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アディソン・リード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アディソン・リード
Addison Reed
ツインズでの現役時代(2018年3月29日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡ランチョクカモンガ
生年月日 (1988-12-27) 1988年12月27日(37歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 MLBドラフト3巡目
初出場 2011年9月4日 デトロイト・タイガース
最終出場 2018年9月26日 デトロイト・タイガース戦
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アディソン・デボン・リードAddison Devon Reed, 1988年12月27日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡ランチョクカモンガ出身の元プロ野球選手投手)。右投左打。愛称はリーダー[1]

経歴

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プロ入りとホワイトソックス時代

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2010年MLBドラフト3巡目(全体95位)でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、プロ入り[2]

2011年9月4日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー[3]

2012年5月23日にロビン・ベンチュラ監督からクローザーに指名された[4]。この年は29セーブを挙げた[2]

2013年もクローザーとして活躍し、6月22日]のカンザスシティ・ロイヤルズ戦(カウフマン・スタジアム)では通算50セーブを記録した[5]。8月22日には、2003年ロサンゼルス・ドジャースエリック・ガニエ以来、ホワイトソックスとしては史上初となる6試合連続セーブを記録した[6]。最終的に、48回のセーブ機会で40セーブを挙げた[2]

ダイヤモンドバックス時代

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2013年12月16日にマット・デビッドソンとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[7]

2014年3月3日にダイヤモンドバックスと1年契約に合意した[8]。ダイヤモンドバックスでも引き続きクローザーを務め、62試合に登板して32セーブ(リーグ9位タイ)を挙げ、通算100セーブも達成した。しかし、投球内容は安定していたとは言えず、大事な局面で被弾するケースが目立った[9]。11被本塁打はメジャーのリリーバー全体でワースト3位タイの本数[9]であり、防御率は4.25・7敗を喫した[2]

2015年はクローザーの座から陥落し、38試合にリリーフとして登板。防御率4.20・2勝2敗・WHIP1.50と、不安定なピッチングが続いた[2]

メッツ時代

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2015年8月30日にミラー・ディアスマット・クックとのトレードで、ニューヨーク・メッツへ移籍した[10]。メッツでは調子を上げ、17試合に登板して防御率1.17・WHIP1.04・奪三振率10.0という好成績を残した。ダイヤモンドバックスとの合計では55試合にリリーフ登板し、3勝3敗4セーブ、防御率3.38、WHIP1.38という成績を記録。4年連続55試合以上に登板したほか、被本塁打3本はこの4シーズンで最少。防御率も、キャリアハイの数値をマークし、通年では安定感があったと言える[2]。また、同年はチームが西地区優勝を果たしたため、自身初となるポストシーズンのロースターにも初めて入ると、10月10日に敵地ドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャースとの地区シリーズ第2戦でポストシーズン初登板を果たした。この試合ではバートロ・コロンの後を受けて3番手で登板したものの、エイドリアン・ゴンザレスジャスティン・ターナーに連続の適時二塁打を浴びるなど0.1イニングを投げて1失点の内容だった(この試合では先発したノア・シンダーガードとコロンが残したランナーであったこともあり、彼に勝敗は付かず)。[11]。続くシカゴ・カブスとのリーグ優勝決定シリーズこそ2試合ともに無失点に抑える好投を見せてワールドシリーズ進出に貢献したものの[2]、ロイヤルズとのワールドシリーズでは本拠地シティ・フィールドで行われた第6戦に延長12回からジョン・ニースの後を受けて4番手で登板。この試合ではクリスチャン・コロンに適時打を浴びて続くアルシデス・エスコバーに連続の適時打となる適時二塁打を浴びるなど0.1イニングを投げて被安打3、5失点(自責4)の乱調でポストシーズン初黒星を喫した[12]。チームもこの失点が響いてこの試合に敗れ、シリーズ通算でも1勝4敗となったことでワールドシリーズ優勝を逃す結果となった[2]。このワールドシリーズでは5試合の登板で前述の失点など防御率9.82と結果を残せなかった[2]

