タウポ湖

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タウポ湖
タウポ湖
所在地 ニュージーランド北島
面積 616 km2
周囲長 193 km
最大水深 186 m
淡水・汽水 淡水湖
湖沼型 カルデラ湖
プロジェクト 地形
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岩面彫刻1979年作成)

座標: 南緯38度49分 東経175度55分 / 南緯38.817度 東経175.917度 / -38.817; 175.917 タウポ湖Lake Taupo)は、ニュージーランド北島タウポに位置する、ニュージーランド最大の表面積(616km²)を持つ

西暦181年の巨大噴火VEI7、噴煙高度50km)によってできたカルデラ湖。付近では現在も火山活動が活発で、温泉地熱発電所がある。

26,500年前には、VEI8の巨大噴火Oruanui eruption、噴出量は1170立方km、過去7万年で最大規模)を起こしている。

ワイカト川が流れ出ている。水質としてはリンが非常に多いものの、流入する窒素が非常に少ないために貧栄養状態にあり、透明度が高く非常に良好な水質を維持している[1]

などが生息。

タウポ湖畔マイン・ベイの南端の断崖には、マオリの彫刻がある。

文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 倉田亮 『世界の湖と水環境』p57 成山堂書店、2001年、ISBN 4-425-85041-6

関連項目[編集]

外部リンク[編集]