アオノリ

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生の青海苔(浜名湖産)
生の青海苔を使った味噌汁(通称:磯汁)
アオノリ(素干)[1]
100 g (3.5 oz)あたりの栄養価
エネルギー 628 kJ (150 kcal)
炭水化物 56.0 g
- 食物繊維 38.5 g
脂肪 0.3 g
- 飽和脂肪酸 0 g
- 一価不飽和脂肪酸 0 g
- 多価不飽和脂肪酸 0 g
タンパク質 18.1 g
水分 9.4 g
ビタミンA相当量 1400 μg (156%)
- βカロテン 16000 μg (148%)
ビタミンB1 0.89 mg (68%)
ビタミンB2 1.61 mg (107%)
ビタミンB3 6.1 mg (41%)
パントテン酸(ビタミンB5 0.55 mg (11%)
ビタミンB6 0.49 mg (38%)
葉酸(ビタミンB9 260 μg (65%)
ビタミンB12 31.8 μg (1325%)
ビタミンC 40 mg (48%)
ビタミンD (0) μg (0%)
ビタミンE 2.4 mg (16%)
ビタミンK 3 μg (3%)
カルシウム 720 mg (72%)
鉄分 74.8 mg (598%)
マグネシウム 1300 mg (351%)
リン 380 mg (54%)
カリウム 770 mg (16%)
塩分 3400 mg (148%)
亜鉛 2.6 mg (27%)
コレステロール 1 mg
 %はアメリカにおける成人向けの
栄養摂取目標 (RDIの割合。
ボウアオノリ乾物100g中の食物繊維[2]
項目 分量
食物繊維総量 49.9 g
水溶性食物繊維 19.6 g
不溶性食物繊維 30.3 g

アオノリ(青海苔、英語: green laver)は、スジアオノリウスバアオノリヒラアオノリボウアオノリなどの海藻の総称。寒帯から熱帯まで広く分布する。アオノリ類は、緑藻綱アオサ科アオノリ属 Enteromorpha に分類されていたが、近年アオサ属 Ulva に移された[3][4]

天日で乾かした後に粉末状に加工したり、漉いたりして食用とする。独特の香りと鮮やかな色が特徴である。近年は生の青ノリも流通している。日本の高知県室戸市では海洋深層水を用いて青ノリの陸上培養養殖が行なわれている。

養殖[編集]

伊勢湾などで養殖が行われている。

青海苔の加工品と用途[編集]

食材[編集]

採取されたアオノリ類は水洗いして風で乾かしたあと、材料として出荷される。この状態で市場に出るものもあり、汁物天婦羅などにして食べられる。また、海苔と混ぜて板海苔を作ったり、アオノリ単独または海苔と合わせて佃煮に加工されたりもする。近年は生の青ノリも流通しており、食料品店の鮮魚コーナーでのパック入り販売や、寿司店や料亭などでの「磯汁」として目にする機会も多い。

青海苔粉[編集]

熱風乾燥させ、2〜3mmの大きさに粉砕されたものは、日本料理や菓子の香り付け、色づけに用いられる。アオノリ類以外にアナアオサなどのアオサ属 Ulva の海藻も併用されている。

青海苔粉が使われる食品:

脚注[編集]

関連項目[編集]