トネリコバノカエデ
トネリコバノカエデ | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() 自然公園内のトネリコバノカエデ
| |||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Acer negundo L. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
トネリコバノカエデ |
トネリコバノカエデ(アメリカ英語: Ash-leaved maple, イギリス英語: Ashleaf maple)は、カエデ科の植物の1種。学名はAcer negundo。別名はネグンドカエデ。アメリカ合衆国ではボックスエルダー・メイプル(Box elder, Boxelder maple)とも。
種小名はニンジンボク(Vitex negundo)が語源で、葉の形状が類似することにちなむ[1]。
特徴[編集]
北アメリカ原産の落葉低木で、高さは10–25m、幹の太さは30-50㎝。雌雄異花で花期は4月頃。落葉樹であるが紅葉はしない。繁殖は挿し木、接ぎ木による。種子は他のカエデ属と同様の翼果。
日本への移入[編集]
日本への移入は明治時代以後。葉がトネリコ(Ash)に似ている事からついた英名からの訳として、トネリコバノカエデの名が用いられた。寒冷地向きで、北海道では街路樹となっている。
用途[編集]
公園木によく使われ、葉に斑が入った園芸品種がある。その品種には、斑を炎に見立てラテン語の「flamma」から「フラミンゴ」という品種名が付いている。
樹液は、メイプルシロップやメイプルシュガーとして利用される。
-
生息域
-
葉
-
フラミンゴ種の葉の斑