となった。

2011年5月2日、モスクワで再起戦。かつては世界4階級制覇のパウンド・フォー・パウンドだったが衰えが著しいロイ・ジョーンズ・ジュニア(アメリカ)と対戦し、最終10回終了間際にジョーンズを失神させKO勝ち。再起に成功した。ジョーンズは試合後病院に直行するほどのダメージが大きく、この試合はロシアでは評価が高かったが、逆にアメリカではレフェリーのストップのタイミングが遅いと言った批判が相次いだ。

2011年11月4日、モスクワでWBA世界クルーザー級4位のジェームズ・トニーWBA世界クルーザー級暫定王座決定戦を行い、トニーをまったく寄せ付けず12回3-0(3者とも120-108)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年1月5日、自身の他、パイパロープ・ゴーキャットジムミニマム級)、ホセ・アルフレド・ロドリゲスライトフライ級)、ファン・カルロス・レベコフライ級)、リボリオ・ソリススーパーフライ級)、ウーゴ・ルイスバンタム級)、ギレルモ・リゴンドウスーパーバンタム級)、ブライアン・バスケススーパーフェザー級)、リカルド・アブリルライト級)、ヨハン・ペレススーパーライト級)、イスマエル・エル・マスウーディウェルター級)、アンソニー・ムンディンスーパーウェルター級)、ハッサン・ヌダム・ヌジカムミドル級)、ブライアン・マギースーパーミドル級)の17階級中14階級の暫定王者が世界ランキング1位にランクインされた[1] [2]

2012年4月4日、ショーン・コックス(バルバドス)と対戦し、2回に右フックでコックスからダウンを奪い、そのままコックスが起き上がることが出来ず2回2分22秒KO勝ちで初防衛に成功した。

2012年10月20日、WBA世界クルーザー級正規王者ギレルモ・ジョーンズと王座統一戦を行う予定だったが、ジョーンズがトレーニング中に負傷したため王座統一戦は中止となった。

2012年10月30日、インドネシアジャカルタで行われたWBA総会で、ジョーンズの休養王座認定とレベデフの正規王座認定を決定した。これにより、レベデフが正式に正規王者となった。

2012年12月17日、モスクワ州クラスノゴルスク市ミャキニノのクロッカス・シティ・ホールでWBA世界クルーザー級8位のサンタンデル・シルガド(コロンビア)と対戦し、4回2分16秒KO勝ちで2度目の防衛に成功した。

2013年1月24日、休養王者ギレルモ・ジョーンズとのWBA世界クルーザー級王座統一戦の入札を同年2月6日午前11時に行うとWBAより通知を受けた[3]

2013年2月6日、上述の通知通り入札が行われ[4]、レベデフのプロモーターであるジョン・ワート氏は357000ドルで入札しモスクワで試合がしたかったのだが、ジョーンズのプロモーターであるドン・キング氏が712000ドルで落札し、パナマ、マイアミもしくはナイジェリアでいずれにしても4月に試合をしたい意向を示した[5][6]

2013年5月17日、モスクワ州クラスノゴルスク市ミャキニノのクロッカス・シティ・ホールで休養王者ギレルモ・ジョーンズと王座統一戦を行い、11回2分4秒KO負けを喫し王座統一に失敗、3度目の防衛に失敗し王座から陥落した[7]。しかし試合後にジョーンズがドーピング検査で違反薬物のフロセミドの陽性反応を示し、王座を剥奪されることになる[8]

2013年10月18日、ペルーで開催されていたWBA年次総会において違反薬物のフロセミドが検出されたジョーンズの王座を剥奪し、レベデフに王座を差し戻す判断が下された[9][10]

2013年12月19日、同月14日に再び休養王者となったギレルモ・ジョーンズとのWBA世界クルーザー級王座統一戦の入札を2014年1月6日午前11時に行うとWBAより通知を受けたが[11][12]、入札は延期となった[13]

2014年4月25日、モスクワのクリタツコエ・スポーツ・パレスで休養王者ギレルモ・ジョーンズと王座統一戦を行う予定だったが、試合直前にまたもジョーンズがドーピング検査で違反薬物のフロセミドの陽性反応を示したことが発覚した。両陣営が合意すればノンタイトル戦として行われたのだが、両陣営の合意が得られなかった為、試合は中止になった[14][15][16][17]

2014年9月27日、約1年半ぶりの試合。モスクワのダイナモ・スポーツ・パレスグリゴリー・ドロストvsクシシュトフ・ヴウォダルチクの前座で、WBA世界クルーザー級4位のパヴェウ・コウォジェイと指名試合を行い、2回KO勝ちを収め3度目の防衛に成功した[18]

