アントニオ・ターバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
アントニオ・ターバー
AntonioTarverRaiseJuly2011.jpg
基本情報
本名 アントニオ・デオン・ターバー
通称 Magic Man
階級 ライトヘビー級
身長 188cm
リーチ 191cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 1968年11月21日(46歳)
出身地 フロリダ州オーランド
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 38
勝ち 31
KO勝ち 22
敗け 6
引き分け 0
無効試合 1
テンプレートを表示
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
男子 ボクシング
オリンピック
1996 アトランタ ライトヘビー級
世界ボクシング選手権
1995 ベルリン ライトヘビー級
パンアメリカン大会
1995 マル・デル・プラタ ライトヘビー級

アントニオ・ターバーAntonio Tarver、男性、1968年11月21日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサーフロリダ州オーランド出身。「Magic Man」の異名を持つ。元WBAWBC世界ライトヘビー級スーパー王者。元IBF世界ライトヘビー級王者。

来歴[編集]

1996年アトランタオリンピックボクシングライトヘビー級に出場し、銅メダルを獲得した(準決勝でワシリー・ジロフに判定負けを喫した)。

1997年2月18日、プロデビュー。

2000年6月23日、全勝のままIBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦でエリック・ハーディングと対戦するも、プロ初黒星となる0-3(111-116、111-116、111-116)の判定負けを喫し、IBF級王座への挑戦権の獲得に失敗した。

2002年1月25日、レジー・ジョンソンの持つNABF北米ライトヘビー級王座並びにUSBA全米ライトヘビー級王座に挑戦し、2-1(114-113、115-112、112-115)の判定勝ちを収め、NABF王座の獲得に成功、USBA王座の獲得にも成功した。

2002年7月20日、インディアナポリスコンセコ・フィールドハウスでエリック・ハーディングと対戦し、5回43秒TKO勝ちを収め、2年ぶりの再戦でリベンジに成功した。

2003年4月26日、ロイ・ジョーンズ・ジュニアの王座返上に伴い空位となったWBC世界ライトヘビー級王座とロイ・ジョーンズ・ジュニアの王座剥奪に伴い空位となったIBF世界ライトヘビー級王座を懸けた一戦でモンテル・グリフィンと対戦。3-0(120-106、120-106、120-106)の判定勝ちを収めWBC王座の獲得に成功、IBF王座の獲得にも成功した。IBF王座は防衛戦を行わずに返上した。

2003年11月8日、マンダレイ・ベイ・ホテル&カジノで行われたWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ、IBO世界ライトヘビー級王座決定戦、WBA世界ライトヘビー級スーパー王座決定戦でロイ・ジョーンズ・ジュニアと対戦し、0-2(114-114、111-117、112-116)の判定負けを喫し、WBC王座から陥落、WBAスーパー王座の獲得に失敗、IBO王座の獲得にも失敗した。

2004年5月15日、マンダレイ・ベイ・ホテル&カジノロイ・ジョーンズ・ジュニアとのリターンマッチでWBAスーパー・WBC・IBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ、IBA世界ライトヘビー級王座決定戦並びにWBF世界ライトヘビー級王座決定戦を行い、2回1分41秒TKO勝ちを収め、WBC王座の再獲得に成功し、WBAスーパー王座、IBO王座、IBA王座並びにWBF王座を獲得した。7月にWBAスーパー王座を返上し、その後、グレンコフ・ジョンソンとの対戦を優先しWBC王座は剥奪された。

2004年12月18日、ステイプルズ・センターで行われたIBO世界ライトヘビー級タイトルマッチでグレンコフ・ジョンソンと対戦し、1-2(116-112、113-115、113-115)の判定負けを喫し、IBO王座から陥落した。翌2005年6月18日、フェデックス・フォーラムで行われたIBO世界ライトヘビー級タイトルマッチでジョンソンと再戦し、3-0(116-112、116-112、115-113)の判定勝ちを収め、IBO王座の再獲得に成功し、リベンジを果たした。

2005年10月1日、タンパベイ・タイムズ・フォーラムで行われたIBO世界ライトヘビー級タイトルマッチ並びにNBA世界ライトヘビー級王座決定戦でロイ・ジョーンズ・ジュニアと対戦し、3-0(117-111、116-112、116-112)の判定勝ちを収め、IBO王座の初防衛に成功しNBA王座の獲得に成功した。

2006年6月10日、ボードウォーク・ホールで行われたIBO世界ライトヘビー級タイトルマッチでバーナード・ホプキンスと対戦し、0-3(109-118、109-118、109-118)の判定負けを喫し、王座から陥落した[1]。映画『ロッキー・ザ・ファイナル』出演のためヘビー級の体を作り、直後ライトヘビー級に落としたため体調を崩したといわれている[要出典]

アメリカで2006年12月に公開された映画『ロッキー・ザ・ファイナル』で世界ヘビー級王者役を演じた。

2007年6月9日、ハートフォードのコネチカットコンベンションセンターでエルビル・ムリキとIBO世界ライトヘビー級王座決定戦を行い、2-0(116-112、115-113、114-114)の判定勝ちを収め、IBO王座の獲得にみたび成功した。

