アディソン・バーガー

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アディソン・バーガー
Addison Barger
トロント・ブルージェイズ #47
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ワシントン州キング郡ベルビュー
生年月日 (1998-11-12) 1998年11月12日(25歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 遊撃手二塁手三塁手
プロ入り 2018年 MLBドラフト6巡目
初出場 2024年4月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アディソン・バーガーAddison Barger, 1998年11月12日 - )は、アメリカ合衆国ワシントン州キング郡ベルビュー出身のプロ野球選手内野手)。右投左打。MLBトロント・ブルージェイズ所属。

経歴[編集]

2018年MLBドラフト6巡目(全体176位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。49試合に出場して打率.194、3本塁打、18打点を記録した。

2019年アパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズ英語版でプレーし、13試合に出場して打率.283、2本塁打、8打点を記録した。

2020年COVID-19の影響でマイナーリーグの試合が開催されなかったため、公式戦の出場は無かった。

2021年はA級ダニーデン・ブルージェイズとA+級バンクーバー・カナディアンズでプレーし、2球団合計で96試合に出場して打率.244、18本塁打、82打点、7盗塁を記録した。

2022年はA+級バンクーバー、AA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツ、AAA級バッファロー・バイソンズでプレーし、3球団合計で124試合に出場して打率.308、26本塁打、91打点、9盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズ英語版に所属した。11月15日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]

2024年4月24日にIL入りしたケビン・キアマイアーに代わりアクティブ・ロースター入りすると、同日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「8番・左翼手」でメジャー初先発出場を果たした[2]

プレースタイル[編集]

遊撃守備では左翼手の横にいても内野ゴロでの一塁への送球でアウトにできると言われるほどの強肩を備え、打撃も年々成長中である[3]。元々は右打者だったが、少年時代に地元球団であるシアトル・マリナーズに所属していたイチローへの憧れをきっかけに左打席にも挑戦してスイッチヒッターとなった。なお、プロ入り後の2020年からは左打席専任となっている[4]

詳細情報[編集]

背番号[編集]

  • 47(2024年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Anthony Franco (2022年11月15日). “Blue Jays Designate Raimel Tapia, Bradley Zimmer For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2023年7月25日閲覧。
  2. ^ 'I take hacks': Meet Addison Barger, the Blue Jays' new slugger” (英語). MLB.com (2024年4月24日). 2024年4月25日閲覧。
  3. ^ 2023 MLB Prospects Watch – Toronto Blue Jays Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on July 25, 2023.
  4. ^ イチロー氏に憧れ左打ちに転向、ブルージェイズ有望株バーガー「日本的なスイングに」”. 日刊スポーツ (2023年2月27日). 2023年7月25日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]