ティサ川
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ティサ川。セゲドで撮影。
ティサ川(ティサがわ、ウクライナ語: Тиса, スロバキア語: Tisa, セルビア語: Тиса, ハンガリー語: Tisza, ルーマニア語: Tisa, ドイツ語: Theiß)は、バルカン半島を流れるドナウ川の支流の一つ。全長997 km。流域面積は約157,000 km2。
概要[編集]
流量の季節変化が顕著で、雪解け水などの影響によりしばしば洪水が起きる。1970年代にはハンガリーに洪水調整用の人造湖であるティサ湖が造られるなど、整備がすすめられ、灌漑利用などが進んでいる。
2000年1月、ルーマニア国内で金鉱山の鉱滓ダムが雪解け水の流入で崩壊。シアン化物や重金属を含む大量の土砂がティサ川へ流出し、環境汚染が深刻化したことがある[1]。
地理[編集]
ウクライナ西部のカルパチア山脈に発し、フツーリシュチナからハンガリー・ハンガリー大平原を南へ流れ、en:Tiszaújvárosでシャイオ川(ハンガリー語: Sajó、英語: Sajo river)と合流し、セルビアに入りベオグラードの北方約45 kmでドナウ川に合流する。
脚注[編集]
- ^ “金鉱山で使用されるシアンをめぐる動向について” (PDF). 資源情報センター企画調査室 (2013年1月13日). 2019年2月5日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- Tisa River - Ramsar Sites Information Service
- Felsö-Tisza - Ramsar Sites Information Service