2015年1月19日、WBAから暫定王者ユーリ・カレンガと王座統一戦の交渉を行い30日以内に対戦交渉で合意するよう指令が出た。同年2月20日を交渉期限とし、対戦交渉が合意に至らない場合は入札になるとのこと[19]

2015年3月5日、WBAはデニス・レベデフとユーリ・カレンガの間で行われる王座統一戦の入札を同月17日の午前11時にWBA本部で行うとの通知を出した。最低入札価格は20万ドルで、報酬の55%がレベデフに、残りの45%がカレンガに分配されるとのこと[20]。その後、合意に達し入札は回避された[21]

2015年3月16日、レベデフ陣営とカレンガ陣営が同年4月10日にモスクワで対戦することで合意した為、デニス・レベデフとユーリ・カレンガの間で行われる王座統一戦の入札は中止となった[22]

2015年4月10日、モスクワルジニキ・スタジアムで暫定王者のユーリ・カレンガと王座統一戦を行い、4回にダウンを奪われるも7回にダウンを奪い返し12回3-0(2者が115-112、116-111)の判定勝ちを収め王座統一に成功した(記録上は4度目の防衛)[23][24]

2015年5月16日、WBAは最新ランキングを発表。上述のカレンガ戦での勝利を評価し、レベデフをWBAの2015年4月度の月間優秀選手賞に選出した[25]

2015年11月4日、タタールスタン共和国カザンタトネフト・アリーナでWBA世界クルーザー級5位のラティーフ・カヨデと対戦し7回と8回に2度ダウンを奪い8回1分22秒TKO勝ちで5度目の防衛に成功した[26][27]

2016年2月8日、WBAはWBA世界クルーザー級2位ユニエル・ドルティコスとの間で指名試合を行うように指令を出した。暫定王者でWBA世界クルーザー級1位のベイブット・シュメノフが怪我の回復が遅れたため代わりにドルティコスとの指名試合を承認した。なお30日の交渉が締結しない場合は入札になる事[28][29]

2016年2月17日、WBAはレベデフとドルティコスとの間での対戦交渉が未締結のまま難航していることを受け、レベデフとIBF世界クルーザー級王者ビクトル・ラミレスとの王座統一戦を行うことを承認した。試合は同年4月30日に行われるとのこと[30][31]

2016年5月20日、WBAはクルーザー級統一トーナメントを開始すると発表。レベデフはスーパー王座に認定された[32][33]

2016年5月21日、モスクワのメガスポルトでIBF世界クルーザー級王者ビクトル・ラミレスと王座統一戦を行い初回から前進するラミレスをいなしながら強打をコネクトして圧倒。2回に左フックでダウンを奪い、最後は連打でラミレスの戦意を折ってレフェリーがストップ。2回1分57秒TKO勝ちを収めWBA王座は6度目の防衛、IBF王座獲得に成功した[34][35][36]。勝ったレべデフとベイブット・シュメノフは120日以内(同年9月上旬まで)に対戦し、その勝者はWBA世界クルーザー級暫定王者のユニエル・ドルティコスと対戦するよう指令を受けた[37]

2016年6月3日、IBFは最新ランキングを発表。上述のラミレスとの王座統一戦を制したレベデフをIBF世界クルーザー級王者としてランクインした[38][39]

2016年6月8日、WBAは最新ランキングを発表。上述のラミレスとの王座統一戦を制したレベデフをWBA世界クルーザー級スーパー王者としてランクインした[40]

2016年8月17日、レベデフの次戦の対戦相手がWBA世界クルーザー級6位でIBF世界クルーザー2位のムラト・ガシエフに決定した。試合は11月か12月にロシアで開催されるとのこと[41]

2016年12月3日、モスクワでWBA世界クルーザー級6位でIBF世界クルーザー2位のムラト・ガシエフと対戦し、WBA王座の7度目、IBF王座の初防衛を目指す[42][43]