2016年はリーグ2位タイとなる80試合に登板して防御率1.97・WHIP0.94を記録。奪三振率も2年ぶりに10.0台に復帰した[2]。この年もチームがワイルドカードで2年連続となるポストシーズンに進出するとワイルドカードゲーム英語版サンフランシスコ・ジャイアンツ戦(シティ・フィールド)では8回からシンダーガードの後を受けて2番手で登板。この試合では1イニングを投げて被安打1、敬遠を含む2つの四球を与えて満塁のピンチを背負ったものの、ジョー・パニックを三振に仕留めて無失点に抑える好投を見せた。チームは相手先発マディソン・バムガーナーの前に完封負けを喫して0対3で敗れ、ワイルドカードで敗退した[13]

2017年クローザージェウリス・ファミリアが、家庭内暴力の影響で離脱が見込まれた為、リードがクローザーを務めた[14]。チームを出るまでに48試合にリリーフ登板し、防御率2.57・1勝2敗19セーブ・WHIP1.12という成績を記録した[2]

レッドソックス時代

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2017年7月31日にジェイミー・カラハン英語版スティーブン・ノゴセクヘルソン・バティスタとのトレードで、ボストン・レッドソックスへ移籍した[15]。レッドソックス加入後はクローザーで投げず、29試合の登板でセーブは0だった。メッツとの合算では、77試合のリリーフ登板で2勝3敗19セーブ、防御率2.84、WHIP1.05、奪三振率9.0という成績だった[2]。なお、この77試合登板という数値は、MLB全体で3位タイの数字である[16]。また、同年はチームが東地区優勝を果たしたこともあり、自身にとって3年連続となるポストシーズンに出場。地区シリーズ第2戦(ミニッツメイド・パーク)ではエドゥアルド・ロドリゲスの後を受けて5番手で登板。この試合こそカルロス・コレアに適時二塁打を浴びるなど1イニングを投げて2失点の内容だったものの[17]、以降の試合では無失点に抑えた[2]。チームはヒューストン・アストロズに1勝3敗で敗れ、リーグ優勝決定シリーズ進出とはならなかった。オフの11月2日にFAとなった[18]

ツインズ時代

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2018年1月15日にミネソタ・ツインズと2年1675万ドルで契約を結んだ[19]。同年は55試合に登板したが1勝6敗と2年連続で負け越す結果となり、防御率も4.50と前年より悪化した[2]。その他の成績は10ホールド、44奪三振などだった[2]。また、この年はチームがポストシーズン進出を逃していたこともあり、自身にとって4年ぶりにポストシーズンでは登板しなかった。

2019年はメジャーでの登板機会が無いまま5月16日にDFAとなり[20]、21日に自由契約となった[2]

投球スタイル

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150km/h前後のフォーシームを軸に、スライダーを組み合わせる投球スタイルであり[9]、球種は少ない。左打者に強く、対左打率はそれぞれ2013年が.210[21]2014年が.219[9]という好数値を記録している。速球のノビがあり、三振奪取能力が高い[9]。欠点は、被本塁打が多い点である。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2011 CWS 6 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 33 7.1 11 1 1 0 0 12 0 0 3 3 3.68 1.50
2012 62 0 0 0 0 3 2 29 4 .600 238 55.0 57 6 18 3 2 54 0 1 30 29 4.75 1.36
2013 68 0 0 0 0 5 4 40 0 .556 295 71.1 56 6 23 2 2 72 2 0 31 30 3.79 1.11
2014 ARI 62 0 0 0 0 1 7 32 0 .125 252 59.1 57 11 15 2 1 69 3 0 31 28 4.25 1.21
2015 38 0 0 0 0 2 2 3 8 .500 181 40.2 47 2 14 5 0 34 2 0 19 10 4.20 1.50
NYM 17 0 0 0 0 1 1 1 6 .500 60 15.1 11 1 5 1 0 17 0 0 2 2 1.17 1.05
'15計 55 0 0 0 0 3 3 4 14 .500 241 56.0 58 3 19 6 0 51 2 0 21 21 3.38 1.38
2016 80 0 0 0 0 4 2 1 40 .667 304 77.2 60 4 23 4 0 91 4 0 18 17 1.97 0.94
2017 48 0 0 0 0 1 2 19 4 .333 200 49.0 49 6 6 1 0 48 1 0 14 14 2.57 1.12
BOS 29 0 0 0 0 1 1 0 11 .500 106 27.0 16 5 9 2 1 28 1 0 10 10 3.33 0.93
'17計 77 0 0 0 0 2 3 19 15 .400 306 76.0 65 11 15 3 1 76 2 0 24 24 2.84 1.05
2018 MIN 55 0 0 0 0 1 6 0 10 .143 242 56.0 65 11 15 3 3 44 2 0 30 28 4.50 1.43
MLB:8年 465 0 0 0 0 19 27 125 83 .413 1911 458.2 428 53 119 23 9 469 15 1 188 180 3.53 1.19
  • 各年度の太字はリーグ最高

