ダニー・ジャンセン
トロント・ブルージェイズ #9 | |
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![]() 2018年7月15日 | |
基本情報 | |
国籍 |
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出身地 | イリノイ州エルムハースト |
生年月日 | 1995年4月15日(24歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 225 lb =約102.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2013年 MLBドラフト16巡目 |
初出場 | 2018年8月13日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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ダニー・ロバート・ジャンセン(Danny Robert Jansen, 1995年4月15日 - )は、アメリカ合衆国イリノイ州エルムハースト出身のプロ野球選手(捕手)。右投右打。MLB・トロント・ブルージェイズ所属。
経歴[編集]
2013年のMLBドラフト16巡目(全体475位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズでプロデビュー。36試合に出場して打率.246・18打点の成績を残した。
2014年はアパラチアンリーグのルーキー級ブルーフィールド・ブルージェイズでプレーし、38試合に出場して打率.282・5本塁打・17打点・2盗塁の成績を残した。
2015年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズとA級ランシング・ラグナッツでプレーし、2球団合計で53試合に出場して打率.210・5本塁打・30打点・2盗塁の成績を残した。
2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブルージェイズとA+級ダニーデン・ブルージェイズでプレーし、2球団合計で57試合に出場して打率.218・1本塁打・25打点・7盗塁の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスに所属した。
2017年はA+級ダニーデン、AA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツ、AAA級バッファロー・バイソンズでプレーし、3球団合計で104試合に出場して打率.323・10本塁打・48打点・1盗塁の成績を残した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[1]。
2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは、ブルージェイズの組織内で6位(シーズン途中で3位に上昇)にランクインした[2]。シーズンではAAA級バッファローでプレー。7月にはオールスター・フューチャーズゲームのアメリカ合衆国選抜に選出された[3]。8月12日にメジャー初昇格を果たし[4]、翌13日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦にて「9番・捕手」で先発出場してメジャーデビューすると、メジャー初安打を含む2安打を放った[5]。なお、この試合ではバッテリーを組んだ先発投手のショーン・リードフォーリーもメジャーデビューした。先発出場のバッテリーが同時にメジャーデビューしたのは、アメリカンリーグでは1967年のボストン・レッドソックスのビリー・ロアとラス・ギブソンのコンビ以来、51年ぶりだった[6]。8月14日のロイヤルズ戦で、ヒース・フィルマイヤーからメジャー初安打となる勝ち越し本塁打を打ち、チームも6-5で勝利した。レギュラーシーズンでは、31試合に出場し、打率.247だった。
人物[編集]
ダニーが9歳だった2004年、ジャンセン家は当時シアトル・マリナーズ傘下のA級ウィスコンシン・ティンバーラトラーズに在籍していたアダム・ジョーンズのホストファミリーとなっていた[7]。それから14年後の2018年8月、メジャーリーガーとなってジョーンズのいるボルチモア・オリオールズ戦で再会した[8]。
詳細情報[編集]
年度別打撃成績[編集]
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2018 | TOR | 31 | 95 | 81 | 12 | 20 | 6 | 0 | 3 | 35 | 8 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0 | 4 | 17 | 1 | .247 | .347 | .432 | .779 |
2019 | 107 | 384 | 341 | 41 | 72 | 12 | 1 | 13 | 125 | 43 | 0 | 1 | 1 | 1 | 31 | 1 | 4 | 79 | 8 | .207 | .279 | .360 | .640 | |
MLB:2年 | 138 | 479 | 428 | 53 | 92 | 18 | 1 | 16 | 160 | 51 | 0 | 1 | 1 | 2 | 40 | 1 | 8 | 96 | 9 | .215 | .293 | .374 | .667 |
- 2019年度シーズン終了時
年度別守備成績[編集]
年 度 |
球 団 |
捕手(C) | ||||||||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 |
捕 逸 |
企 図 数 |
許 盗 塁 |
盗 塁 刺 |
阻 止 率 | ||
2018 | TOR | 29 | 169 | 13 | 2 | 1 | .989 | 0 | 33 | 28 | 5 | .152 |
2019 | 103 | 803 | 47 | 4 | 8 | .995 | 4 | 61 | 42 | 19 | .311 | |
MLB | 132 | 972 | 60 | 6 | 9 | .994 | 4 | 94 | 70 | 24 | .255 |
- 2019年度シーズン終了時
記録[編集]
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2018年)
背番号[編集]
- 9(2018年 - )
脚注[編集]
- ^ Shi Davidi (2017年11月20日). “Jansen, Tellez among players added to Blue Jays’ 40-man roster” (英語). Sportsnet. 2018年8月31日閲覧。
- ^ 2018 MLB Prospects Watch – Toronto Blue Jays Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on August 31, 2018.
- ^ Jim Callis (2018年7月6日). “Futures Game rosters packed with prospects” (英語). MLB.com. 2018年8月31日閲覧。
- ^ Ricardo Arguello (2018年8月11日). “Appleton West grad Danny Jansen called up to major leagues with Blue Jays” (英語). Post Crescent.com. 2018年8月31日閲覧。
- ^ “Toronto Blue Jays at Kansas City Royals Box Score, August 13, 2018” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年8月31日閲覧。
- ^ Robert Falkoff (2018年8月14日). “Reid-Foley has learning curve in loss to KC” (英語). MLB.com. 2018年8月31日閲覧。
- ^ Shi Davidi (2018年7月15日). “Blue Jays prospect Danny Jansen pushing to prove he’s worth the wait” (英語). Sportsnet. 2018年8月31日閲覧。
- ^ Gregor Chisholm (2018年8月21日). “How Jansen and Jones share a baseball history” (英語). MLB.com. 2018年8月31日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Danny Jansen stats MiLB.com (英語)
- Danny Jansen (@D_Jansen31) - Twitter
- Danny Jansen (d_jansen31) - Instagram
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