2008年4月12日、タンパベイ・タイムズ・フォーラムクリントン・ウッズの持つIBF世界ライトヘビー級王座と自身の持つIBO世界ライトヘビー級王座を懸け対戦し、3-0(119-109、117-111、116-112)の判定勝ちを収め、IBF王座の獲得に成功、IBO王座の2度目の防衛に成功した。

2008年10月11日、パームスでIBFは初、IBOは3度目の防衛を懸けチャド・ドーソンと対戦し、0-3(109-118、110-117、110-117)の判定負けを喫し、IBF王座の初防衛に失敗、IBO王座の3度目の防衛にも失敗し、IBF王座から陥落、IBO王座からも陥落した[2]

2009年5月9日、ハードロック・ホテル&カジノでチャド・ドーソンとIBF・IBO世界ライトヘビー級タイトルマッチで再戦し、0-3(111-117、111-117、112-116)の判定負けでIBF王座の再獲得に失敗、IBO王座の4度目の獲得に失敗した。

2010年10月15日、オクラホマ州オタワ郡のバッファロー・ラン・カジノでナギー・アギレラと対戦し、 3-0(98-92、98-92、98-92)の判定勝ちを収めた。

2011年7月20日、シドニーシドニー・エンターテイメント・センターでIBO世界ライトヘビー級王者ダニー・グリーンと対戦し、グリーンの9回終了時棄権によるTKO勝ちを収め、IBO王座の4度目の獲得に成功した。

2012年6月2日、カリフォルニア州 ホーム・デポ・センター・テニスコートラティーフ・カヨデとIBO世界ライトヘビー級タイトルマッチを行い、1-1(113-115、115-113、114-114)の判定で引分で初防衛となる筈だったのだが、カリフォルニア州アスレチックコミッション(CSAC)の薬物検査でアナボリックステロイドのドロスタノロンが試合後にターバーから検出され、ターバーは出場停止と罰金2500ドル(20万円)を科せられ、試合は無効試合となった。

2013年11月26日、約1年6ヶ月ぶりの復帰戦をヘビー級で行い4回TKO勝利を収める。

2014年3月、ラスベガスのカジノに2億円あまりの借金返済が滞ったとして逮捕される[3]

2014年9月29日、ジョナソン・バンクスと対戦予定であったが、ターバーが練習中に親指を骨折して試合中止になる[4]

2014年12月11日、カリフォルニア州で延期となっていたジョナサン・バンクスと対戦、7回KO勝利。

2015年6月、元恋人の女性から子供の養育費を支払うよう訴えられていた裁判で、ターバーに2012年から累積している未払いの養育費669,000ドルを支払うよう判決が下される[5]

獲得タイトル[編集]

  • NABF北米ライトヘビー級王座
  • USBA全米ライトヘビー級王座
  • NBA世界ライトヘビー級王座
  • WBC世界ライトヘビー級王座
  • IBF世界ライトヘビー級王座
  • WBA世界ライトヘビー級スーパー王座
  • IBO世界ライトヘビー級王座
  • IBA世界ライトヘビー級王座
  • WBF世界ライトヘビー級王座

脚注[編集]

  1. ^ ホプキンス、最終の美?飾る ボクシング総合ポータル「Box-on!」 2006年6月13日
  2. ^ ドウソン、ターバーに圧勝 IBF世界L・ヘビー級戦 ボクシング総合ポータル「Box-on!」 2008年10月13日
  3. ^ Antonio Tarver Boxer Arrested In Florida”. TMZ (2014年3月2日). 2014年8月13日閲覧。
  4. ^ Tarver Injured, Banks Fight Off; Diaz-Hidalgo New Main”. BoxingScene.com (2014年9月18日). 2014年9月19日閲覧。
  5. ^ Tarver Ordered to Pay $669K in Overdue Child Support”. Boxing Scene.com (2015年6月13日). 2015年6月21日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
ロイ・ジョーンズ・ジュニア
第28代WBC世界ライトヘビー級王者

2003年4月26日 - 2003年11月8日

次王者
ロイ・ジョーンズ・ジュニア
空位
前タイトル保持者
ロイ・ジョーンズ・ジュニア
第11代IBF世界ライトヘビー級王者

2003年4月26日 - 2003年11月(返上)

空位
次タイトル獲得者
グレンコフ・ジョンソン
前WBA・WBCスーパー王者
ロイ・ジョーンズ・ジュニア
WBA世界ライトヘビー級スーパー王者

2004年5月15日 - 2004年7月(返上)

次スーパー王者
返上により消滅
前王者
ロイ・ジョーンズ・ジュニア
第30代WBC世界ライトヘビー級王者

2004年5月15日 - 2004年(剥奪)

空位
次タイトル獲得者
トマシュ・アダメク
前王者
クリントン・ウッズ
第14代IBF世界ライトヘビー級王者

2008年4月12日 - 2008年10月11日

次王者
チャド・ドーソン