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ WBA公式サイト WBA Official Ratings as of November/December 2011参照
  2. ^ 暫定王座が剥奪されたわけではないので、正規王者が長期離脱するような緊急性がある場合は暫定王座の防衛戦を行うことができる。正規王者の指名試合の対戦相手の最有力候補であるのと同時にWBAによる暫定王座の更なる乱造の自制の意味合いのある措置である為。
  3. ^ WBA opens Jones vs Lebedev fight to Purse Bid WBA公式サイト 2013年1月24日
  4. ^ LIVE STREAMING: Purse Bid Jones vs Levedev / WBA World Cruiserweight Title WBA公式サイト 2013年2月6日
  5. ^ Don King will promote Jones vs Lebedev WBA公式サイト 2013年2月6日
  6. ^ Lebedev vs. Jones Heads To April, King Wins Purse Bid BoxingScenecom 2013年2月6日
  7. ^ 激闘!ジョーンズ、レベデフを終盤KO ボクシングニュース「Box-on!」 2013年5月18日
  8. ^ Guillermo Jones Tests Positive For Furosemide”. BoxingScene.com (2013年7月26日). 2013年9月9日閲覧。
  9. ^ WBA strips Jones, Lebedev again cruiser champ fightnews.com 2013年10月18日
  10. ^ レベデフ王者復帰、ジョーンズのタイトル剥奪 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年10月19日
  11. ^ Guillermo Jones reinstated as champion in recess WBA公式サイト 2013年12月14日
  12. ^ WBA opens Lebedev – Jones to Purse Bid WBA公式サイト 2013年12月19日
  13. ^ Lebedev and Jones requested Purse Bid postponement WBA公式サイト 2014年1月4日
  14. ^ Guillermo Jones tested positive WBA公式サイト 2014年4月25日
  15. ^ Cancelled the fight Lebedev vs Jones II WBA公式サイト 2014年4月25日
  16. ^ Guillermo Jones fails drug test, Denis Lebedev rematch is off The Ring Magazine 2014年4月25日
  17. ^ ジョーンズに薬物反応、WBAクルーザー級戦中止 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月26日
  18. ^ レベデフ、コロジーを撃沈 WBAクルーザー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月28日
  19. ^ Lebedev vs Kalenga ordered to negotiate WBA公式サイト 2015年1月20日
  20. ^ Lebedev vs Kalenga to Purse bid WBA公式サイト 2015年3月5日
  21. ^ Lebedev-Kalenga Deal Reached, April 10 in Moscow”. Boxing Scene.com (2015年3月16日). 2015年3月16日閲覧。
  22. ^ Lebedev vs Kalenga avoid Purse bid and will fight on April 10 WBA公式サイト 2015年3月16日
  23. ^ Lebedev won by decision in Russia WBA公式サイト 2015年4月10日
  24. ^ ブルックがギャビンと防衛戦、アブリルは休養王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2015年4月11日
  25. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年5月16日
  26. ^ Alexander Povetkin claims stoppage win over Mariusz Wach Sky Sports 2015年11月4日
  27. ^ レベデフがカヨデTKO、ポベトキン12回ストップ勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2015年11月5日
  28. ^ ラウンドアップ ディブが仕切り直しの復帰戦 Boxing News(ボクシングニュース)2016年2月9日
  29. ^ WBA Orders Denis Lebedev-Yunier Dorticos WBA公式サイト 2016年2月9日
  30. ^ ゲバラ完封勝利、木村悠へのリベンジ誓う Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月21日
  31. ^ WBA Sanctions Cruiserweight Unification Bout WBA公式サイト 2016年3月3日
  32. ^ WBA Cruiserweight Tournament Begins WBA公式サイト 2016年5月20日
  33. ^ モスクワでC級統一戦、WBAがトーナメント発表 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年5月21日
  34. ^ Lebedev destroys Ramirez in two, unifies WBA and IBF cruiserweight titles fightnews.com 2016年5月21日
  35. ^ Lebedev Ices Ramirez at the Ice Palace WBA公式サイト 2016年5月21日
  36. ^ レベデフが2回TKO勝ち、クルーザー級王座統一 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年5月22日
  37. ^ WBA cruiserweight tournament kicks off”. Fight News.com (2016年5月20日). 2016年5月24日閲覧。
  38. ^ IBF Ratings IBF公式サイト 2016年6月3日
  39. ^ 前F級王者アムナットはSF級に、IBFランキング Boxing News(ボクシングニュース) 2016年6月6日
  40. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2016年6月8日
  41. ^ Lebedev to face Gassiev next Fightnews.com 2016年8月17日
  42. ^ Lebedev to defend against Gassiev on Dec 3 Fightnews.com 2016年9月21日
  43. ^ Lebedev vs. Gassiev in Title Match WBA公式サイト 2016年9月21日

外部リンク[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
ジェームズ・トニー
WBA世界クルーザー級暫定王者
2011年11月4日 - 2012年10月30日
次暫定王者
正規認定により消滅
前王者
休養王者
ギレルモ・ジョーンズ
第16代WBA世界クルーザー級王者

2012年10月30日 - 2016年5月20日

空位
次タイトル獲得者
ベイブット・シュメノフ
前スーパー王者
N/A
WBA世界クルーザー級スーパー王者
2016年5月20日 - 現在
次スーパー王者
N/A
前王者
ビクトル・ラミレス
第23代IBF世界クルーザー級王者

2016年5月21日 - 現在

次王者
N/A