ポストシーズン投手成績

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2015 NYM NLDS 2 0 0 0 0 6 1.1 2 0 0 0 0 1 0 0 1 1 6.75
NLCS 2 0 0 0 0 6 2.0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00
WS 5 0 0 1 0 17 3.2 4 0 1 1 0 1 0 0 5 4 9.82
2016 NLWC 1 0 0 0 0 6 1.0 1 0 2 1 0 1 0 0 0 0 0.00
2017 BOS ALDS 3 0 0 0 0 11 2.1 3 0 1 1 0 0 0 0 2 2 7.71
出場:3回 13 0 0 1 0 46 10.1 10 0 4 3 0 4 0 0 8 7 6.10

背番号

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  • 43(2011年 - 2018年)

脚注

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  1. ^ Red Sox Players Weekend nicknames explained” (英語). MLB.com (2017年8月24日). 2018年1月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p MLB公式プロフィール参照。2025年11月18日閲覧。
  3. ^ Baseball-Reference 参照。2018年1月15日閲覧。
  4. ^ Reed officially designated as White Sox's closer Yahoo! Sports
  5. ^ Chicago White Sox vs Kansascity Royals Box Score: June 22, 2013” (英語). Baseball-Reference.com. 2025年11月18日閲覧。
  6. ^ White Sox run streak to six with Gillaspie's HR in 12th”. mlb.com (2013年8月23日). 2013年8月27日閲覧。
  7. ^ “D-backs acquire Addison Reed from White Sox”. MLB.com (Arizona Diamondbacks) (Press release) (英語). 16 December 2013. 2018年1月15日閲覧.
  8. ^ “D-backs agree to terms with 22 players”. MLB.com (Arizona Diamondbacks) (Press release) (英語). 3 March 2014. 2018年1月15日閲覧.
  9. ^ a b c d e 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、467頁。ISBN 978-4-331-51921-9 
  10. ^ Mets finalize Addison Reed deal, ship 2 pitchers to Arizona”. New York Post (2015年8月30日). 2015年8月31日閲覧。
  11. ^ 2015 National League Division Series (NLDS) Game 2, Mets at Dodgers, October 10” (英語). Baseball-Reference.com. 2025年11月18日閲覧。
  12. ^ 2015 World Series Game 5, Royals at Mets, November 1” (英語). Baseball-Reference.com. 2025年11月18日閲覧。
  13. ^ 2016 National League Wild Card (NLWC) Game 1, Giants at Mets, October 5” (英語). Baseball-Reference.com. 2025年11月18日閲覧。
  14. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2017』廣済堂出版、2017年、279頁。ISBN 978-4-331-52084-0 
  15. ^ Ian Browne (2017年7月31日). “Red Sox acquire Reed for 3 prospects” (英語). MLB.com. 2018年1月15日閲覧。
  16. ^ 2017 Major League Baseball Pitching Leaders - Baseball-Reference.com (英語) . 2017年10月3日閲覧。
  17. ^ 2017 American League Division Series (ALDS) Game 2, Red Sox at Astros, October 6” (英語). Baseball-Reference.com. 2025年11月18日閲覧。
  18. ^ David Adler (2017年11月5日). “Key free agents for all 30 MLB teams” (英語). MLB.com. 2017年12月28日閲覧。
  19. ^ Rhett Bollinger (2018年1月15日). “Twins sign reliever Reed to 2-year contract” (英語). MLB.com. 2018年1月15日閲覧。
  20. ^ Daniel Kramer (2019年5月16日). “Twins add Adams to 'pen mix; Reed DFA'd” (英語). MLB.com. 2019年5月17日閲覧。
  21. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2014』廣済堂出版、2014年、425頁。ISBN 978-4-331-51809-0 

関連項目

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外部リンク

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